韓国を離れる「天安艦」生存者たち

北朝鮮の魚雷で爆沈した天安艦の生存者たちが、右派からも左派からも捨てられ、韓国を離れているという内容の記事がありました。

<天安艦の生存将兵58人は外傷後ストレス障害(PTSD)を経ながらも、政府と軍、社会のどこからも、真の慰めと助けを受けることができなかった。保守勢力にとっては利用され、進歩(左派)勢力からは敬遠された。軍隊は彼らに「英雄」という見かけの良い称号をつけた、その後「敗残兵」として扱った。社会的レッテルはなかなか剥がせない。職業軍人になって耐えようとするものの、結局は軍を離れる人もいる。韓国での生活に耐えられず、国を離れた人もいる・・>

http://v.media.daum.net/v/20180716081608122?d=y

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大怪獣グジガ

韓国に伝わる数少ない古代歌謡に「グジガ(亀旨歌)」というのがあります。内容というより解釈がいろいろ面白い作品です。

「亀よ亀よ頭を出せ出さないと焼いて食うぞ」という歌詞で、「龜何龜何 首其現也 若不現也 燔灼而喫也」という漢字表記のものだけが、三国遺事という文献に残っています。

勇気ある朝鮮半島の民族が大怪獣ガメラを退治する内容・・・にも見えますが、実はその解釈にかなり「異見」があります。

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シャーデンフロイデ

最近、韓国のマスコミで「シャーデンフロイデ」という言葉がよく目につきます。これはドイツ語(といっても造語ですが)で、「他人の不幸を見て感じる喜び」のことです。

韓国では、つい3~4日前まで「韓国がドイツに勝った」というのが普通に話題になっていました。そういう記事でよく出てくるのが、「韓国がドイツに勝って、~国の人たちが韓国に感謝している」という内容でした。オランダなど、ドイツに侵略されたことのある国々の人たちが特に喜んだ、とかそういう内容です。

韓国内でも批判的な意見があります。記事にするほど該当国家で話題になっていないというのです。韓国の大手新聞に出てくる「~国が喜んでいる」というソースが、記者の知り合いのSNS、または該当国家では「刺激的な内容を書く」ことで有名な大衆雑誌の記事だったりする、とのことです。

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ゼギしろ

本ブログで扱うネタではないかな・・と思ってスルーしていましたが、最近、韓国某所での「女性による」デモが繰り返されています。

ヌードモデルを盗撮した事件の犯人への処罰が軽すぎるということで始まったデモですが、どうやら「女性は被害者だ」という認識を刺激したらしく、ついに数万人規模のデモになったとか。

韓国で女性たちがいろいろ苦しい立場にあるのは事実ですし、デモの趣旨に関しても本ブログで扱うほどのものではないと思いますが・・そのデモの中で、「文在寅、ゼギして」というスローガンが「嫌悪表現」として問題になっている、とのことでして。

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絶つんだジョーン!

土曜日ですし、軽い(軽くもないですが)テーマを一つ。

本ブログは今まで、韓国人の「情(ジョン)」というのは、一般的な規則(例えば法律)より上位の概念であると書いてきました。それはゴリ押しであり、貸し借りのものである、と。恨(ハン)はナム(他人)に向けるもの、情(ジョン)はウリ(私たち)に向けるもの、なのです。

簡単に言えば、「私たちは友だちだよね!いままで私はあなたを友だちだと思って友情を持って接したよね。だからお金を貸してくれ。例えあなたが銀行から借金して私に貸すことがあっても貸してくれないといけない。私がいままであなたに注いだ友情にそれぐらいの価値はある」というパターンになりがちです。

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謝罪と許し

韓国日報が、「人を許す条件」について記事を書きました。

記事は「上の立場の人の横暴は韓国の伝統だ」という某小説家の言葉(皮肉)を引用しながら、韓国社会では「謝罪するのも、謝罪を受けるのも、許すのも、許されるのも、韓国では本当に見つけるのが難しい」とします。

そして、最後にその謝罪や許しの条件として、こう書いています。

<・・被害者が許す用意ができるまで、続ける謝罪することがその条件だ。光州民主化運動とセウォル号惨事、Metooの犠牲者、加害者には「許しの条件」を適用しましょう。そして被害者が許す準備が整うまで、応援しよう。ホロコースト生存者にドイツがそうしたように。日本軍慰安婦及び強制労働被害生存者たちに日本がそうしないといけないのと同じように>。

http://v.media.daum.net/v/20180705180334199

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「ウリ」に関する1990年の論文から

前にも紹介したことがありますが・・韓国人の心理状態に関して多くの論文を発表した中央大学校の故チェ・サンジン教授が一九九〇年に発表した「ウリ」関連論文を紹介します。

韓国人のウリには次のような特徴を持っている、というものですが、まとめてみます。

・韓国人の言う「ウリ」の特徴は、西洋でいう内集団(個人が所属感を持っている集団)の概念とは異なり、自分自身を集団の中に陥没させる、「脱・自己」で代表される

・西洋人はお互いに分かち合っている(Distributive)共通点から「私たち」を作るが、韓国人の場合、単一体としての(Collective)「私たち」を作る。韓国人の私たち、すなわちウリは、相手の行動を評価する基準にもなる

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個人は民族の所有物?

この前に紹介した「真の韓国人とは」エントリーの続きとなります。

「Comforting an Orphaned Nation(韓国語版タイトルは『海外入養と韓国民族主義』)」のことで、もっと情報を探ってみました。

前のエントリーでも書いていますが、トビアス・フィビネットさんは、韓国のことを「巨大な民族主義だ」と指摘しています。

個人的に注目したのは、本文の(韓国語版の直訳)「属性化」という言葉です。

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