伊勢参りに行ってきます・・ある建築専門家が見た伊勢神宮の「永遠不滅」

今日~明日は、人生初の伊勢参りです。今回もツアー(参拝前提で自由時間長め)参加の形になるので、バスでの移動になります。かなり時間がかかるようで、外宮・内宮に参るのは明日で、明日の夜遅く帰ってくることになります。はてさて、これで、一応「親(家族)」「崇拝神(氏神、鎮守神)」「神宮」へのご報告・お礼参りが完了します。古い意味での氏神様はおられませんが、家の近くに稲荷神社があって、そのままお稲荷様(宇迦之御魂大神)をお祀り致すことにしたので、崇拝神・氏神・鎮守神はお稲荷様になります。なりますというか、なると信じています。

拙著「韓国人として生まれ、日本人として生きる」にも書きましたが、本当は韓国に行ってきてからすぐ参ろうとしていたものの、それから京都の伏見稲荷神社に行ってきて、いろいろ遅くなってしまいました。理由など書いても言い訳にしかならないでしょうし、申し訳ないことだと反省しています。しかし、しかぁぁぁぁし、やっと伊勢参り、神宮へのお礼参りの日となりました。まずは日本人になって毎日幸せです、ありがとうございますとちゃんと「ご報告」です。ほかにも移動するコースはあるそうですが、率直に他のことは二の次かと。

 

韓国では、多くのメディアが、伊勢神宮というか、神道そのものについて、どうしても「よからぬもの」というイメージを作るために努力しています。2016年、当時安倍総理がG7首脳たちと伊勢神宮に訪れたことがありますが、聯合ニュースなどほぼ全てのメディアが「保守聖地なので、政策の宣伝」「G7は安倍総理に加担したようなものだ」などと報じたりしました。でも、今日はこんな話あまりしたくないので、仁川日報というローカルメディアに載っている、レアな人の意見を紹介したいと思います。そう、例外な人たちもいます。一部の建築・観光関連の専門家たちのことです。とてもレアですけど。すごくレアです。スマゲーにこんなレアがあったら「ぜんぜん出ないんですけど」と間違いなく騒ぎになるでしょう。題は「永遠不滅の建築、伊勢神宮」です。

 

<<・・なぜ伊勢神宮を20年ごとに新しく建て替える(※式年遷宮)のだろうか。60個を超える棟を同時に新しく造るなど、とても面倒で多くの費用と努力がかかるのに、なぜ62回も建て替えたのだろうか。筆者はこう考える。建築物は時間に勝つことができない。永遠不滅な建築というのはどうせ不可能だ。永遠不滅の建物を作ることが不可能なら、いつも新しく建てよう。それでは永遠不滅な建築が続き、ここに宿る神のオーラも永遠不滅につながるのではないだろうか。似たような例として、スペインのバルセロナにあるアントニオ・ガウディが設計したサグラダ・ファミリア大聖堂について考えてみる。この建築物は1882年3月19日に着工したが、現在まで工事が進行中で、ガウディ死後100周年となる2026年に完工することを目指している。

現代の技術で100階建ての建物を施工するのに5年内外なら可能であるが、この建物を施工するのに145年もかかるということが容易に納得できない。だが、これもガウディが日本の伊勢神宮のように「永遠不滅な建築物を作りたかったからではなかっただろうか?」と考えると、見えてくる部分もある。一般的に建築物は竣工後から老朽化し始める。施工期間を最大限に増やすと、サグラダファミリアが竣工する2026年から老朽化が始まるとも言える。ガウディが一生を捧げて手に入れたかったのは、永遠不滅の建築物に近づく道だったのではないだろうか。ガウディがどう考えていたのか、気になるところだ(仁川日報、2022年1月13日)・・>>

 

私は・・いろいろ検索していたらなぜか「おかげ犬」というものが目に入って、かわいいなと思いました。スケールが素朴ですみません。いつもさくら(ピンク色のクマ)がレナと一緒にいるので、これはおかげクマかな・・代理じゃないからだめか。個人的に食べ物は現地の店で食べる派で、お土産はレナサイズのもの(どこで買ったのかすぐ分かる、現地っぽい雰囲気の小さな置物や携帯ストラップなど)にする派なので、どっかでおかげ犬関連グッズでも見つけたら・・と思うシンシアリーでした。

これも本にちょっとだけ書きましたが、「正宮では、個人的な願い事はするものではない」と聞いたときから、本当にすごいな・・と思いました。この世に存在する様々な信仰・宗教関連施設の中に、個人的な願い事はだめというルールの場所が他にあるのでしょうか。それでもこんなに長らく愛されているというのが、また。目指すは、毎日をお礼参りの気持ちで生きること・・と急に壮大な目標を掲げながら、それでは、行ってきます。 次は、明後日(18日)朝10~11時あたりから更新再開します。皆様、良き3連休を。

 

 

おかげさまで、新刊「韓国人として生まれ、日本人として生きる」が発売中(2023年7月29日発売)です!2023年、まさに心願成就、帰化できました。「韓国人として生まれた」を受け入れ、その連続性を大事にしながらも、「日本人として生きる」を上位の概念にしたのはなぜか。なぜ名前を変えなかったのか。「両国間の架け橋になりたい」などと全然思っていない理由は何か。『日本人』として初めて韓国を訪れたときの感想をメインにして、一つ一つ、自分なりの持論を綴りました。新刊・準新刊紹介エントリーもぜひ御覧ください。ありがとうございます
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 ・様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2023年7月29日)からですが、<韓国人として生まれ、日本人として生きる>です。2023年、まさに心願成就、帰化できました。「韓国人として生まれた」より「日本人として生きる」を上位の概念にしたのはなぜか。なぜ名前を変えなかったのか。帰化した人たちがよく口にする「両国間の架け橋になりたい」などの言葉について、私はなぜ「そんなつもりはありません」としか思っていないのか。一つ一つ、自分なりの持論を綴りました。 ・新刊は、<韓国の借金経済(扶桑社新書)>です。本書は経済専門書ではありませんが、家計債務問題の現状を現すデータとともに、「なぜ、マンションを買えば貴族になれるのか」たる社会心理を、自分なりに考察した本です。帰化を進めている私の率直な気持ちを書いた<日本人を日本人たらしめているものはなにか~韓国人による日韓比較論~>も発売中です。・刊・準新刊の詳しい説明は、固定エントリーをお読みください。・当に、本当にありがとうございます。書きたいことが書けて、私は幸せ者です。それでは、またお会いできますように。最後の行まで読んでくださってありがとうございます。