ニュースをいろいろチェックしていたら、日経平均株価が好調だそうです。33年ぶりの高値更新だそうで、すごいことだなと思いました。韓国では朝鮮日報だけが報じていますが(今日の正午時点で)、これでもバブル期に比べるとまだまだ低評価されている可能性がある、とのことでして。株価収益率(PBR)が今は15倍くらいですが、当時は40倍超えていたそうです。なにかあればすぐ「失われた~年」という言葉だけ繰り返す人たちも多いけど、着実に体質改善に取り組んだ結果でありましょう。良い流れを活かし、また続けていくことを願っています。
と、ここからは本題ですが・・同じくニュースチェックにおいて、韓国メディアはほぼ例外なく超高齢社会関連記事を出していました。ニューシースなどによると、70歳人口が、20歳人口を超えたこともありますが、来年2025年、超高齢社会がほぼ確実になった、とのことでして。2015年に発表された統計庁予想では、韓国が高齢化社会(65歳以上人口7%%)になったのが2000年で、高齢社会(14%)になったのが2017年です。日本より7年早かったと言われていました。予想通り韓国が来年に超高齢社会(20%)になると、日本は12年、韓国は約8年かかったことになります。
すでに10年前から、高齢加速度が早すぎる、という指摘はありました。データが公表されたのは2016年ですが、OECDが1993年~2013年の各国の高齢加速度を調べたところ、OECD平均が1.19%、日本が3.12%、ブラジルが3.23%、韓国は4.06%でした(2016年8月13日ヘラルド経済)。しかし、それから少子高齢化はさらに進み、政府機関の予測よりもはやく、来年超高齢社会に入ることになったわけです。ちなみに市道(シ・ド、日本でいう「都道府県」)で見ると、すでに半数以上の市道が超高齢社会(65歳以上人口20%)になっています。前に経済関連エントリーで「低成長時代には、低成長に合わせての戦略が必要になる」と書いたこともありますが、超高齢社会もそれと同じです。それに合わせた政策が必要になるわけですが・・『年金少なくなります』と発表出来る大統領が、果たして出現するのかどうか。以下、ニューシースから<<~>>で引用してみます。
<<・・昨年末基準で韓国の70代以上人口が20代の人口数を初めて上回ったことが分かった。高齢層の人口比重が高まり、2025年には超高齢社会に入る見通しが出た。10日、行政安全部によると、昨年12月31日基準、韓国の住民登録人口は5132万5329人で、前年(5143万9038人)より0.22%(11万3709人)減った。このうち70代以上の人口は631万9402人で、20代(619万7386人)人口より多かった。 70代以上の人口が20代の人口を追い越したのは、住民登録人口統計の集計以来今回が初めてだ。また、65歳以上の高齢人口は前年より5.00%増加した973万人で、全人口の18.96%を占めた。行安部はこのような傾向であれば、2025年に超高齢社会に入ると予想した(※予測結果を出す機関にもよりますが、いままでは『早くても2026年から』としていました)・・
・・すでに17の市道のうち、全羅南道、慶尚北道、全羅北道、江原道、釜山、忠清南道、忠清北道、慶尚南道など8カ所は65歳以上の人口比率がそれぞれ20%を超えて超高齢社会に該当することが分かった。 75ある「市」地域のうち35カ所が超高齢社会、32カ所は高齢社会、8カ所は高齢化社会に該当した。一方、生産年齢人口(15~64歳)は3593万1057人で、前年より0.96%(35万97人)、核心とされる25~49歳は1790万728人で、1.45%(26万3240人)減った。今年に小学校に入学予定の6歳人口も36万4740人で、前年(41万3162人)より11.72%減って最低記録だった・・・・世帯数は2391万4851世代で、前年より0.88%増加した。 しかし、1人世帯が993万5600世代で最大の割合(41.55%)で、平均世帯員数は前年より0.02人減った2.15人を記録した(ニューシース)・・>>
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