韓国政府、ウクライナを批判・・「ロシアへの燃料運送を公開的に取り上げた」ことで

ウクライナと韓国の対立、続報です。ウッカン大戦と呼べば少しは場が和む気もします。で、イギリスのガーディアン紙が「韓国の石油製品、主に軽油(ロシアがもっとも困っているのが軽油だと言われています)がロシアに流れており、影の船団が関わっている。その規模はインドに次ぐ2番目」と報じました。そのことで、ちょうど7日にもお伝えしましたが、ウクライナ側は韓国政府のスタンスを批判しました。「韓国によるロシアへの石油製品の供給は、ウクライナによるロシアの石油精製施設への攻撃で精製量が減少し、ロシアで燃料不足が発生したまさにその時期に始まった」、「韓国からの輸入は、事実上、自国の精製能力を失ったロシアへの一助となった」などです。その件で、今度は韓国政府が「確認もされていない事実をウクライナ側が公開的に取り上げたのは、不適切だ」としました。チャンネルA(7日)、JTBC(7日)など複数のメディアが報じています。もうここまで来ると、言っている内容よりも、「とにかく何かの形で反論をしないといけない」というものすごい「圧」が優先している気もします。以下、<<~>>で引用してみます。

<<・・大統領府、韓国発ロシアへの油類輸送を公開取り上げたウクラ側に「不適切」指摘(※題)。韓国大統領府は、韓国からロシアへ石油製品が輸送された件について、ウクライナ大統領府側が「ロシアの自国の精製能力喪失に伴う影響を相殺する一助となった」と主張したことに対し、遺憾の意を表明しました。大統領府は本日(7日)、ウクライナ大統領府関係者が英紙ガーディアンの報道を引用し、取引主体や原産地、最終購入者などの核心的な事実関係が確認されていない個別の取引を根拠に、「韓国がロシアの燃料不足や精製能力喪失による影響の緩和に寄与し、それによって既存の対ロシア制裁政策に反する行動をとったかのように公に言及したことは、事実と異なり不適切である」と明らかにしました。




最近、英紙ガーディアンは、韓国の複数の港から石油製品を積んだ船舶がロシアへ輸送されたと報じましたが、これについてウクライナ大統領府のウラディスラフ・ウラシュク制裁担当補佐官は現地時間の昨日、「(韓国からの石油)供給は、ウクライナによるロシアの製油施設への攻撃で精製量が減少し、ロシアで燃料不足が発生した時期に始まった」・・・・などと主張しました。これに対し、大統領府は「政府は現在、関係機関を通じて事実関係や輸出管理関連事項を綿密に確認しており、問題が確認されれば必要な措置を講じる予定だ」と説明するとともに、「ウクライナ側も、十分な事実確認なしに韓国の関連政策を歪曲したり、国際的な信頼を損なったりするような公の場での言及を控えるよう求める」と述べました。また、「韓国政府はロシアによるウクライナ侵攻以降、国際社会と緊密に連携し、対ロシア制裁と輸出管理を一貫して履行してきた」とし、「こうした韓国政府の基本姿勢に変わりはない」という断固とした立場も示しました。

国家安保室の関係者は、「ロシア・ウクライナ戦争の勃発後、政府は対ロシア戦略物資の輸出を全面的に不許可とし、戦略物資以外でも軍事転用が可能な1402品目を『状況許可』対象に指定して輸出を管理している」と説明し、「その結果、韓国の対ロシア輸出は2021年の100億ドルから2025年には40億ドルへと大幅に減少した」と述べました。同関係者は、対ロシア輸出の減少に伴う国民や企業の経済的負担があるにもかかわらず、韓国政府が輸出管理を実施したのは、国際社会の平和への取り組みに加わるためであるとも付け加えました・・・・(※第三国への輸出とされているというガーディアン紙の報道内容については)これに対し、韓国の国家安保室は「目的地の虚偽記載の有無などについては、関係当局が事実関係を把握し、国内法違反に当たるかどうかを判断する予定だ」と伝えました(チャンネルA)・・>>




<<・・ウクライナは、ロシアの戦争資金源を断つとして、製油施設を集中的に攻撃しています。【ウラジーミル・プーチン ロシア大統領「ウクライナは我々の製油施設を攻撃し始めました」、「我々の試算では、国内総生産(GDP)の約1%に相当する損失を被りました」】。ロシアで燃料不足が深刻化する中、ウクライナ大統領府の関係者が、韓国がロシアに精製油を供給しているとして公然と批判しました。英紙ガーディアンが「韓国の港を出発したタンカー7隻が、石油製品17万6000トンをロシア極東へ輸送した」と報じると、まるでそれを待ち構えていたかのように、その点を問題視したのです。

燃料不足に苦しむロシアに救いの手を与えたという非難です。キーウ・ポストなどの現地メディアも、「ウクライナ戦争に対する韓国の姿勢に疑問を抱かせるものだ」と論調を強めました。主要な海外メディアや専門家は、ウクライナが韓国の「兵器の直接支援」拒否に対する不満を募らせていたことを表に放出する一方で、捕虜問題や石油輸送を糸口に、韓国を対ロシア・対北朝鮮の圧力戦線へと引き込もうとする外交戦略をとっていると見ています(JTBC)・・>>

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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