また似たような内容で恐縮ですが・・また『日本は何もしないのに、なんで尹政権はこんなに焦っているのか』という内容になります。ソース記事はCBS(ノーカットニュース)ですが、「金浦羽田路線の再開は関係ないだろう」「参議院選挙が終わったところで何か変わるとも思えない」など、いままでとは違う見方がいろいろ書いてあります。
いや、「違う」といっても、日本側は普通にそんな反応でしたので・・しびれを切らし、今まで雰囲気的に書かなかったことを書いてしまったのかもしれません。安保専門家の言葉として、『最近の尹政権、日本関連で何か話すたびにマイナスにしかならない』、とも。いや、政権変わる前からそうだった気もしますが。しかし、見方が現実的になったとしても、結局記事が主張するのは、『日本のシャ◯イ』です。◯は『ザ』です。すみません。以下、いつもどおり<<~>>で引用してみます。
<<尹錫悦(ユンンニョル)政権が日韓関係の復元にかなり力を入れているのとは異なり、日本側はパッとしない反応だ。日本はゆったりとしている反面、韓国は慌てているような姿であり、温度差を表わしている。朴振(パクジン)外交部長官は当初6月中に日本訪問を推進したが、日本側が難色を示して来月10日、日本参議院選挙以後に計画を延期した。
選挙が終わってからのほうが、韓日問題を論じるのにより楽な時点ではあろう。しかし、スピード感のある関係進展を望んでいた韓国政府は、内心、がっかりしている。外交部当局者は、政策協議団の訪日と日本外務相の訪韓などが続いた先月初め、「(当時)数週間、両国間でとても良い流れを見せている」と期待感を明らかにしたことがある・・
・・(※朴振長官の訪日延期などは重複しすぎるので省略します)日本岸田内閣のパッとしない態度は、選挙を意識したものだと分かった。しかし、ただ韓国と向かい合うことにさえ慎重になることは、私達としては理解できない部分である・・・・韓国側の積極的な態度は、韓米日協力を強調する米国の要求に応え、日本に比べて名分上の優位を占めることができる。しかし、急ぎ過ぎだと感じられるほどでは、国内外的に不要な誤解を生むおそれがある。パクジン長官が韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)正常化の必要性を述べたのが代表的だ・・・・ジンチャンス世宗研究所日本研究センター長は「日本側は、『韓国側が必要以上に急ぎすぎで、適応が難しい。これといった内容もないのに会話だけしようと言う』と思っている」という。
実際、政権が変わったからといって容易に解決できる問題でもない。金浦-羽田航空路線が2年余りで再開されたが、基本的にはコロナ19余波を正常化するレベルのものだ。大きな意味を与えることはできない。尹政権は現金化問題のために民官合同機構を検討するとしているが、見通しは決して明るくない。代位弁済などの方式の問題ではなく、核心要件である「シャ◯イ」に対して、日本側が依然として反応しないでいるからだ。
岸田首相は10日、「日韓間の懸案解決が急務」だと述べた。韓国側が解決策を出すという既存の立場を確認したものだと解釈される。されに先月末、韓国側の◯島周辺の調査に対する日本側の反応は、韓国内で知られているものより、はるかに思わしくないものだと伝えられた。このような気流を勘案すれば、岸田首相が参議院選挙で勝利して立地を固めるとしても、韓日関係の改善には根本的な限界があるほかはない・・
・・こんな状況なのに、ジーソミア正常化など、韓国当局者たちの突出的な発言は、ただ自分で自分の立場を揺るがすものでしかない。安保専門家のキム・ジョンデ元議員は最近、Facebookに「ジーソミア活性化しようとする言葉は、日本が先にするなら分からなくもないが、韓国の外交部長官があえてこんな言葉をする理由は何か」とし「最近、尹政権が日本について何を語るたびに、元も取れず、マイナスばかりだ」と批判した・・>>
要するに、『なんで日本側がこんな反応をするのかが分からない』、と。その理由は簡単でしょう。『国家間の約束を守れ』という至極当然な言葉の中に、その答えがあります。しかし、『参議院選挙が終わっても変わらないかも』と書いていいのでしょうか。これ、最近2~3ヶ月間、韓国メディアの日本関連記事のほぼすべてと相反する主張になりますが(笑
他にも記事は、「NATO会議のきっかけ韓国、日本、オーストラリア、ニュージーランドの4カ国会議を提案するなど、日本は外交手腕を発揮している」としながら、「域内の多国間会談を主導し、韓国を中国牽制に入れるための戦略だ」としています。韓国が自由民主主義陣営の対中路線から離れているのは自覚しているようですね。
しかし、文在寅(ムンジェイン)大統領がどれだけネタ提供に優れた人だったのか、肌で感じています。ブログ更新的にそろそろ他の流れがほしいところですが、尹錫悦大統領になってから、ネタそのものはいいけど、数が減ってしまいました(何の基準だ おい
※皆様のおかげで、新刊『日本人を日本人たらしめているものはなにか』が、発売中です。帰化を前にして、いろいろと考えてみて、の自分なりの結論を記録した本です。固定エントリー『新刊・準新刊のご紹介』に簡単な内容を綴りました※
本エントリーにコメントをされる方、またはコメントを読まれる方は、こちらのコメントページをご利用ください。以下、拙著のご紹介において『本の題の部分』はアマゾン・アソシエイトですので、ご注意ください。
・皆様のおかげで、こうして新刊・準新刊のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2022年6月1日発売)からですが、<日本人を日本人たらしめているものはなにか~韓国人による日韓比較論~>です。帰化を前にして考えたことを記録した本です。アマゾンページに書いてある、「私はただ、日本が好きだから、日本人として生きたいと思っています」と、「『お前は韓国人として生まれた』が、『私は日本人として死ぬ』に上書きされた時に見えてきた、日本人になるということの意味」が、本書の全てを表していると言えるでしょう。そんな本です。 ・準新刊<「自由な国」日本「不自由な国」韓国 韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書) >は、日本滞在4年目に感じた「日常」と、ラムザイヤー教授論文騒ぎにまつわる、日韓の対応の差などをまとめました。2021年発売版に、相応の追記を致した新書版でございます。 ・韓国に蔓延する対日観、『卑日』について考察した<卑日(扶桑社新書)>も発売中です。なぜ今の韓国に、日本に対する『卑』が必要なのか。それを自分なりに考察、率直に書きました。 ・既刊として、文政権の失敗を振り返った <文在寅政権最後の暴走>と、自分なりの『日本語』本<日本語の行間~韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書)>も発売中です。・新刊・準新刊の詳しい説明は、固定エントリーをお読みください。旧「インフォメーション」もこちらに統合してあります。本当に、本当にありがとうございます。書きたいことが書けて、私は幸せ者です。 ・それでは、またお会いできますように。最後の行まで読んでくださってありがとうございます。