安いのか高いのか

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朝鮮日報が、日本観光関連の記事を載せました。

最後の部分、<・・日本の観光が大きくなった秘訣は、見方によっては単純である。正直で、親切で、清潔で、秩序がある。文化・歴史の名所もヨーロッパに匹敵する・・>に結論がありますし、私も同意します。

でも、その結論になるまで、記事は「ほかはともかくして(日本旅行は)安い」ので韓国の青年たちが日本旅行に行く、と主張しています。記事の最初と最後の内容があまりにも違う気がしますが・・

https://news.v.daum.net/v/20181017031628871

それはともかくして、韓国人にとって日本旅行は本当に安いのだろうか?と考えてみました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

結論からいうと、韓国人が日本旅行を安いと思うのは、「観光旅行としては」です。観光旅行としてのコストパフォーマンスにおいて、日本旅行が圧倒的すぎる、というわけです。それに、韓国の旅行会社は日本往復航空券をかなり安く売っているので、いろいろ考えると、確かに『安い』という見方もできます。

 

韓国の場合、国内旅行の何が問題なのか?

まずは「せっかく訪れてもがっかりするものが多い」、すなわち観光地としての魅力が無いのがもっとも大きいでしょう。外国観光客からすると韓国の明洞(ミョンドン)とかいわゆる遊びスポットが観光地になることもありますが、韓国人が明洞に「旅行」に行ってくることはありませんし。ちゃんとした観光地に行ってくるにはかなりお金もかかります。観光地となるとボッタクリ価格も多いですから

 

それに、私の経験による韓国の国内旅行の大きな問題点の一つに、宿泊施設があります。観光名所といっても、「安心して宿泊できる宿泊施設」がちゃんと出来ているところが致命的に足りません。これが、韓国人の「1泊以上の国内旅行の旅行先が限られる」大きな理由であると、私は見ています。前に『日本旅行記』書くたびに、私が日本のビジネスホテルを褒めまくっていたのは、そういう経験もあるからです。

データは手元に無く、どっかの雑誌で読んだうろ覚えですけど、韓国人は国内観光で「2回以上訪れる(リピーターになる)」ことがほとんど無い、とも言われています。

 

しかし、日本に行ってきた韓国の観光客たち・・特に青年たちの場合、「日本は物価が高すぎる」「ボッタクリ料金ばかり」という旅行記を書く人も少なくありません。なぜでしょうか?

まず、日本の交通費などが韓国より高いのもありますが、買う気も無しに観光地周辺にある大きなお店に入って、適当に価格表を見て「高い」と思うからです。彼らは、韓国の壮年層に比べて、韓国で国内旅行をしたことがあまり無いので、観光旅行としての日本旅行のコストパフォーマンスの良さをちゃんと評価できないわけです。

それに、前にも書いたことがありますけど、「何か日本に対して悪口をしなければならない」という考えがあるのも、そんな旅行記を残す理由の一つでしょう。

 

日本の物価を韓国と比べると、体感的に、それほど大きな差はありません。高いものは高いし安いものは安いし・・

ただ、日本には、「安いものに安いものなりの良さがある」こと。これは、観光だけでなく、韓国にはない日本だけの良さの一つです。

例えるなら、100円ショップとか、中古品の状態の良さなどです。

 

日本に来てから、ダイソーをよく利用します。近いところにあるからでもありますが、100円ショップには意外なほどドール向きの、(レナの撮影用の)小道具がいっぱいありますので(笑)。いや、普通に買い物もしますけど。

韓国では、1000ウォンショップ(100円ショップ)という名称はとっくに無くなっています。1000ウォンで買える商品がほとんど無いからです。生活便利店とか様々な呼び方がありますが、実際に入ってみると、商品の半分は1000ウォンではありません(2000ウォン3000ウォンは当たり前)。それでも、品のレベルは日本のほうが上だと、私は思っています。

 

日本では普通にある中古品も(プレミアムが付いて中古のほうが高かったりすることもありますが、この場合はそういうものは考えないとすると)、安く、きれいな状態で、なにより『信頼できる形』で取引されていますが、韓国ではそうではありません。保存状態の悪いジャンク同然のものが「外見だけピカピカになって」並んでいたり、それすらもしていない中古しかない韓国では、経験できないことです。

 

どこをどう比べるのか、どんなことを基準にするのか。それでいろいろ見方も変わるものでしょう。

とはいえ、これもまた、前にも書きましたが、日本は韓国人にとって「欲しくても買えないブランド」です。その憧れ(憎しみと隣合わせですが)もあって、日本に来る韓国人観光客の数はしばらくは減らないでしょう。

 

日本は、そこらじゅうの店で適当に買った服もいいし(最近は近くのユニクロでよく買います)、いつだったか銀座で買ったコートもいい。そんな国です。使い分ければいいだけのこと。

ゲーセンにはクレーンゲームの景品としてミュージックプレーヤーが置いてあるし、ヨドバシには数十万円もするミュージックプレーヤーが置いてある。どちらもその価格分の良さがある。

日本では、バカにされる基準は、「安いか高いか」ではなく、「その価格にふさわしいのかどうか」。その「相応しい」を評価する基準が、良い意味で厳しい。私はそう感じています。

価格だけではありません。「上か下かではなく、何事もその時、その場に相応しいのかどうか」で評価されること。物も、人も、ひょっとすると、神すらも。

それが日本での生活の魅力で、韓国では味わえなかったことでもあります。前からしょっちゅう書いてきた「尊重」という言葉の具現化でもありますが。

 

 

 

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“安いのか高いのか” への85件の返信

  1. >ひむかさん

    >北海道の人が、大阪土産に「面白い恋人」を買って帰るのもそれはそれでよい思い出のように思えます。

    話題性も(価値)なんだと思います。

    ペナントも出始めの頃は売れていたそうです。
    野球で優勝記念の旗をだしたのが始めで、
    ファン達が勝利の喜びを思い出にするために、おおいに売れたそうな。
    そして各地の旅の思い出にとペナントと、観光地の置物が記念品として出回り始め
    (私も小学生の時に、初めて東京にいった時に、東京タワーの形をした小さいオブジェを買いました)

    これらはお土産でもっとも嫌がられる(いやげ物)の代名詞になりました。
    一過性のブームで、話題性がなくなったら消える運命の商品です。
    ペナントはぼったくりじゃなかった。数百円程度で買えるので、
    土産物の中では、もっとも安いお土産だったのです。

    今では、旅のお土産は(職場ばらまき用の菓子折り)が定番。ペナントよりもっとお金がかかります。

    今時のぼったくりといえば、バレンタインのチョコだと思います。
    ほとんどパッケージ代で、中味のチョコは同じ値段でもっと多くのチョコが買えます。
    でも需要と供給が成立してるうちは、みんなぼったくりだと認識してないので(利益率の高い良い商売)なんでしょう。

  2. 韓国旅行で大切なのは宿泊先をケチらない事だと思いました。しみじみ・・・
    セキュリティ、清潔さが大事(笑

  3. 韓国の食い詰め強盗は20代  2018/9/22
    韓国人旅行者の来日が1~7月で460万人となって韓国の若者に人気だと言います。
    ニホンを訪れる韓国人のおよそ6割は2~30代若者だと言われてきました。
    ところが韓国の2~30代若者へのアンケートではニホンに旅行で行ったことのあるという若者はわずか7%程度でした。
    これは全体の半分が旅行どころではない非生産人口に分類されることや、軍服務前には海外旅行が制限されるという事情もあります。
    確かなことは、全人口のうちで定職があったり、親が一定以上の収入を持つなど〝一部の者だけがニホンへの旅行を繰り返している〟ということにほかなりません。
    つまり韓国ではニホン旅行が人気っというのはほんの錯視でしかないのです

  4. できれば、1つだけでいいから、エチケットというものを
    身につけてきてください。
    ゴミは道に捨てない。トイレは流す。
    鼻かんだ後のティッシュは屑篭に入れる。
    マックのごみは指示どうりにゴミ箱へー。
    韓国って、イギリス人の女性が書いた、100年前と変わっってないんですね?

  5.  かつて呉善花さんの著書に
    「両親を日本旅行に招いた。旅館でゆっくりくつろいでもらおうと予約していたのだが、両親にそういうと『なんで旅館なんかに泊まらなくちゃならないんだ?お前の家に行ってゆっくりしたいよ』と怪訝な顔をされた。日本は江戸時代の参勤交代やお伊勢参りなどがあって旅の疲れをいやすのに旅館に泊まるというのが当たり前だが、朝鮮半島ではそういう風習がなくて旅館を楽しむという感覚がない。私はそれ以上両親に無理に旅館を勧めず、自宅でゆっくりしてもらった。」
    というエピソードがあった
     韓国では今も日本ほどには「旅館が旅の楽しみの一つ」ではないのかもね
     

    1. >匿名さん

      >韓国では今も日本ほどには「旅館が旅の楽しみの一つ」ではないのかもね

      宿泊施設が旅の楽しみのひとつという国は、限らせていると思いますよ。
      例えば特殊な山小屋を体験するとか、洞窟の中のホテルとかなら海外にもありますが。

      日本の旅館は(旅の楽しみ)の前に(大昔の治療施設)であったのです。
      火山国の上に暮らしているので、日本中に温泉が存在する。
      医療が発達してない昔は、この温泉が唯一の病院がわりだった。
      昔は不潔、不衛生を原因とする感染症が多く、温泉に入る事で
      不潔、不衛生由来の感染による皮膚病などは治癒できた。
      皮膚病、肩こり、腰痛、婦人病、リウマチ等に温泉は効果があるとして
      温泉に入りにいく事が、旅の目的になっていたのです。
      つまり、観光にいくことが目的ではなく、旅館に泊まる事が旅の主目的
      そもそも江戸時代前まで一般人は旅自体は許可されてなかった。
      日本最古の温泉宿は、705年に創業の甲州西山温泉の「慶雲館」。
      1300年前から続く温泉宿で、武田信玄や徳川家康をはじめとする数々の戦国武将が湯を求めて訪れたとされ、世界最古の宿としてもギネス認定されています。
      世界に2番目で古いのは、石川県粟津温泉旅館「法師」で、こちらは西暦718年創業。慶雲館との差は13年。

      こういった歴史のある温泉宿は、温泉宿そのものが観光の目玉となっています。
      近年では医療が発達したので治療目的で温泉宿を目的に旅をすることはなくなりました。
      が、宿での食事が旅の主目的でもあります。

      外国人で温泉経験のない人に、宿に泊まろうといっても、その魅力は伝わりにくいのはしかたがないと思う。

  6. 本邦では時と場所と時間に応じた振る舞いや服装を指して「TPOをわきまえる」なんて言い回しがありますね。もとは服飾デザイナーさんの言葉で特に服装についていうものでしたが、近頃は商品開発や販売手法といった、もっと広い範囲での状況把握の指針とされてる模様。和製英語。

    こんなんが似てるかなと思うけれど、尊重につながると言われるとピンと来なかったりします。うちはうちでよそはよそや自萌他萎が刻まれているせいだろうか。

  7. シンシアリーさんの言うことは合理ではあるんですが、旅って合理で収まるものですかね。縁日に行って非日常を経験しておみくじやおもちゃの鉄砲、金魚すくいや水風船すくいを楽しんで、屋台で焼きそばやたこ焼きを買うとしましょう。それらのおみくじの景品なんてたかが知れてるもんだしおそらく中国製でしょう。たこ焼きだって普段より値段が張るかもしれない。でもそんなことに気を遣うのは野暮でしょう。旅人は非日常の経験に金を払ってるのでいちいち高いの安いの比べて暮らすのは非日常じゃなくて旅先で日常を味わうという無意味な行為だと思います。

  8. 私が若い頃は東南アジアの物価は日本の十分の1くらいで、バックパックを背負って貧乏旅行を楽しんだりしましたが、価格差の縮んだ今では、そういう楽しみができないんで、今の若い人は気の毒です。そうは言っても、日本を旅行先に選ぶタイプの人は東南アジアには興味がなさそうですが。
    シンシアリーさんは、日本以外の外国旅行は何処に行く派なんですか?

  9. 日本人は「比較的」ものを大事に扱う人が多いので、中古も状態の良いものが少なくないです
    中古車もロシア辺りで人気のようで、その理由が「日本車である事」「状態が良い事」だそうです
    中古のブランドものも海外のバイヤーが買い付けに来ているようですね
    こういう「物を大切にする」心を無くしたくないな、と思います

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