長官候補聴聞会、なぜか日本関連ばかり・・「長官になったら竹島に上陸できるか」「分かった、行く」

長官(~相にあたいします)候補の聴聞会が開かれています。一応、国会が聴聞会して不適格だと報告書を出しても、大統領の権限で任命できます。文大統領がよくやってました。でも、さすがに大統領としても、そして候補本人としても負担になるのは事実。共に民主党は「3人は落としてやる」と言ってるそうです(汗)。

さて、他の件はともかくして・・なぜか日本関連の話が多いようで、エントリーしてみます。天皇誕生日パーティーに参加したことで、不買運動(ノー ジャパン)期間に日本旅行に行ってきたことで、候補たちは様々な理由で責められています。確か、期間設定は無かったはずですが。

特に、日本の市民意識・遵法意識の高さを学ぶべきだとするコラムを書いてきた中央日報記者出身パクボギュン候補は、『独◯(※以下、竹島)はどの国の領土か』という質問まで受けました。以下、一部の単語は直訳を避け、適切なものに変えてあります。

 

まず、文化体育観光部長官候補のパクボギュン氏。彼は天皇誕生日パーティーに参加したこと、日本の市民意識を高く評価したコラムなどを指摘されました。MBNの報道によると、2013年、駐韓日本大使館で開かれた天皇誕生日パーティーに参加したことで「どうやって招待状がもらえたのか」「どうやって他の記者とは違いパーティー場内で取材できたのか」(なにか特別な関係ではないのか、という意味です)と一斉攻撃(?)を受けました。

「招待状なしで出席した」「帰ってきて安倍の政策を批判する記事を書いた」と反論しました。また、李明博当時大統領の竹島上陸を批判する記事を書いたことで、「大統領が自国の領土に行くとなぜいけないのか」などと責められました。「メディア今日」の報道によると、「その島はどの国の領土か」という質問まで出てきて、「聴聞会がつまらなかったこともあって、各メディアはこの件で記事を書きまくった」とも。結局、パク候補は、他の国会議員から「長官になったら、委員たちと一緒に竹島に上陸できるか」と質問され、「分かった、行く」と答えました。

 

次は、これに比べるとまだかわいい(?)案件ですが、ジョンホヨン保健福祉部長官候補。なんと、2019年になんで日本に家族旅行に行ってきのかと質問され、『あまりにも不注意なことだった』と答えました。ここはニュース1から引用してみます。<<~>>が引用部分となります。

<<2019年7月、日本政府の輸出管理強化と国民的な怒りにより、いわゆるノージャパン運動が行われた時期、ジョンホヨン保健福祉部長官候補者が家族と日本を旅行したことについて「とても不注意だったと思う」と明らかにした・・・・「2019年7月は日本政府の輸出管理厳格化措置と旧朝鮮半島出身労働者問題で、憤怒が高まっていた。この時期、あえて日本行ってきた候補者は、常識と認識に、問題があるのではないか」と指摘された・・・・ジョン候補は「知人に会いに行ったが、今思えば、そこまで重要な理由ではなかった。とても不注意なことだったと思う」と説明した・・>>

 

こうしてみると、やはり韓国社会は、日本に依存している・・と思わずにはいられません。大小様々な案件において、基準がこれですから。だいたい、公金の不正使用ならともかく、普通に家族旅行に行ってきたことでここまで『言わせる』とは、どういうことでしょうか。同じく、ハンドクス国務総理候補も、三菱重工などを(例の最高裁判決などで)弁護したローファームの顧問だったことで、日本が~日本が~と叩かれました。でも、「知らなかったけど?」「法を破ったことなど無いけど?」と、かなり強気だったそうです。

 

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