昨日、日本-スペイン戦が見たくて3時半にアラームセットしてリビングで寝ました。コタツには足だけ入れていたと記憶しています。しかし、目が覚めたら私はコタツの中に(体の9割)入っていて、日本は決勝トーナメントに進出していました。不思議なこともあるものですね。
とにかく、登場予定だった尹大統領は午後にして、ワールドカップ関連でエントリーしてみたいと思います。まず。日本チーム大勝利、おめでとうございます。ハイライトだけ見ましたが、素晴らしいゴールの連続でした。特に、いままでよりゴールへの執着というか熱意というか、良い意味で、そんなものが強かったと思われます(相手選手との接触を見れば特にそうです)。ドイツにも勝ったしスペインにも勝ちました。ここまでの連続ジャイアント・キリングは見たことがありません。ちなみに、2002韓国チームのことは、審判判定があまりにもあれだったので、個人的にはカウントしません。
韓国メディアの、いまのところ(2日朝)の反応は、概ね『認めるしかない。日本は強い』というものです。ドイツに勝ったときは、まだ『私たちも勝つぞ』という肯定的な反応がありましたが、それからウルグアイと引き分けになってからは雰囲気が反転、日本チームがコスタリカに負けたときには、各メディアの書き方は『ソルレバル(無駄な期待で騒ぐだけという意味)』『やはりアジア最強は私たちだ』などの記事が溢れました。特に、世界的に評価されているスタジアムでのゴミ拾いに関しても、『日本内部からも批判が出ている』としながら、『日本内で、だよ?私たちが言ってるわけじゃないよ?』という論調で、日本サポーターたちの行為を著しく評価下げしていました。
言うまでもなく、ガーナ戦で負けてからは、このような雰囲気はまた変わりました。どちらかというと、ワールドカップ決勝トーナメント進出に関する記事があまり話題にならなくなりました。そして、昨日、私はコタツが突破できませんでしたが、日本チームはグループリーグを1位で突破しました。しかも、またもや強豪スペインに勝ちながら。各メディアは、また論調が変わりました。スポーツ韓国、スポータルコリア、マイデイリーなどが、『腹が痛い(悔しい)が、日本がアジア最強だ』、『率直に言って、アジアチームの中で圧倒的な成果だ』という記事を載せています。2店目のVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定に関しても、『ボールがラインを超える前に蹴り上げたのでセーフ』『一部で疑問視する声もあるが、誰がどうみても問題ない判定』という記事を載せています。以下、各紙、<<~>>が引用部分となります。
<<・・日本が、ドイツに続き、スペインまでも破り、あの『グループE』を1位で通過した。 アジア諸国の中で圧倒的な成果を出した日本である。日本は2日(以下韓国時刻)4時・・・・2022国際サッカー連盟(FIFA)カタールワールドカップグループリーグE組最終戦、スペインとの試合で2-1で勝った・・・・日本はスペインの攻勢を効果的に、緻密な守備で封鎖し、素早いカウンターでむしろスペイン陣営を揺らした。強チームを相手に準備した「守ってからカウンター」戦術、後半戦に見せた繊細な戦略まで、日本は完璧だった。そして、またもや優勝候補チームに勝利した。もう認めるべきことは認めなければならない。日本は本当に強い(スポーツ韓国)・・>>
<<・・日本はグループEで、コスタリカと共に脱落が有力視されていた。しかし、ドイツ、スペインに連続で勝利し、1位で決勝トーナメントに進出した。 同時に、アジア諸国で初めて2回連続16強(※決勝トーナメント進出)という偉業を達成した。森保一監督の戦術は最高だった。交代投入された選手たちが必要な役割を果たし、日本に勝点をもたらした。コスタリカ戦では主戦を大挙交換していたが、スペイン戦ではフィードバックし直し、また勝利を獲得した。日本の主軸選手たちも大活躍した。メンタル的にも強く、集中力も高かった。後方の『戸締まり』に一助した吉田麻也選手の守備力は、拍手を受けるにあたいするものだ。スペインに勝ち、日本はもうワールドカップ7勝目を記録、韓国を越えてアジア最多勝国家となった。本当にお腹が痛いが、現時点でアジア最強は日本である(スポータルコリア)・・>>
<<・・科学技術の発展が日本サッカーを助けた。日本はアルバロ・モラタに先制ゴールされたが、後半戦が始まると、堂安律、三笘薫を投入して変化を与えた。これはすぐに効いた。後半3分に堂安律が同点ゴールを入れた。後半6分には三笘のアシストを受け、田中碧が逆転ゴールを入れた・・・・この逆転ゴールのシーンが話題だ。三笘はボールがゴールラインから出ようとしていたところ、かろうじてすくい上げた。スペイン選手たちはボールがラインから出たのでゴールキックだと主張、ゴメス・ヴィクトル・ジュシムは無線機器でVAR審判陣と長く話した。
最終判定は、得点認定。リプレイを見ると、ボールがゴールラインを出る直前に三笘がクロスを上げたことが確認された。スタジアムの電光板を通じて該当シーンが再生された。議論の余地のない場面だった。4万4千人の観客も驚いた。日本ファンは歓声を上げた・・・・決勝ゴールの主人公田中は、試合終了後、記者会見で「ボールが半分だけ出たと確信した・・・・ゴールを入れても審判がVAR確認になった少し残念だったが、結局得点と認められた。本当に嬉しい得点だ」と感想を話した(マイデイリー)・・>>
さて、いつまたパターンが変わるか分かりませんし、ひょっとすると逆の記事、例えば「ゴールキックだろうが!」な記事がもう出ているかもしれません(心が曇る)。でも、なんというか、たまにはこういうデレ(かな?)記事もいいではないでしょうか。というか、こういうのが普通だと思いますが。
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