在韓米軍司令官の「短刀」発言、日本とフィリピンの急接近、韓国の選択は?

韓国の選択は?より韓国の選択は!(うわあぁ)のほうがよかった気もしますが、そこはともかく。昨日もちょこっとお伝えしましたが、在韓米軍司令官が「韓国は中国へのダガーのようだ」などと発言し、話題になっています。「話題」といっても韓国内の流れ(各メディアの書き方)は、あまり好意的ではありません。いつものことですがダイレクトには書かずに「中国にとって重要な問題」としたり(笑)、「反発が懸念される」とか、そんなところです。一部、左側のマスコミはもっとダイレクトです。あまり紹介しないメディアですが「ミンドゥレ」などは、「主権の問題に関わる発言だ」と強く反発しています。同じ頃、日本はフィリピンとの関係を強化していました。しかし、これが韓国ではほとんど話題にならないでいます。報じられていないというわけではありませんが、完全に「別の世界」の話で、「韓国の役割はなんなのか」などについての議論はまったくありません。

個人的に、米韓は「日米韓」あってこそ正常に機能するものだと思っています。日本が周辺国との関係を強化することは、それすなわち日米「陣営」の動きであるはずで、在韓米軍や米韓同盟関連で様々な問題が提起されている韓国としてはもっと緊張したほうがいい、というかするのが当然、のはずですが。それとも、「外国軍隊」はこの際、韓国以外に移動してほしいと思っているのでしょうか。いわゆる自主派の主張としては。SBS(26日)とニュース1(29日)からそれぞれの記事を引用してみます・・が、記事にはあまり深く書かれていませんが個人的に「この部分が特に気に入らなかったのでは?」と思ったのが、在韓米軍司令官の日本関連発言です。「日本は盾、最後の防衛ライン」「フィリピンに中距離ミサイルあるぞ」などです。見方にもよりますが、「韓国が突っ込んで、とりあえず日本だけは守る」というふうにも見えますので(笑)。以下、<<~>>で引用してみます。




<<・・米国現地時間去る22日米陸軍大学ポッドキャストに出演したジェイビア・ブランソン駐韓米軍司令官。これまで韓国の戦略的重要性を強調し、「地図を中国基準で、逆さまにして見なければならない」という発言をしてきた(※地図を上下逆にしてみると、朝鮮半島が中国に対する戦略に重要だとわかる、という趣旨)ブランソン司令官は、ポッドキャストに出演して対中国において韓国の役割をもっと明らかに強調しました。【ブランソン司令官「中国東部の海岸から外を眺めれば、彼らが見るのはアジアの心臓部に差し込まれた短剣のような存在である韓国です」】。韓国を指して「中国の立場から見ると、アジアの心臓部への短剣」とまで表現したのです。そして、日本は中国の太平洋進出を妨げる盾に例えました。【ブランソン司令官「そして日本があります。一種の盾であり、最後の防衛線のような存在です」】。

フィリピンに配備された米国の中距離ミサイル体系「タイプーン」も取り上げ、「その地域を封じてしまうこともできます」と話しました。地図を回して中国東部の海岸から眺めると、第1列島線の中にある韓国と日本、フィリピンが一つに繋がって機能するという説明です・・・・ブランソン司令官はまた、韓国企業サムスンとの軍通信協力の事実も公開的に言及しました。【ブランソン司令官「私たちは現在、サムスンと共にグレイ・クラウド(gray cloud)インフラを開発しています。通信が遮断されたり性能が低下したりする状況でも、私たちと域内同盟国が互いにコミュニケーションできるようにするためです。今、私たちが使用するアナログ方式の通信方式に基づいて動作します」】。「グレイ・クラウド」は、民間クラウドと軍通信網の中間形態概念であり、有事の際にネットワークの生存性を高めるための分散型通信方式として解釈されます(SBS)・・>>




<<・・日本とフィリピンが、安保と経済部門で協力を拡大することにした。両国は軍事情報保護協定(GSOMIA)交渉とともに、日本の護衛艦移転などを推進しながら中国を牽制する姿だ。NHKによると、高市早苗 日本首相とフェルディナンド・マルコス フィリピン大統領は28日、東京の迎賓館で首脳会談を行い、両国関係を「包括的・戦略的パートナーシップ」に格上げした。両首脳は、安全保障分野で機密性の高い軍事情報をすぐに共有できるように、GSOMIAの公式交渉を開始することに合意した。また、日本が最近、兵器輸出規制を緩め、海上自衛隊の中古護衛艦やレーダーシステムなど防衛装備移転のための協力も加速化することにした。日本は先月「防衛装備前の3原則」と運用指針を改正した。

両国の安保協力強化は南シナ海と東シナ海で中国の軍事化を牽制するためのものと解釈される。高市首相は「安全保障分野と経済分野をはじめ数多くの協力が進んでいるフィリピンは、最も緊密な同志国の一つ」とし「今回両国関係を包括的・戦略的パートナーシップで格上げできるようになったことをとても嬉しく思う」と話した。マルコス大統領も両国関係を包括的・戦略的パートナーシップで格上げしたことについて「時代変化の中で新たな課題と機会に対応していく中、両国関係の強靭さと深さ、そして拡張性を見せるもの」と評価した。また、「GSOMIAの公式交渉を開始することは防衛協力をさらに強化し、規則ベースの海洋秩序を維持するための非常に重要なステップであり、これを通じて両国間の信頼はさらに高まるだろう」と述べた(ニュース1)・・>>  申し訳ありませんがもう少しだけ休みをいただきます。次の更新は31日(日曜日)の11時頃に行います。

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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