北朝鮮、南北連絡事務所から一方的に撤収

ツイッター経由でいらした方々、コメント欄や「いいね(曇るね)」ボタンが無いなど、スマホやタブレットなどモバイル機器での表示に何か不具合があった場合、リロードされるか、またはここをクリックしてください

 

開城(ケソン)連絡事務所(南北共同連絡事務所)というものがあります。いや、ありました。6ヶ月前にできたこの連絡事務所は、南北が直接連絡できる数少ない道でした。

連絡事務所は、去年4月の文在寅大統領と金正恩委員長の首脳会談で南北が合意した内容です。北朝鮮(開城)にあるものの、韓国と北朝鮮の事務所が同じ建物にあり(フロアは違う)、南北対話の象徴のようなものでした。いわゆる板門店宣言(去年4月南北首脳会談の共同宣言)でちゃんと履行されている数少ない・・というか唯一の?合意事案でもあります。

ですが、北朝鮮がこの南北共同連絡事務所から一方的に撤収しました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<開城南北共同連絡事務所から、開設されてから約6ヶ月ぶりに、北側人員が撤収することになった。北側は22日、「南側事務所の残留は構わない」というメッセージを残したまま、撤収を決定した。

南北連絡事務所は、昨年9月14日開所された。 4・27板門店宣言でムン・ジェイン大統領とキム・ジョンウン国務委員長間の約束に従った措置だった。この事務所のおかげで24時間365日、南北間のコミュニケーションが可能になった。対北朝鮮制裁に違反するかどうかが問題になったりもしたが、総合的な例外を認められた。青瓦台も「韓半島で南北を結ぶ丈夫な橋ができた」と評していた・・>

https://news.v.daum.net/v/20190322164603611?d=y

 

北朝鮮の対南宣伝媒体「メアリ(※やまびこなど音の反響を意味します)」は韓国政府が「仲裁者」を自称していることで、「自分の身の程をわきまえろ。米国の承認と指示なしには何も出来ない南朝鮮当局が、どうやって仲裁やまとめ役を務めるというのか」などと批判しました。記事は、今回の撤収が、そういう流れとも関係しているだろうと指摘しています。

文在寅大統領、いつも平和とか対話とか言ってますが、いざ「対話」関連で出来たことはこの南北共同連絡事務所だけだったのですが・・もうなにもありませんね。

さすがにこの件は「安倍のロビー」のせいには出来ないと思いますが、韓国、どういう反応をするのでしょうか。

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が発売中(2019年2月10日発売)です!韓国には無かった、平等という価値観。それこそが、日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること、皆さんはお気づきでしょうか。

重版が決まりました!

・新刊「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が発売中(2019年3月2日発売)です!姪の病気の話を聞いたときの、私の「中」の動揺と、そのときに、私が思ったこと。その中で気づいたこと、私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、日本に来て私が感じた「神様」関連の話が多くなっています。

・新刊<「徴用工」の悪心>が、発売中です。韓国で言う「強制徴用問題」は、歴史問題ではなく戦後国際秩序の問題であり、善悪論ではなく国際法の合法・違法で語るべき問題であります。韓国のいう良心とは、日本への悪心(害を及ぼす悪しき心)です。ぜひご一読を!

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog