首脳会談拒否を「菅総理は少数派だから」とする韓国側の主張

韓国には、結構前から、明らかに矛盾する二つの主張があります。「韓国を叩くのは日本の一部右翼政治家だけ。日本国民はそうではない(民間がどうとか文化がどうとか~)」と、「日本の政治家たちは『韓国叩き』を政治利用している」という主張です。いわゆる韓国叩き(한국 떄리기)が「日本国民が望んでないこと」なら、それをどうやって政治利用すると言うのでしょうか。でも、この矛盾を指摘する声はありません。長期連載作品にたまに見られる、設定の矛盾といったところでしょうか。というか、韓国の日本関連主張は、矛盾しないものを見つけるのが難しいですが。

菅総理になってから、ここにもう1つの主張がプラスされました。『菅総理は支持率が低く少数派閥なので、韓国の提案を受け入れることができない』というのです。安倍総理のときも、現在の懸案事項(賠償判決とかレーダー照射問題とか輸出管理厳格化とか)が起きてからは、いまと変わりなかった気がしますが・・その矛盾もまた、指摘する声はありません。

今日は、韓国日報が似たような主張をしながら、「やはり、バイデン大統領の仲裁による首脳会談しか無い」という記事を載せました(引用部分にはありませんが、急にそういう結論で終わります)。「日本のせいだ」という趣旨が言いたかったかもしれませんが、これはそのまま「韓国は自力ではなにもできない状況だ」と自白するようなものにすぎません。以下、韓国日報から引用してみます<<>>が引用部分となります。

 

<<韓日関係は、10年以上も構造的、長期的に悪化状態に置かれている。このような状況下で、昨年秋から文在寅政府は対日関係を改善し、正常化しようと、とても頑張っている。この動きは、バイデン政権発足後、米国の東アジアの戦略に呼応する脈略で推動されている。つまり、米国は同盟国との間の連携を構築し、中国を牽制し、北朝鮮の脅威に共同対処するために、韓米日三角安保体制の強固を強力に注文している。また、ハノイ会談失敗以降 停滞している朝鮮半島の平和プロセスを再起動するために、日本のオリンピックを活用しようとする戦略的計算も一役買っている。

このような努力にも、日本は動かない。一言で、菅首相は文在寅大統領が慰安婦、徴用問題の解決策を出さないなら、差し出す手を無視するという姿勢だ。文大統領は慰安婦問題については、「2015年慰安婦の合意は、政府間の公式の合意」と認め、徴用賠償の現金化措置については、「当惑」と言明することにより、実質的に対日賠償を請求する考えがないことを明らかにした。もちろん、この言明にもかかわらず、解決策については、まだ具体的な進展を見せていない。

期待を集めた英国G7会議の席上での文在寅大統領と菅首相の略式会談は、「おまえのせいだ」という言い争いだけを残して失敗に終わった。外交部は日本が「独島(※竹島のこと)防御訓練」を口実に、日本が一方的に会談の約束を破棄したと批判した。日本外務省は、確約の無い首脳の対面が日程上の問題で実現されなかったと解明した。このハプニングは、基本的に、韓日政府の首脳間の戦略的コミュニケーションと対話最小限の信頼さえも存在しないことを如実に示した・・

では、なぜ菅政府は韓国に対して器の小さい、頑固な態度を捨てないのだろうか。バイデン政権の韓米日協力協力から自由になれないのは、菅政府も同じだ。菅も深化する米中戦略対決構図の下で韓国との妥協を介して近隣外交を安定させる必要性を感じているはずである。伝統的に、日本の戦略家たちは、韓​​半島を「日本に向けられたピストル」に喩え、韓半島の対日敵対勢力化を懸念してきた。それでも菅首相にとって日本国内の政治の現実はそれほど容易でないようだ。

菅首相は、コロナ危機を克服し、東京オリンピックを成功させて、9月の自民党総裁選と10月総選挙で勝利を手にすることで、1年間の暫定政権というレッテルを剥がして本格的な政権として再出発しようとする夢を見ている。自民党内の少数派で内閣支持率下落に苦しむ姿首相としては、韓国との適当な妥協がもたらす反作用を警戒しているのだ。日本の政界とマスコミは、文政府を「親北反日政権」とレッテルを貼って見る傾向が強いからである・・>>

 

段落1:日米の「自由で開かれたインド太平洋」政策に「戦略的あいまい」という形で参加しなかったのは韓国です。それに、安保をそんなに気にするなら、韓米軍事演習がここまでダメになることもなかったでしょう。段落2:韓国の国際法違反状態に関する話が無いと何の意味もありません。裁判所がやったことだからボクはしらないよ~としてきたのは文大統領です。段落3:日本が言い訳をしたというふうにミスリードするためでしょうか? 日本側は「解明」したのではなく、略式会談が予定されていたことを「否定」しました。すなわち「お前のせいだ」としているのは韓国だけで、日本は「寝耳に水」と言っただけです。段落4:ピストルがどうとかの話は検索してみても出てきません。誰が言ったのでしょうか。段落5:最初に書いた主張と同じです。いや、安倍総理のときも今と大して変わらなかったような・・それに、「親北反日」でないなら、なんだと言うのでしょうか。

 

このように、「適当な言い訳」を、まるで何かの分析のように包装し、1つ、また1つ増やして・・そうやって後始末できないほど膨れ上がったのが、韓国の歴代政権がやってきた「反日の政治利用」ではないでしょうか。

 

 

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