※夕方の追記・・タイトルには『応じなかった』となっており、ソース記事も『難しい』という趣旨ですが、日韓豪NZの4ヶ国会談は開催されました。多分、直前まで発表が無かったのでは、と思われます。会談は難しい』としていたメディアは他にも多く、多分、直前まで発表が無かったのでは、と思われます(急に決まった?)。記事の「大統領室関係者の発言」などが変わるわけではないので、ブログ本文はあえてこのままにしておきますが、『結局、開催された』ということ、追記しておきます。※~※が追記部分になります※
本ブログでも取り上げましたが、今回NATO首脳会談に招待された日韓豪ニュージランドの4ヶ国会談が提案され、韓国政府も検討に入っていた、というニュースがありました。この4ヶ国会談、どうやら霧散となったようです。大統領室関係者が、オーマイニュースに、妙なことを話しています。
『直接的にそう書いてあるわけではない』を前提に致しますが、大統領室関係者は、「日本が選挙前に『日本がリードしている』という姿を見せようとしているので、だから応じなかった」というニュアンスで話しています。まず、オーマイニュースから引用してみます。<<~>>が引用部分となります。
<<・・(※韓国と豪の首脳会談について書きながら)当初、韓-オーストラリア首脳会談が開かれる時間には、韓-フィンランド首脳会談が開かれる予定だったが、突然、スケジュールが変更された。これと関連して大統領室の核心関係者は、オーストラリアとの首脳会談が突然行われたことについて、「オーストラリアは(首相が)就任してから間もないので、一度は会ってみなければならないと、ユン大統領は考えていた」とし、「ただしオーストラリア、ニュージーランドのと首脳会談は優先してなかったが、韓日・豪・ニュージランド4カ国会談が不透明なため、オーストラリアと先に会うことになった」と説明した。
続いてフィンランドとの首脳会談が取り消されたことに対しては、「スウェーデンとフィンランドがNATO加盟国加入申請をしたが、NATO 加盟国の全会一致の同意が必要だ」とし「トルコが現在反対立場を見せている。 フィンランドがトルコの首脳と会わないとならなかったのだろう」と話した。
また今回のNATO首脳会議のきっかけで韓国・日本・オーストラリア・ニュージーランドの4者会談が開かれると期待されていたが、その可能性も低くなっている。その理由が「日本」だという報道に関して、大統領室関係者の説明があった。大統領室の核心関係者はこの日午前、マドリード現地に設けられたプレスセンターで記者たちと会い、
「これだとハッキリ指して話をするのは難しいが、日本の立場では、4ヶ国会談、を格式を備えて制度化する形式で、会談を始めたがっていたと思う」、「もちろん(日本の)国内選挙もあるし、またそんな姿を日本国民に見せたい、そういう意図もあったのだろう、と考えている」と意見を明らかにした・・>>
記事ではこの話はここで終わりますが、私の読み方に問題があるのか、『日本が主導権を持つ』ことを防ぐために、応じなかった・・そういうことでしょうか。ちょうど過去エントリーでも、大統領室自ら『日本から4ヶ国会談の提案があって、検討している』と言っておいて、それが霧散した、となると・・真っ先に『ああ、韓国が応じなかったのか』と思われるはずですが。もう、隠す気もないのでしょうか。
ちなみに尹大統領、フィンランド大統領との首脳会談がキャンセルとなり、しかも予定にもなかったオーストラリアとの首脳会談を急遽行い(これ、会談になるのでしょうか?オーストラリア側にも失礼だと思いますが)、イェンス・ストルテンベルグ事務総長との面談がキャンセルされました。韓国側はこの面談で、NATO本部があるベルギーブリュッセルに駐NATO韓国代表部を新設することを議題にする予定でした。これが今回のNATO首脳会談参席の目玉だった、という話もあります。
それに、韓国ではバイデン大統領が尹に『ノールック握手(相手の方を見ず、適当に握手だけする)』した、と話題になっています。晩餐の前、参加した各国首脳が写真を撮る前のことです。尹大統領はバイデン大統領と握手しましたが・・ユン大統領は明るい笑顔でしたが、バイデン大統領は無表情で、しかも視線はユン大統領ではなくルメン・ラデフ ブルガリア大統領を見ていました。その後ルメンラデフ大統領と握手するときには、バイデン氏も笑顔でした。
ttps://news.v.daum.net/v/20220629085419247 (朝鮮日報、大変申し訳ございませんが、直リンはしません)に画像がありますので、よろしければそちらを御覧ください。さらに、字幕のせいで握手する場面が隠れてしまい、ネットでは「握手すらしていないのでは」と大騒ぎでした(握手はしました)。『なんだこの表情の差は』とも言われましたが・・
6月15日、「ユン大統領のマドリード日程も、NATO首脳会議に出席する他の国家との両国会談の日程でぎっしり詰まっていることが分かった」という記事(聯合ニュース)がありました。日韓首脳会談が難しくなったことで、『別に、気にしない』という大統領室のスタンスを伝える記事でした。
<<・・これまで大統領室では、韓日首脳会談の開催条件が十分に成熟しなかったと判断しながらも、両国首脳が会うこと自体に意味があると判断していた。しかし、日本側が首脳会談に微温的な態度を示しており、私たちも積極的にぶら下がらないスタンスになった。国家安保室関係者はこの日「(NATO首脳会議のきっかけに)日韓首脳会談を必ずしなければならないとは思わない」と明らかにした。現在、ユン大統領のマドリード日程も、NATO首脳会議に出席する他の国家との両国会談の日程でぎっしり詰まっていることが分かった・・>>
あまり言いたくないけど、『ぎっしり日程』とやらは、どこへいったのでしょうか。今夜、日米韓会談があるそうですが、さて、そこで何を言うのでしょうか。ノールックコンテストでもやるのでしょうか。
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