(短めの臨時更新)韓国、地方選挙・補欠選挙の出口調査結果・・尹政権、大勝利。李在明氏も国会議員当選で命拾い(?)か

今日、地方選挙がありました。特に17ヶ所の広域自治体の長と、7ヶ所の補欠選挙結果が注目されました。出口調査結果が発表されましたので、お伝えします。この前の大統領選挙ではアタリましたが、韓国では出口調査がそこまで正確ではありません。そこは念頭に置いてください。

ちなみに、広域自治体とは、ソウル特別市、釜山広域市、仁川広域市、大邱広域市、光州広域市、大田広域市、蔚山広域市、世宗特別自治区、京畿道、江原道、忠清北道、忠清南道、全羅北道、全羅南道、慶尚北道、慶尚南道、済州特別自治道のことです。

 

結論から書きますと、ユンたん大勝利です。与党の『国民の力』側の候補が、17つの広域自治体のうち、10ヶ所で優勢、3ヶ所で「接戦」となっています。野党『共に民主党』は、4ヶ所で優勢。しかし、その4ヶ所というのが、光州、全羅南道、全羅北道、済州です。

済州以外は、『民主党が負けるはずがない』ところなので、もっとも基本的な勢力しか取れなかったことになります。京畿道で『接戦(どうなるか分からない)』となっているのが唯一の救いではないでしょうか。いままで李在明(イジェミョン)氏が縄張りとしていたところでも接戦とは、これはこれで共に民主党としては情けない話です。

 

気になるソウル市長は、現役のオ・セフン氏の再選が有力です。また、国会議員選挙に出馬し、『免責特権を狙ったものではないのか』と言われていた李在明氏も、出口調査結果だと、当選しそうです。命拾いした、いや、なんとか延命できた、と言えなくもない・・そんな気もします。

国会議員補欠選挙の場合は、なぜか2ヶ所だけ出口調査を行った(KBSのホームページにそう書いてありました)とのことですが、その2ヶ所の出口調査結果だと、仁川地域の選挙区に出馬した(なんで京畿道でもなく仁川なんでしょうね)李在明氏と、京畿道の選挙区に出馬したアン・チョルス氏が、それぞれ当選が有力である、とのことです。もともと補欠選挙でも4ヶ所以上は与党が勝利すると言われていたので、総合的に「与党の圧勝」と言っても問題ないでしょう。

 

もし、これで「接戦」とされている京畿道の自治体長まで逃すことがあったら、共に民主党が受けるダメージは想像以上に大きいでしょう。新政権ブーストというのもあったとは思いますが、個人的に、『左』陣営は『結集』に失敗した、と見ています。朴槿恵氏のあとに保守陣営を集結させる『人』がいなかったこと、それがそのまま左側でも起きているわけです。文在寅氏が育てた後継者、チョグク氏が途中下車してしまったのは、本当に大きかったと実感できます。

 

で、ここでちょっと申し訳のない告知ですが・・明日、丸一日、休みます。どっか遊びに行くわけでもなく、普通に休みます。あじさいでももう一本買ってこようかな・・と思っている所です。ブログを書いていると、体が疲れることはほとんどありませんが、なんというか、本当に『曇る』というかなんというか、頭の方から『休め』とサインが来ることがあります。ちょうど昨日の夕方あたりからそんな感じで、6月2日は休みます。3日の朝からまた頑張りますので、よろしくお願いします。

 

 

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