韓国、野党側が首脳会談関連で国政調査を推進・・「なにがあったのか、国会自ら真相を究明する」

今日もまた、▢は『タ』、◯は『イ』になります。いつも読みづらい書き方で申し訳ございません。 さて、WBC日本代表、侍ジャパンの活躍に話題が集中しています。そういえば、韓国でも、大谷翔平選手が台湾、韓国、中国に言及し「私たちが勝ってこそ、彼らの自信を持つことが出来る」と話したことで、韓国メディアも多くの記事を載せました。今日は、日本とアメリカの決勝戦。いま日本代表が3対1でリードしていますが、このまま最後まで立派な試合を見せてほしいと願います。

さて、本題ですが・・話題といえば、日本では圧倒的に『侍ジャパン』ですが、韓国では圧倒的に『営業社員ユンさん』です。ユン大統領、ビジネス外交などで『国の営業社員になって頑張る』と話したことがあります。しかし、今回の訪日・首脳会談などで、国『を』 販売したとか、岸田総理の営業社員になって入社祝いにオムライス買ってもらったとか、そんな話が盛り上がっています。そして、そして、昨日は政府による一括代理受領でしたとまでメッセージを出したユン大統領。なんというか、これらのニュース、それぞれの分野で相応の「仕事をした」といったところで、良い感じでしたが(30万以外は)・・こんな流れを、共に民主党など野党側が大人しく見ているはずはありません。

 

さっそく、野党側が多数議席を取っている国会が、動き出しました。国会による特定案件の直接調査である「国政調査」に野党側が合意し、また、イジェミョン代表も「▢ケシマの日」を法制化(法定記念日にする)法案を発議しました。まず朝鮮日報など複数のメディアによると、共に民主党は日韓首脳会談に対して「日本の完勝」「私たちはホグになった」とし、国会国政調査を検討すると述べました。他の野党も、基本的には賛成している、とのことです。 ホグとは、囲碁用語として知られた単語です。もともとは「虎口(ホグ)」、とても危険な状況を意味する言葉ですが、最近は、日本語でいう『カモ (にされる)』と同じ意味で、記事などでよく見かけるようになりました。

パクホングン共に民主党院内代表は、政党会議で・・伏せ字になりそうなものが多すぎで引用はしませんが、国政調査を本格的に進めるとしながら、大統領室と外交部(外務省)が今回の首脳会談で▢ケシマ◯アンフ、処理水・水産物関連で何があったのか、「一斉真相究明し、正す」と主張しました。 一部の議員からは、大統領も外交部長官も、これはダンガ◯の事由になる、との主張も出てきたそうです。パクジン外交部長官については、実際にダンガ◯するという話もありますが・・党内には「なにかあればダンガ◯言うのやめれ」な意見も結構あるとか。そして、イジェミョン共に民主党代表は、▢ケシマの日を法定記念日にする法案を発議しました。アジア経済はこの件を、『会心のカード』としています。与党側としては、非常に異論を出しづらい案件ですが・・さて、与党側はどう対処するのか。以下、<<~>>で引用してみます。

 

<<・・イジェミョン共に民主党代表が21日、「▢ケシマ(以下、▢だけにします)の日」を法定記念日に指定する内容の法案を代表発議した。最近、韓日首脳会で▢ 関連で話があったという議論と関連して、関連した主権をより強固にするというものだ。イ代表はこの日「▢の持続可能な利用に関する法律一部改正法律案」を発議すると明らかにした。この法案は毎年10月25日を「▢の日」公式記念日に指定する内容が核心だ。これまで民間団体などは、10月25日▢の日行事を開いてきたが、▢に対するアイデンティティを確立し、重要性などを知らせるためにも、公式記念日に定めなければならないということだ(アジア経済)・・>>

 

単に記念日指定だけでなく、教育関連でも強化するなど、いろいろ含めた内容だそうです。さて、国政調査もそうですが、与党側としては、『単に政治的な動きにすぎない』以外は、異論が出しづらい内容です。最後にユン大統領の支持率ですが、どの調査でも35%以上は維持しています。労働組合に強く対処したことで大幅に上昇していたことを考えると、下がっているのは事実です。しかし、一時のように、20%台まで大幅に下がっているわけではありません。これは、「30%は、コンクリート(何があっても支持する人たち)」だから、と言われています。

文大統領の場合、いわゆる『ムンパ』層が厚く、このコンクリートが40%だと言われていました。それに似た、強い支持層が出来上がったというところでしょう。ただ、『支持しない』とする人たちが増えています。最近の調査では、『支持しない』が60%を超えたというデータもあります。比較的中道派だった人たちが、離脱しつつあるという分析も。さて、ユンたん、これからどういう営業っぷり(?)を見せてくれるのでしょうか。今度こそまじで、次は別のネタにしたいと思っています。

 

 

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