韓国の外交、踏んだり蹴ったり・・北朝鮮は北京に選手団送らず、米国は日本と北ミサイル関連会談を2回も行い、韓国とは会談せず

北朝鮮が、北京オリンピック・パラリンピックに参加しないと公式に発表しました。もともと参加する資格もなかったのに、まるで「いろいろ考えてみたけど、やはり参加しないことにした」な内容です。韓国側のメディアは、北朝鮮の不参加そのものより、文大統領最大の夢だった『北京オリンピックで終戦宣言』が不可能になったことを報じています。

率直に言って、「それ、まだ諦めてなかったのか」としか思えませんが・・記事を読んでみると、韓国内には、「それでも、それでも中国がなんとかしてくれる」と期待する声もあった、とのことでして(北朝鮮不参加よりこちらのほうが驚きです)。ちなみに、北朝鮮がわざわざ「パンデミックのせい」としたのは、外交使節も派遣しないという意味だと、記事は分析しています。

また、北朝鮮のミサイル関連で、つい先『韓国の方に撃たなかったから挑発ではない』としていた韓国ですが(二日前の過去エントリー)、日米は直後に2回も会談を行ったものの、そこに韓国は呼ばれなかった、とのことでして。踏んだり蹴ったり(文だりKったり?)な状態の韓国外交です。以下、まずはニュース1から引用してみます。各紙、<<>>が引用部分となります。

 

<<北朝鮮が、来月開催される北京冬季オリンピックに選手団を送らないと明らかにした。これまで政府が主力してきた文在寅政府『任期内終戦宣言』が、事実上、難しくなった。7日、労働党機関紙 労働新聞によると、北朝鮮オリンピック委員会と体育省は、中国オリンピック委員会とオリンピック組織委員会、国家体育総局に手紙を送って、冬季オリンピック不参加の意を知らせた。北朝鮮は「敵である勢力の策動と、世界的な大流行感染症の状況で、競技大会に参加できなくなった」とし「オリンピック祭りを用意しようとする中国同志たちのすべての事業を全面的に支持、応援する」と述べた。手紙は5日、中国駐在北朝鮮特命戦権大使が伝達した。

国際オリンピック委員会(IOC)は昨年、コロナを理由に東京夏季オリンピックに参加しなかった北朝鮮に対して、今年末までオリンピック参加資格を停止した。これにより、北朝鮮は参加資格が無かったが、一部では中国が外交的不参加を宣言した米国に対応し、北朝鮮の参加を引き出すこともできるという可能性が提起された。しかし、北朝鮮は手紙を通じて選手団を送らないという意を明確に明らかにし、中国が北朝鮮参加をめぐってIOCなど国際社会を対象に説得作業に乗り出すという期待感も消えることになった。

「外交的参加」の余地は残っているが、実際に行われる可能性は希薄だ。北朝鮮は新型コロナ国境封鎖を続けているし、中国は「ゼロコロナ」政策を維持する状況で、防疫面でのリスクを背負う可能性は少ない。北朝鮮は北京オリンピック不参加の理由の一つとして「大流行感染症状況」にも言及した。北朝鮮の不参加意思を公言したことで、南・北・中の首脳が北京オリンピックで一緒に立っている姿を見せ、「朝鮮半島平和プロセス」の動力を作ることは難しくなったと見える・・>>

 

ここからは文化日報です<<北朝鮮が2月の中国北京で開かれる冬季オリンピックに、不参加を公式化し、文在寅政府が推進していた「終戦宣言」をはじめとする任期終盤の南北関係改善構想も、座礁された。政府は5年間、北朝鮮を中心に外交戦略を組んで国際社会が推進する対北制裁には逆行する姿を見せてきた。米国・日本など友好国が推進していた北京オリンピックに対する外交的不参加にも同調しなかった。対北朝鮮宥和政策の推進にもかかわらず、北朝鮮の核・ミサイル開発は止まらず、北朝鮮との安定的な対話ラインもきちんと作り出せず、任期末まで北朝鮮の『アメとムチ』戦略にただ弄ばれただけだ、との指摘が出ている。

政府は過去5年間の対北朝鮮政策で朝鮮半島に緊張が緩和されたという立場を繰り返している。しかし、北朝鮮は各種ミサイル開発を通じて挑発を多様化・高度化させており、2020年6月には南北共同連絡事務所を爆破するなど挑発を繰り広げた。政府の対北朝鮮中心対外戦略は、同盟国との関係にもありえない気流を作った。北朝鮮が極超音速ミサイルを発射した(5日)あと、トニー・ブリンケン米国務長官は、林芳正日本外務相と6、7日連続して会談を行い、北朝鮮に対する今後の対応と状況管理問題を議論したが、そこに韓国は含まれていなかった>>

 

でも、文大統領の支持率はまだまだ40%を維持していて、単純比較は難しいにせよ、次期大統領候補の支持率よりも高いんですよね、これが。口では「統一なんかどうでもいい」とする人が多いけど、幼かった頃から『民族』関連の教育を受けて育ったせいか、どうしても北朝鮮との平和プロセス、韓民族の真の姿(合体?)、そんな言葉に強い未練を持っているのでしょうか。

 

 

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