韓国の主張する「両非論」の、致命的な二つの問題

両非論(問題の当事者となっている両方に間違いがあるとする主張)そのものは、適切に使うことができれば、悪いものではありません。でも、わざと的外れの方にミスリードしていくための両非論なら、それほど無益なものも他にないでしょう。最近の韓国側の、特に『知識人』とされる人たちの主義主張を読んでいると、日韓両方に問題があるとする両非論主張が増えました。しかし、そこには二つの問題があります。

 

一つは、もっとも核心となる内容がありません。「韓国の最高裁判決が、国際法違反なのか、そうじゃないのか」を意図的に避けて、別の部分での両非論を主張しているためです。この手の主張を読むたび、私は「ああ、『韓国の国際法違反』という事実を隠すために、こうも必死になっているのか」としか思えません。もう一つは、表面的には両非論を主張しながらも、『日本が悪い。でも私たちが我慢してあげよう』とする、明らかな上から目線でできていることです。すなわち、対等な条件での両非論ではありません。今日もそんな記事があったので、紹介します。韓国政府(外交部)認可の社団法人「韓日未来フォーラム」キム・チュンシク理事長の主張、ソウル経済の記事です。引用して終わりにします。

 

<<・・彼(※キム理事長)は今、両国が相手の立場から考えなければならない時だと指摘する。強制徴用被害者の問題については、「韓国は、司法の独自の裁判の結果であり、人権侵害は、1965年の韓日請求権協定を超えたという立場である反面、日本は請求権協定の約束違反であり、国際法違反だと反論する」とし「戦犯企業に賠償しろという私たちの裁判所の判断に対し、安倍晋三前政府は昨年7月、素材・部品・機器の輸出規制をした。それは確かに小物っぽい意地悪だが、国際紛争は、相手方が存在するわけだから、相手の立場で考えなければならない」と強調した。

 

彼は「私たちは、歴史の悔しい記憶のせいで、寝ていても急に起き上がって怒る。一方、日本は、すべての間違いや悪事を封印し、『世の中ってそんなもんだよ。力が正義じゃないか』と妄言をする」、「どちらも正常とは言い難く、未来志向ではない」と指摘した。続いて、「過去の歴史に起因する争いのせいで、第3国が漁夫の利を得るようになるのは、愚かなことだ」と批判した。

 

キム理事長は「日本史には、科擧(※官吏登用試験)を施行したことがない。 1868年明治維新まで、剣で斬るのがうまいだけで村の代表から知事・総理まで選出したと見ていい」とし「そんな気があふれる島国には、天との対話や『理』の発想などがあるはずがない。でも、それでもともに生きていかなければならない」と助言した。外交部認可社団法人である韓日未来フォーラムが韓国と日本の学者、元外交官、ジャーナリスト、専門家などで構成され、過去16年間で約170回の討論会を開催したことも、相互理解の幅を広げるためだと言う・・>>

 

 

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