韓国、『また』政権交代なるか・・与党では韓東勲氏、野党では李在明氏がもっとも人気

一部のメディアからは、早くも「次の大統領は誰か」という展望が出ています。それもそのはずで、来年4月の総選挙で与党が過半数を獲得できなかったら、レームダック一直線ですから。尹錫悦(ユンソンニョル)氏の支持率は、調査機関にもよりますが、35%~45%の間で、順調に推移しています。ただ、CNBジャーナルは、「支持率は上昇しているけど、なぜか政権を支持しない人たちが多くなっている。妙な現象だ」としています。リアルメーターという機関の調査で支持率は上昇して42%になっているのに、「政権の失政が多く、野党を支持する」が50.6%、「政権に力を添え、与党を支持する」の38.3%より多く、この差もまた広がりつつある、とのことでして。

政党支持率も調査機関によって与党優位だとも野党優位だとも言われているし、まだまだ「安定している」とは言えない状態に見えます。こんな中、ポリニュースというメディアが、与党と野党それぞれで、「次の大統領にふさわしい人」に関する調査結果を記事にしました。結論から書きますと、野党側では圧倒的に李在明(イジェミョン)共に民主党代表。与党側では韓東勲(ハン・ドンフン)法務部長官がもっとも支持を得ています。右側では韓長官が、左側では李代表が他の候補を圧倒していますが、全体としての集計では、与党側は支持がかなり分散されます。しかし、野党側はほぼ李代表一択の状態になっています。以下、<<~>>で引用してみます。

 

<<・・リサーチビュー>の6月定例(29~30日)保守陣営の次期大統領適合度調査の結果、ハンドンフン法務部長官が、誤差範囲内でユ・スンミン前国民の力議員に勝っていた。進歩(※左派)陣営では、李在名共に民主党代表が相変わらず1位だった。保守側とされる政治家を提示し、誰が次期大統領として最も適しているのかを尋ねたところ、韓長官20%、ユ前議員15%、ホン・ジュンピョ大邱市長10%、オ・セフン ソウル市場7%・・・・と集計された。去る5月の調査対比だと、韓長官支持率は3%p上昇してユスンミン前議員(1%p下落)に5%p、誤差範囲内で1位を記録した・・・・長官が20%を記録したのは昨年7月以降のことだ・・・・調査対象を「保守層」だけにした場合、韓長官34%、ホンジュンピョ市長13%、オ・セフン市長11%、ウォンヒリョン国土部長官10%で、ユスンミン前議員は6%にとどまった・・・・韓長官が保守層で34%を記録したのも、昨年7月以降初めてである・・

 

・・進歩側の政治家を提示し、誰が最も次期大統領に適しているのかを尋ねたところ、李在明代表36%、イ・ナギョン前共に民主党代表16%、キムドンヨン京畿道知事5%・・・・などと集計された。李在明ン代表の大幅なリードが続いている。5月の調査と比較すると、イ代表支持率は2%p落ち、イ・ナギョン前元代表は1%p上がり、他の人たちの支持率は大きな変動がなかった・・・・進歩層だけを範囲にすると、李在明代表58%、イ・ナギョン前代表14%、イ・タンヒ共に民主党議員5%・・・・などだった。 前月比の李在明代表の支持率は1%p減り、イ・ナギョン前代表は3%上昇した。 イ・ナギョン前代表の帰国をきっかけに、支持層が結集したものとみられる(ポリニュース)・・>>

こうしてみると、与党側では「ユン大統領の後継者」とされている韓法務部長官がもっとも人気ではあるものの、大幅にリードしているとは思えない、そんなところです。左側では、いまのところは李在明氏が大幅にリードしていますが、イ・ナギョン氏が帰ってきたことで、票が分散される可能性もあります。競選(候補を決めるための党内選挙)で大統領候補を選ぶことになるでしょうけど、その際に負けた政治家の支持が、そのまま勝った人のものになるわけではありません。また、一部では曺国氏が総選挙で出馬する、という話も出ています。イ・ジェミョン氏、イ・ナギョン氏に、曺国元法務部長官まで加わるなら、さらに分散されるでしょう。

 

まずは、来年の総選挙で過半数が取れるのか。ユン政権としての最優先課題はそこでしょう。与党からすると、一時に比べると随分改善されました。しかし、今の状況だと不安定なまま。さて、ユン大統領、何か次の策はあるのでしょうか。あろ、ここまで書いて思い出しましたが、アン・チョルス氏がきれいさっぱりどこにも入っていません。どこいったのでしょうか。 最後に告知ですが、サブブログのほうに「レナスレ」を書きました。ブログ本題とは関係なく、ドール写真だけのエントリーですので、苦手な方はご注意ください。

 

 

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