借金で株式を購入する個人投資家が急増・・常温超伝導体(?)LK-99関連では1社に600億円以上も集中

高金利でやっと減少していた家計債務ですが、また増加しつつあります。さすがに多くのメディアも「またか」な趣旨の記事を載せていますが、経済関連ネットメディア「ブリッジ経済」によると、借金で株式を購入する個人投資家も大幅に増加しつつあります。確認できる範囲内でも、今月3日時点で2兆円を超え、今年に入ってから4000億円が増えました。今年の春あたりまでは、基本的に債務関連のデータは規模が縮小していました。余裕のある人たちが、金利上昇による利子負担を減らすため、債務を減らしていたからです。その流れからすると、「今年」といっても、かなり急激に増加したことになります。

そんな中、特に、4日に本ブログでも取り上げた「常温超伝導体」・・とされる、というかなんというか、な物質のLK-99関連で、資金が集中している、とのことでして。発表したチームとも関係なく、ただ超伝導体に使われるコイルを作っているという会社Sの場合、株式の取り引きは70倍に増加し、株価は約300円から1100円まで跳ね上がりました。取り引き代金の約630億円が、個人投資家たちによるものだ、とも。ただ、検証委員会が「常温超伝導体じゃないと思われる」と発表してから、時間外取引(3日の夜)から株価が下がり過ぎで、4日には取り引きが中断されました。以下、<<~>>で引用してみます。

 

<<・・株式市場に「ムッチマ投資(※『何も聞かないで投資』という意味。以下、『とりあえず投資』にします)」注意報が響いている。今年、二次電池で始まった個人投資家の「テーマ株(※関連企業など)への偏り」現象が、最近、超伝導体問題につながり、特定種目の株価が激しいジェットコースターを演出している中、個人の「ビットゥー(借金による投資)」が増加傾向にあるためだ。韓国取引所によると、4日、超伝導体テーマ主に分類されたデルタテック(-24.65%)、パワーロジックス(-26.24%)、モビス(-28.30%)など相当数の種目が下限値近くまで下がった。この日、いわゆる超伝導体テーマ株は、株価が前日比下限まで下がり、正午あたりに10%台上昇反転してから、また下落し、一部種目は価格制限幅の近くまで下がった。超伝導体関連のニュース内容により、株価が30~40%も動く姿が多数見られた・・

 

・・問題は、常温・常圧で超伝導体現象を起こすという物質(LK-99)が、国内外で検証作業中の状況で、証券市場では「とりあえず投資」な売買が、「情報の非対称状況」で急増していることだ。二次電池と同様に、今回の超伝導体テーマ株急騰の中心勢力は個人投資家だ。韓国取引所によると、超伝導体テーマ株として、4日に取引停止を受けたソナム社は、去る6取引日(7月27~8月3日)平均取引件数は1687万件で、6月1ヶ月間の平均取り引き件数である24万件よりなんと70倍に達する。ほとんど個人投資家の売買だった・・

 

・・最近6取引日の全体取引6786億ウォンのうち、6346億ウォンが個人によるものだ。ソナムは先月26日終値3030ウォンから、今月3日には1万980ウォンに上がった・・・・「とりあえず投資」がここまで溢れ、今月に入って「借金」による投資である「個人信用取引融資」規模も、今月3日に20兆1933億ウォンを記録した。昨年末16兆5186億ウォン、6月末19兆4002億ウォン、7月末19兆7383億ウォンと、増え続ける傾向だ(ブリッジ経済)・・>>  

どうでしょうか。ま、うまくいくならいいけど・・今の状態では、どうしても超伝導ロボキゾクダーVには見えません。マイスナー効果ではなく、マイナス効果ならありそうですが。 最後に告知ですが、おかげさまで好評の新刊の一部が、週刊SPAに掲載されました。リンクはヤフー版です。抜粋したものではありますが、よろしければ、ぜひお読みください。

 

 

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