以下、いつものことですが、◯は『イ』、▢は『タ』になります。読みづらくて申し訳ございませんが、ご理解の程をお願いします。 尹大統領の訪日・日韓首脳会談関連で、各メディアの反発が続いています。いまのところ、大統領支持率にそこまで大きな動きがあるわけではありません。しかし、調査する機関にもよりますし、本件『だけ』が支持率を決めるわけでもないでしょうけど、20代の支持率が10％代まで下がったというデータもあります。政党支持率がまた逆転（野党が勝っている）という話も出ていますし。
この件、もう新しいネタ（？）も無いのでは・・と思っていましたが、昨日からは、多くのメディアが「パクジン外交部長官（外相）の発言」を集中的に報じています。本ブログでも取り上げたことがありますが、岸田総理、菅義偉前総理、泉健太立憲民主党代表まで、尹大統領に▢ケシマ、処理水、◯アンフ（履行、および像）などの案件を次々と話した・・とのニュースが出ています。ちなみに、西村経産相が「運用見直しです」と話したことは、なぜかあまり話題にならない（個人的に、こちらのほうが記事になりそうだと思っていますが）でいます。
そんな中、KBSに出演したパクジン長官が、「首脳会談で、▢ケシマ◯アンフなどの話がありましたか」という質問に、「『議題として』そんな話はなかった」と答えました。聯合ニュースなど複数のメディアが報じています。それを受けて、番組の進行者が「議題ではなかったけど話が出てきたという意味で受け取っていいのでしょうか」と聞くと、長官は「会談の内容を具体的に話すわけにはいかない」とだけ、答えました。この件が、いわゆる『燃料』になったわけです。ニューシースによると、野党側は『それらの話が首脳会談であったというのは、木原誠二副官房長官の発言だとしながら、『もしそれが事実でないなら、なぜ日本側に何も言わないのか』と指摘しました。また、ハンギョレ新聞の場合、『継承するといった既存内閣の立場には、安倍談話も入っている』としながら、安倍談話を掘りおこしました。以下、各紙、＜＜～＞＞が引用部分となります。
＜＜・・共に民主党は19日、首脳会談で▢ケシマ、◯アンフなどは全く議論しなかったという大統領室の主張に対して、「どちらかが事実と異なることを言っているとしか思えない」とした。イム・オギョン共に民主党スポークスマンはこの日、国会で記者会見を開き、「木原誠二官房長官（※以下、記事には官房長官となっていますが、『副』官房長官です）は会談直後、『▢ケシマ、◯アンフについて着実な履行を話した』とし、これらの問題が議論されたことを明確にした」と 言った。それと共に、「だが大統領室は、そんなことはなかったと言うだけだ。日本官房長官が確認し、日本公営放送NHKが報道したのに、大統領室はそのような事実がなかったと言うだけだ」と指摘 した。日本の政府関係者の発言が、もし事実でないなら、なんで尹政権はこのことで何も言わないのか、というのが共に民主党の主張だ（ニューシース）・・＞＞
＜＜・・パクジン外交部長官が、16日東京で開かれた首脳会談で、「それら問題は、議題として議論されたことがない」と明らかにした。パク長官は18日、KBSの9時ニュースに出演し・・・・の案件が首脳会談で言及されたという趣旨の日本メディア報道に関する質問に、このように答えた。進行者が「議題で議論されたことがないというのは、岸田首相がその部分について話を出した、と思っていいのか」と繰り返して質問すると、パク長官は「首脳会談の内容を具体的に申し上げるわけにはいかない」と話した・・・・パク長官の発言は、この問題が、少なくとも両国が合意した議題では扱われなかったという意味で、日本側が取り上げた可能性まで無いとは思えないものだ（聯合ニュース）・・＞＞
＜＜・・岸田首相は共同記者会見で、シャザ◯・バ◯ショウを直接口にしなかった。岸田首相は当時の労務者に関するものだと表現した。さらに、内閣の立場を全体として受け継いでいることを確認するとしたが、ここには1998年「金大中-大渕共同宣言」だけでなく、「後の世代にシャザ◯を続ける宿命を負わせてはならない」という安倍談話（2015年8月14日）も含まれる。 日本側としてはシャザ◯ 「無し」、韓国側にとっては「間接的に、シャザ◯した」と映る措置である（ハンギョレ新聞）・・＞＞
談話として出たからには、後の政権が継承するでしょう。いままで日本政府が、何かの談話などを継承 「しない」 と話したことはありませんし・・ なんというか、こんな状況でして。4月の訪米が話題になるまでは、しばらくは続きそうな勢いです。4月に、何か、これといったサプライズが無いと、むしろ加速する可能性もありますが。 で、それはともかくして、久しぶりに、サブブログのほうにレナスレ（ドール写真エントリー）を書きました。よろしければ、御覧ください。
おかげさまで、新刊発売です！今回は、マンションを買わないと『貴族』になれないと信じられている、不思議な社会の話です。詳しくは、新刊・準新刊紹介エントリーを御覧ください。経済専門書ではありませんが、ブログに思いのままに書けなかったその不思議な「心理」も含めて、自分なりに率直に書き上げました。以下の「お知らせ」から、ぜひ御覧ください。ありがとうございます！
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