少し前、韓国の外交部長官がドイツに行って、G7がG7はG7をG7で~と話してきたことがあります。このとき、韓国側は「ドイツが韓国のG7参加を歓迎した」と集中的に報道しましたが、それは韓国が望んでいるG7拡大(G11など)ではなく、トランプ大統領が米国でのG7会議に韓国を招待したから、そこに参加するのは歓迎するという意味でした。SBSなど一部のマスコミが事実通りに報道し、袋叩きにされたりもしました。そして、今日、ドイツが詳しくどんな文章を使ったのか、朝鮮日報(週刊朝鮮)が報じました。その文章の単語を、朝鮮日報は『さすがは外交大国ドイツである』と評しています。どんなものなのか、紹介します。
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<・・韓国が期待していたG7拡大話は、ドイツ外務省の関心圏には入ってなかった。会談直後に寄せられた外信を見てみよう。
「ドイツ外務省長官ハイコ・マス(Heiko Maas)は、米国で開かれるG7グループへの韓国の参加を希望する(He was in favor of South Korea’s participation in a possible G7 summit in the United States)」という原文を読みながら(※朝鮮日報の記者さんが)注目した部分は、「favor、participation、in the United States」という単語だ。
好ましいことを意味する「favor」は、「支持(support)」や「同意(agree)」とは意味が違う。良いね悪いねレベルの、感情の意味を表しているだけだ。好ましいが、必ずしも支持や同意をするという意味ではないのだ。
参席・参加と訳する「participation」は、責任や義務などを持たず、主催側が提供した空間に行って自分の席を守るレベルの意味で通用される単語だ。「in the United States」は、今後も続く全てのG7会議ではなく、今年行われる「米国で開催されるG7会議に限って」という意味を含んでいる。さすがは外交大国、ドイツらしい。用意周到に作られた「責任の無い第三者」の立場文に該当する。
6ヶ月ぶりに行われたカン・ギョンファ長官の現地訪問で得た、ドイツ側の反応というのが、この程度のものだ。いくつかのメディアを介して、まるでドイツが韓国のG7拡大加盟の支持を示したかのように報道されているが、中身を覗いてみると、あまりにもみすぼらしく、実に情けない・・(ソース記事:週刊朝鮮、外部リンクにご注意を)>
確かに・・週刊朝鮮の訳が全て正しいなら、韓国には何一つ失礼なことせず、ずいぶんと率直に書いたものですね。外交大国という定義にもいろいろあると思いますが、大したものです。とはいえ、もし相手側が日本だったなら、韓国は今頃『日本が歓迎すると言った!言ってないなんて言わせない!謝罪しろ!』と騒いだでしょうけど。
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