結局、日帝残滓ってなに?

今日は、前に持っていた「19の日帝残滓」という本を紹介します。今は持っていません。韓国側のネット、とあるところで、この本の話題(部分引用)を偶然目にして、ああそういえばあったなこんなの、と思い、少し綴ってみます。以下、さすがに詳しく覚えているわけではないので、自分の記憶とネット情報、通販サイトの本の紹介などが頼りです。

この本、随分前に(今調べてみたら2005年発売だそうです)、そこそこ話題になって、新聞広告か何かで知り、ネットで買いました。日帝残滓、日帝残滓と言うけど、詳しく何を日帝残滓と言っているのか、興味があったからです。あのときはまだ私も、『その気になれば韓国の全てを日帝残滓にできる』歪みに、気づいていなかったからです。

 

19の日帝残滓とは、言語、国民学校という呼び方、教育、人名、地名、法学、科学、風水、音楽、風俗(※風習)、美術、政界、史学、仏教、仏教以外の宗教、建築、売春、警察、親日人物です。確か、20人近くの「なんたら専門家」たちが書いた本で、チャプター毎に別の人が書いていました(※国民学校は、韓国では「皇国臣民学校の略だ!」ということで、いまは「初等学校」と名称を変えました)。

基本的には、「美しい私たちの◯◯を壊し、日本が日本の〇〇に塗り替えてしまった」という展開になります。例えば、政界も今の政界のように私利私欲で喧嘩ばかりする政界ではなかったのに、日本のせいでこうなった。警察も市民の味方だったのに、日本のせいで思想の転向を重要視するようになり、暴力を使うようになった。教育も日本が持ち込んだ教育のせいでダメになった。歴史学も植民地近代化論(併合のおかげで近代化できたとする主張)などが根強く残っている。韓国の売春は風流を楽しむものだったのに、日本のせいで性産業になった。そういう主張です。美しい地名も人名も奪われたとかそんな主張もありますが、それは創氏改名なども話もあるけど、いま韓国で人の名前によく使う「字(漢字)」そのものが、日本式だそうです。

 

本ブログ歴(?)が浅い方は「えっ、売春?」と驚かれたことでしょう。でもこれ、韓国では同じ主張をよく目にします。例えば2012年のオーマイニュースも、韓国で売春が流行ったのは日本のせいで、「朝鮮の大金持ちたちに、お金を売春に使うようにし、民族資本が作られるのを防ぐため」、「酒や売春で、民族主義が若い人たちに浸透するのを防ぐため」に、日本が仕掛けた陰謀だと主張しています。

 

書いた人たちは、「これも日本のせいにしよう、あれも日本のせいにしよう!ああ、なんて楽しいんだろう」と思っていたかもしれません。本の最初の部分・・「はじめに」だったか、1章だったかは忘れましたが、『日本が行ったのは、民族抹殺政策だった』とし、日本は基本的に朝鮮半島の全てを破壊しようとした、となっています。各章の主張も、まさにそんな感じでした。

ですが、本を読み終わって(かなり適当に読みました)、私は『これらを全部日帝残滓と言うなら、日帝残滓のおかげで韓国が出来たと言ってもいいじゃないだろうか』と思ったことを、いまでも覚えています。ただ気に入らないもの(暴力警察など)を、全て日本のせいにしているだけ。そう、韓国社会に、韓国の『気に入らないもの』が存在するかぎり、韓国から日帝残滓が消えることはないでしょう。なんでもかんでも日帝残滓とし、清算しようと騒ぐでしょうから。

 

 

 

 

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