日韓議員連盟、共に民主党議員団の訪日に「会いたくも、来てほしくもありません」

野党「共に民主党」の議員団が、これといったアポの無しに福島を訪問、必要なら処理水関連で反対デモをやるかもしれない、と報じられています。各記事によると、6日から二泊三日の予定で、国会議員4人です。人数は確定ではない、とも。共に民主党内部でも、訪日しないほうがいいという主張がかなり出ている、との記事もありました。もちろん、客観的とか科学的とかそんな話は無く、パフォーマンス以外にできることがあるのか、ユン政権の負担になるという意図がバレバレすぎる、ほぼ間違いなく外交的なトラブルになる(野党がせめられる)、などなどの理由です。

それでもいまのところ、彼らは6日に出発すると決めていて、記者会見までやりました。東京電力や日韓議員連盟側に「会おうぜ」と連絡したけど、何の返事もない、とのことでしたが・・『現地の漁民たちの話を聞く』とかなんとか。数日前からこの件を大いに取り上げている(反対の趣旨)朝鮮日報の記事によると、「情報筋」の話だと、日韓議員連盟のハイレベル関係者に『共に民主党議員たちと会うのか』と質問したところ、『あいたくもないし、来てほしくもない(記事原文のままです)』との返事があった、とのことです。本当の返事がどんな文章または発言だったかは分かりませんが、このような内容の記事にしては『~』の内容が単純明快すぎで、読んでいてちょっと笑ってしまいました。以下、<<~>>で引用してみます。

 

<<・・日韓議員連盟側は、民主党議員らが福島訪問を推進することについて「共に民主党議員と会うつもりは全くない」とし「来てほしくもない」という立場を明らかにしてきたと、外交情報筋が3日伝えた。この情報筋は、「日韓議員連盟の高位関係者に、(※共に)民主党議員と会う計画があるかなどを尋ねてみると、民主党議員と会いたいと思う考えが全くないだけでなく(彼らが)日本に来なければならないという答えが戻ってきた」と話した。民主党の・・(※4人の国会議員、人名省略)・・議員は来る6~8日、2泊3日の日程で日本の福島現地訪問日程を推進中だ・・・・東京電力本社訪問および日韓議員連盟所属議員との面談を進めているが、まだ両側から確信は受けていない、という(朝鮮日報)・・>>

 

多分、ですけど・・漁民または市民団体(の中で、自分側に有利な話をする人たちだけ)と話して、『日本内の世論も私たちの味方だ』とか、『~~な話が聞けたからこれが真実』とか、そんな話を盛り上げるつもりでしょう。本題はここまでですが・・これだとちょっと短すぎるので、政治ネタを一つ紹介します。これも共に民主党関連ですが、種穀管理法改正案が話題になっています。種穀というのは食料とされる穀物のことで、もっともメインになっているのは、政府が、米を「義務的に買い取る」ことにしている点です。米が需要の3%以上生産されたり、米の価格が前年比で5%以上下落したりすると、政府が『超過生産された分より多くの』米を『義務的に』買い取るようにする、と。

先月、共に民主党がこの件を国会で通過させました。でも、ユン大統領がこれを承認しませんでした(国会での再議を要求)。さっそく野党側は「大統領は農民のことを考えていない うわあぁぁ」と騒いでいて、さらに対立が増えそうです。来年の総選挙までは、このようなことが続くでしょう。来年の選挙も、結果がどうなるかはまだなんとも言えません。政党支持率では与党と野党がほぼ並んでいますので。

 

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