「国の格」「世界3大イベント」を強調していたセマングム世界スカウト大会、事実上の中断か

2018年12月31日の聯合ニュースの記事を読んでみると、こう書いてあります。「2023セマングム(※大会が開かれる干拓地の名前)第25回世界スカウトジャンボリー大会まで4年残っている。ワールドカップとオリンピックとともに、世界3大イベントに挙げられるほど国際的『地位』が高い大会だ。開催の成功は、大韓民国の国家ブランドを高め、セマングム開発事業を早め、地域開発をリードするものと期待される理由だ。ジャンベリーの成功開催を支援する特別法が制定され、参加者に水準の高い韓流文化をプレゼントする観光コンテンツ開発が本格化するなど、準備作業もスピードを上げている」。

F1が韓国で開催されたときには、多くのメディアが「世界3大イベントはF1だ」と言っていた気もしますが・・そこはともかくして。日本からも大勢のボーイスカウトたちが参加している、韓国セマングムの「ジャンボリー(世界スカウト)大会」。前の文政権から約100億円以上の予算を投入、世界中から4万人以上が参加しましたが、事実上の『中止』のピンチとなりました。ニューシースなどが報じています。イギリスからの参加者がホテルに移動、米国からの参加者も米軍駐屯地へ移動、途中帰宅者続出、スカウト連盟は中止を勧告しました。「暑すぎる」を理由にしていますが、実は衛生的なトイレやゴミ問題、大勢の人を集めるには程遠いインフラ、まわりのコンビニのボッタクリ、運営側の未熟(というか、やる気なし)など複合的な問題でした。<<~>>で引用してみます。

 

<<・・イギリスに続き、米国まで「世界ジャンボリーから撤収の意思を明らかにし、今回の大会は事実上中断のピンチを迎えた。世界スカウト連盟も、イギリスが撤退を決定した後、声明を出してイベントの早期終了を要求した。5日、ニューシースの取材を総合すれば、イギリス・スカウト連盟は前日の4日に声明を通じて「2023セマングム世界スカウト大会」に参加した4000人以上の青少年たちが2日にわたってソウルのホテルに移動すると明らかにした。米国スカウト団も平沢米軍基地内の臨時宿舎に行く予定だという。英国の場合、今大会で最も多い4500人余り、米国は1200人余りが参加している。 前日0時基準、参加人数合計3万9304人のうち約15%を占める・・

 

・・これらの国家が撤収を決定することになった背景は、35度を越える暑さや、トイレ・シャワーなど施設の問題が改善されなかったためだと思われる。3日、1日の参加者のうち、病院の来院者数は1486人で、このうち虫刺され患者が383人、皮膚発疹患者が250人、温熱症状が138人発生した。新型コロナ感染も発生し、28人が確診した。世界ジャンボリー公式SNSには、トイレやシャワー問題や飲み水水の供給問題、高い価格などについて参加者たちのコメントが数百件ずつ上がっている・・・・ベルギーなども、撤収について考慮中だという。一部の国の離脱により、世界のジャンベリーが中断の危機を迎えたが、政府はつい前日まで中断よりも支援を通じて安定的な運営することにしていた(ニューシース)・・>>

 

各国大使館が安全対策を要求し、ユン大統領が直接氷や冷たい水の支給など対策を指示してから、やっとゴミの山が消え、トイレが掃除され、コンビニも価格ももとに戻った、とのことでして。朝鮮日報など複数のメディアが報じています。しかし、「あつかい」の問題は、ボーイスカウトたちだけではありません。ユン大統領が来るという理由で、(ボーイスカウトではなく)歓迎式での演奏などのために集まった小学生~高校生で構成された楽隊もまた、冷房もないテントなどに8時間も待機していた・・とのことでして。こちらはオーマイニュースが報じています。

ジャンボリー組織委員会事務総長は、問題を認めながらも、運営側の問題ではないとしています。AP通信などが報じていますが(韓国側のソースは時事ジャーナル)、「イベントは安全で、他の場所で開催されても同様の状況が発生しただろう」「Kポップイベントで参加者たちが(※嬉しくて)エネルギー を出しすぎたのが、温熱患者発生の原因だ」などと話しています。また、該当地域の道知事は「夜にはうるさいほど笑い声が聞こえる」など、何の問題もなく楽しくやっていると強調したりしました。どういう笑い声だったのか気になります。ホラー映画のようなものだったりして・・ 最後に告知ですが、おかげさまで好評の新刊の一部が、週刊SPAに掲載されました。リンクはヤフー版です。抜粋したものではありますが、よろしければ、ぜひお読みください。

 

 

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