ソウル市議会「強制徴用を否定するのは『犯罪』だ」

他の自治体でもそうですが、本ブログではソウル市の反日条例についていくつかのエントリーを書いてきました。以下、ちょっとだけ振り返ってみます。

8月、ソウル市議会ホン・ソンリョン議員(共に民主党)が「ソウル特別市議会親日反民族行為清算特別委員会の構成決議案」と「ソウル特別市親日反民族行為清算支援に関する条例案」及び「ソウル特別教育委員会親日反民族行為清算支援に関する条例案」を発議しました。この条例案には、『親日な人は討論会などに参加させない』という内容が含まれていました。ソース記事URLなどはリンクした過去エントリーに書いてあります。

 

9月、その案の一つが可決され、ソウルの全ての学校で、『帝国主義象徴物』、すなわち旭日旗、及び『それを連想させる目的で作られたもの』が禁止となりました

同じく9月、ソウル市議会では『親日反民族行為清算特別委員会』という組織が活動を開始しました。委員長自ら『被害者の名誉を傷つけるなら、歴史研究・解釈も許さない』、『親日行為とは日帝強占期(※併合時代)に行ったことだけではない。いまも進行中だ』と明らかにしています。これは、『反日や親日などの概念は、過去の日本に限られたものだ』としてきた韓国側の言い訳を、自ら否定するものでもありました。親日とされるなら、併合時代を生きた人だけでなく、いまの研究者、学者だとしても、容赦なく潰すという意味でもあります。関連エントリーはこちらです

 

そして、8月に発議された条例案の一つがまた原案可決されました。本会議は22日ですが、原案のまま可決されたものが本会議で拒否される可能性はほぼありません。案そのものは前から聞いていましたが、関連した議員の演説が実にマスターピースです(良からぬ意味で)。以下、ソウル新聞から部分引用してみます。

<<ソウル市議会、親日反民族行為清算特別委員会(委員長ホン・ソンリョン、以下「反民特別委」)が共同発議した「ソウル特別市親日反民族行為清算支援に関する条例案」が17日開かれたソウル市議会第298回定例会文化体育観光委員会の会議で原案可決された。条例案は、22日に開かれる本会議を通過すれば、公布、すぐに施行される予定である。

条例案は、「親日反民族行為清算」を「日帝強占下反民族行為真相究明に関する特別法』第2条の規定による行為の調査・研究や広報などを通じて・・(中略)・・市長に対し歴史的真実の確認と民族正統性を確保するための親日反民族行為清算支援に関する施策を設け、関連事業を推進するようにすることはもちろん、親日反民族行為と関連した実態調査、親日反民族行為清算支援委員会の設置・運営に関する事項は、関連する省庁・機関との協力体系構築などの内容を盛り込んだ。

 

条例案を共同発議した反民特委ボン・ヤンスン副委員長は、「光復(※解放)直後に構成された反民特委が崩壊して親日勢力清算が未完に終わって、その親日勢力が大韓民国の主導権を掌握する事態となり、私たち民族の精気が正しく確立されず、国家のアイデンティティーが深刻に毀損された」とし、「国内の一部でも、強制徴用関連最高裁判決とは噛み合わない、日本の植民地支配と歴史歪曲に同調し、強制徴用と慰安婦被害者を蔑視する行動まで見せているが、これは3・1運動で建立された大韓民国臨時政府の法統を継承して大韓民国の自主独立を公表した大韓民国憲法に違反する重大な犯罪行為だ」と指摘した・・>>

 

市長に対して、親日清算を強制できることが何よりのポイントになるでしょう。それに、その親日の範囲は、過去だけではありません。「『韓国の』強制徴用や慰安婦たる観点に同調しないものは、犯罪者である」。この一行は、韓国がずっと前から言いたがっていたけど、今までは言えなかったこと。ある意味、韓国の長い宿願だったかもしれません。

 

 

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