月刊朝鮮、日本の韓国領事館 閉鎖について言及

※初稿のときに題が『韓国の日本領事館』となっていましたが、『日本の韓国領事館』の間違いでした。申し訳ございません※

月刊朝鮮(朝鮮日報の月刊誌)が、日本が在韓領事館を閉鎖する可能性について言及しました。詳しくは、日米の学者が言及した内容を紹介するものとなります。確かにシナリオの1つとしてはありえるけど、なんで急に領事館閉鎖の話が出てきたのか。以下、長いのでさっさと部分引用開始します。

<「常識レベルで、もう一度、振り返ってみましょう。ロシアは中国の、アメリカは日本のモデルです。ロシアの昨日は中国の今日である。米国の今日は日本の明日です」。8月初め、オンライン画像会議で出会った、日本人学者の言葉である。ワシントンでの経験を持つ日本人とアメリカ人を中心とした、10人のデジタル集会であった。この会議で日本人学者は、日韓(韓日)関係の将来について、1つの興味深い展望を出した・・

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

・・「アメリカの駐ヒューストン中国総領事館の閉鎖は、韓日関係のもう一つのモデルになることでしょう。時が来れば、駐日韓国総領事館の閉鎖問題が登場するはずです。総領事館の閉鎖は、大使召喚、外交官追放より、何十倍も攻撃的な外交カードです。国交断絶の直前まで行く、『大使館閉鎖』直前の段階に該当する行為となります。現在、日韓関係は米中関係よりも悪化した状態です。ヒューストン(※中国領事館閉鎖)モデルが、日本にすぐに導入できます」・・

 

・・総領事館の閉鎖は、まだ日本人学者の個人的意見に過ぎない。実際にそのようなことが起こるかどうかは、誰にも分からない。しかし、筆者は、オンライン画像会議に参加した日本人たちとの対話を通じて、現在の日本の知識人社会に流れる雰囲気を感じ取ることができた。

キーワードは「否韓3原則」である。筑波大学教授 古田博司が提唱したもので、韓国には「助けるな、教えるな、関わるな」とする外交原則である。韓国は根本的に日本と他の世界観を持つ国であり、お互いに離れている方が、日本の役に立つという考えだ。もともと日本の学界一部で流れた少数意見だったが、最近になって、日本の主流舞台に登場し、日常化された言葉だ。新聞・放送を見ると、「否韓3原則」、「非韓3原則」という用語でしばしば登場している。

 

韓国ではこれを置いて、日本右翼の「嫌韓の悪あがき」程度のものだと片付けている。しかし、筆者が見るには、「非韓3原則」は右翼の次元を超えて久しい。前述した領事館閉鎖問題も、「非韓3原則」に基づいた積極的な対応にあたる・・

・・2020年、日本の外交は、20世紀の「韓国vs日本」の構図を超えて、「韓国vs日本を含む全世界」という構図の下で行われている。日本が韓日GSOMIAを越え、「(※米英などUKUSA協定に基づき機密情報を共有する5ヶ国、ファイブアイズに、日本を含めての)シックス・アイズ」に進もうとしていることが、その良い例である。一方、日本企業の資産の強制売却に対して「謝罪する安倍像」で精神勝利をとる国が、韓国である(ソース記事:月刊朝鮮、外部リンクにご注意を>

 

 

非韓三原則とか精神勝利とか、見慣れた(?)キーワードが出てきますね。韓国へのアイズ(愛s)は無いのか・・というジョークはともかく、他にも気になる内容があったので、ここは別に引用してみます。

<・・8月初め、日本外務省内の朝鮮半島担当者の人事移動に関する報道があった。既存の『韓国通』ではなく、朝鮮半島とは無関係の西側の専門外交官が朝鮮半島担当者になったというニュースだった。これは今後、韓国に対して特別な感情なしに「事務・法理的・技術的」だけで接することを意味する。隣国だからといって大目で見ることもせず差別もせず、感情を排除したまま法と理性だけで対するということだ。

韓国人の立場から見れば、別に損することのない、当然の方向だと言うかもしれない。しかし、具体的に見ると状況は違う。法の前に、両国のみに通じていた慣行のようなものがある。韓国長官が突然東京に立ち寄った場合、一般人とは他の特別な優遇を準備するなど、そんな慣行のことだ。東京に住んでいる、少なくとも「1万人単位」の韓国人不法滞在者も、突然問題視されることもある。韓国国籍の在日同胞が韓国に送るお金の規模も、徹底的に制御される可能性がある。法と理性で処理する過程で、これまで容認されてきた些細な慣行がすべて消えることもあるのだ・・(同ソース)>

長官が急に来たときのことなら(場合によっては)分かりますが、不法滞在者とかは慣行を語る以前の問題でしょうに。ユニークな記事だったのに、この部分は非常に残念でした。

 

 

 

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・<なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか>は、韓国社会の「借りたお金を返さない」心理と日韓関係の現状の類似点を考察した本となります。

他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。ありがとうございます。

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