「THAADのせいではない」

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韓国人は、何かの事案に対して、ほとんどの人が、似たような単語を使って、似たような返事をします。韓国社会が、「内容」ではなく、いくつかの特定のキーワードで事案を判断するからです。

これは、「字は読めるのに文章の内容が理解できない」人が多い、群集心理(群衆心理、個人の判断力を失うこと)が強いなどの、韓国社会の特徴とも似ていると思うのですが、どうでしょう。

韓国がいままで中国関連で自慢してきたこと、しかしもう昔話になってしまったこと・・例えば「中国でサムスンのスマホが売れた」、「大勢の中国人観光客が来てくれた」、「中国で韓国文化が大人気」などなどの事案に対しても、同じです。それらが何故「昔」のことになったのかについて、決まって「THAAD」というキーワードだけで、分析を終わらせます。

 

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現代(HYUNDAI)自動車の中国での不振が続いています。車が売れないのはもちろん、工場が閉鎖、現地会社との連帯も怪しくなった、などなど、いいニュースがありません。生産能力を270万台まで上げたのに、その半分も生産していない、とも。中国の自動車市場そのものが一時の勢いを失いつつあつこともあって、もう再起は難しいのではないか、と言われています。中国現地の部品メーカーたちもちゃんと代金がもらえず、倒産のピンチにさらされています。

その理由でも大勢の韓国人が「THAADのせいだ(≒朴槿恵のせいだ)」ということにしていますが、実は、そうではありません。

 

聯合ニュースによると、「パートナー会社の人たちは、現代車が中国で無視されるようになったのは、THAAD配置に起因する韓中対立のせいだけではないと口をそろえた」、と。

彼らが指摘した現代の敗因は、台数です。本社に「◯台売れた」を報告するために、数が売れる安い車、小型乗用車ばかりを現地生産し、他の車は韓国から直輸入して高く売っただけだ、とのことでして。

現地に合ったラインナップやマーケティングを行った日本、ドイツ、そして技術力が向上した中国のメーカーがあるのに、わざわざ現代車を選ぶ理由が無くなったわけです。

https://news.v.daum.net/v/20190323150004808

 

ちょうど3年前、現代車は中国で絶好調で、5つ目の工場を作る、KIA抜きで販売店1000店突破(日本・ドイツメーカーが500~800店)などのニュースで賑わっていました。

https://news.v.daum.net/v/20150323084008990

 

 

 

 

 

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