年末のご挨拶も兼ねて、臨時更新です。ええと、まず、大きな事故がありました。務安(ムアン)という空港に着陸しようとしていた済州(チェジュ)航空機が、「何かの理由」でランディングギアなどが作動せず、胴体着陸、その後、外壁に衝突しました。まず、バードストライクではない可能性がどんどん大きくなっています。イーデイリーが報じています。この件を引用してみます。また、韓国側のSNSで、2年前に関西空港で整備不良によりトラブルを起こした(離陸後にバードストライクを理由に回航)と同じ機体だという話が出ています。日本側にも少し広がったようですが・・中央日報と航空会社側によると、2年前と今回の機体は路線も機体ナンバーも異なる、とのことです。同じ航空会社なのは事実ですが。
次に、尹錫悦大統領に逮捕状が請求されました。職務停止状態とはいえ、現職大統領としては初めてのことです。どちらかというと、「今までなかったのか」が意外だったりしますが。これについて、逮捕状を請求した「共助捜査本部」のメインは「公捜処」で、高位公職者捜査を担当する機関です。尹大統領側は、「公捜処には内乱を捜査せきる権利がない」としています。裁判所はこのことまで含めて、請求に応じるかどうかを決めるとしています。こちらはノーカットニュースです。最後に、ダイヤモンド富士を見に山中湖に行ってきたので、その写真を少し載せて、また冬眠モードに戻りたいと思います。以下、<<~>>が引用部分です。
<<・・航空専門家たちは「バードストライク(鳥との衝突)」が航空機が直接的な原因として指摘されていることについて、疑問を提起した。バードストライクだけではこのようなことにはなかなかならない、というのだ。29日(現地時間)ロイターによると、海外航空専門家たちはメディアを通じて公開された事故映像を見た後、疑問を示した。航空専門家であり、イタリア空軍アカデミーの元教師であるグレゴリー・アレジは、「飛行機はなぜそんなに速く走ったのか、フラップ(翼に装着された補助操縦装置)はなぜ開かなかったのか、ランディングギアはなぜ降りてこなかったのか、多くの疑問が残っている」と話した。「もちろんバードストライクがあった可能性があるが、これほど巨大な事故の直接的な原因としては説明できないだろう」と述べた。
また、飛行安全の専門家でありルフトハンザ社のパイロット、クリスティアン・ベケルトも映像を分析した後、「逆推進装置を除けば飛行機ブレーキシステムがほとんど動作せず、『大きな問題』が発生し、速い速度で着陸したように見える」と話した。しかし、バードストライクの衝突によってランディングギアが動かなかったことには疑問を示した。「ランディングギアが収納している間は、バードストライクによりダメージを受ける可能性は低い。ランディングギアが降りた状態でバードストライクが起きて、ランディングギアを再び収納することが難しくなったならわかる」と付け加えた。特に専門家らは鳥の衝突が頻繁に発生する事案で、飛行機にここまで大きな影響を与えることはそうないと口をそろえている(イーデイリー)・・>>
<<・・高位公職者犯罪捜査処(空輸先)と警察庁国家捜査本部、国防部調査本部で行われた共助本はこの日0時、ソウル西部地法に尹大統領に対する逮捕令状を請求した。共助本は去る18日と25日に続き前日(29日)にもユン大統領に出席を要求したが、大統領は召喚に応じなかった。これに先立ち、検察がこの件を公捜処にわたす前に召喚通知したことまで加えれば、合計4回出席に応じなかったわけだ。尹大統領側が捜査に応じない主な論理は、捜査の鍵を握った公捜処に内乱に関する捜査権がないということだ。このような理由でユン大統領側法律代理人団は去る27日遅く、弾劾審判と関連して憲法裁判所に選任関連書類を出したが、公捜処には弁護人選任書類を提出していない。「適法な手続き」で捜査が進行されるとき、尹大統領は協力できるという立場を固守している。公捜処は、公捜処法第2条により職権濫用容疑の「関連」で内乱関連捜査ができるという立場だ(ノーカットニュース)・・>>
で、やっと年の瀬っぽい話になりますが・・昨日、レナと山中湖に行ってダイヤモンド富士を見てきました。三脚も無しに手ぶらだったので、手持ち撮影になりましたが、久しぶりに富士山の近くで良い景色を楽しむことができました。本当は写真1枚目からもう少し過ぎた時点で撮りたかったですが、この直後に雲が見事なスライディングタックルを仕掛けてきました。それでは、皆様、今年もありがとうございました。次の更新は、2025年1月3日からです。良いお年をお過ごしください。本コメント欄は、雑談などに自由に使ってください。
ここからはいつもの告知ですが、久しぶりに新刊のご紹介です。本当にありがとうございます。新刊は自民党と韓国」という題です。岸田政権・尹政権になってから、「関係改善」という言葉がすべての議論の前提になりました。果たして、本当にそうなのでしょうか。いや、それでいいのでしょうか。じゃ、同じ路線でないのは、たとえばこれから日本政府の路線変更があった場合は、それは「改善」ではないのでしょうか。そんな疑問に対する考えを、自分なりに、自分に率直に書いてみました。リンクなどは以下のお知らせにございます。
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・皆様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2024年12月22日)<自民党と韓国>です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・準新刊(2024年5月2日)は、<Z世代の闇>です。いまの韓国の20代、30代は、どのような世界観の中を生きているのか。前の世代から、なにが受け継がれたのか。そんな考察の本です。・既刊として、<韓国の絶望、日本の希望(扶桑社新書)>も発売中(2023年12月21日)です。「私たち」と「それ以外」、様々な形で出来上がった社会の壁に関する話で、特に合計出生率関連の話が多目になっています。・詳しい説明は、固定エントリーをお読みください。・本当にありがとうございます。