「ハンタウィルス」、韓国での状況はどうなのか・・韓国の「漢灘江(ハンタンガン)」が語源

最近、某クルーズ船のことで、ハンタウィルスが話題になっています。とりあえず、感染が広がらずに収まってくれることを願うばかりですが・・これで、韓国でも記事が増えてきました。ソウル経済(4日)などです。これ、韓国で「発見された」ウィルスです。ハンタというのが、韓国の漢灘江(ハンタンガン)が語源です。朝鮮戦争のとき、米軍が感染して知られるようになった、と言われています。ネズミによる感染だとされていますが、韓国・中国では都市部でも結構な数が報告されています。住居環境にもかなりの格差があると言われていますが、それも一因なのでしょうか。ただし、今回クルーズ船で話題になったのとは、ちょっと別のタイプ(韓国の場合、今回のクルーズ船の感染に比べて致命率が高くない)とされています。

南米アルゼンチン周辺のウイルスに関連する「別の事例」であり、韓国の流行とは異なる種類のものだ(同じハンタウイルスでも)、ということです。韓国で流行っているものの場合、特に都市部での感染の場合(同じネズミの排泄物などによる感染だが、農村部と都市部では重症化の比率にかなり差がある)、感染してもそこまで重い症状にはならない、とされています。それでも、都市部の感染でも1%以上の方が亡くなるということですから(季節性インフルエンザの場合は0.1%とされています)、無視できないレベルではあります。軽微、または無症状な場合まで含めると、年数百件が報告されている、とも。特に、まだ治療剤がありません。あくまで報じられている内容そのまま、以下、各メディアから<<~>>で引用してみます。いつものジェミニさんの説明も要約しておきます。また、ジェミニによると、「1984年以降、日本国内で報告された患者発生はありません」、とのことです。




<<・・まだ治療剤もない、「ハンタウイルス」は一体何なのか(※題)。ハンタウイルスとは、韓国「ハンタンガン」で発見された感染症。ハンタウイルスはネズミなど、齧歯類の尿・糞便・唾液または汚染されたほこりを吸入する際に感染するウイルスだ。一般に、ヒトの間での伝播は報告されていない。このウイルスは、1950年代の朝鮮戦争当時、在韓米軍患者事例を通じて国際的に知られるようになり、1976年、韓国の李皓汪博士が背中のアカネズミから原因ウイルスを分離した。以後、ハンタンガンの名にちなんで「ハンタンウイルス(Hantaan virus)」と命名され、現在「ハンタウイルス」として通用される。ハンタウイルス感染は、主に「新症候群出血熱(HFRS)」を誘発する。高熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐で始まり、腎不全、出血、ショックで進行することができる急性疾患で、死亡率は約5~15%水準である。

特に、農村地域のアカネズミから感染するハンタンウイルスは、重症疾患を起こすのに対し、都市地域の家ネズミなどを通じて伝播する感染は、比較的、軽微または無症状の事例が多く、致命率は1~2%水準で知られている。「風邪に似ているが、危険。予防が最善だ」(※見出し) 最近、韓国でもハンタウイルス感染は、数年間、年間で数百件が報告されている。新症候群出血熱は国内で第3級法定感染病に分類され、特に10~12月、秋に集中的に発生する。2020年には江原チョルウォンで陸軍兵士が除草作業の後に感染して亡くなった事件があった。当時、発熱など初期症状があったにもかかわらず、適切な検査と搬送が遅れたという指摘が提起されていた。




世界中で、毎年約15万人の患者が発生すると推定され、米国では1993年以降、2022年までに864件が報告された。ニューメキシコ・コロラドなどで主に発生しており、最近でも小規模感染が続いている。2025年にはハリウッド俳優ジーン・ハクマンの妻がハンタウイルス肺症候群で亡くなった事実が知られ、関心が大きく高まった。専門家たちは「ハンタウイルスは、早期診断を受けると治療が可能な疾患」とし「初期対応が生存率を左右する」と強調する。ただし、現在まで確実な治療剤はなく、入院後のリンゲル注射治療など、保存的治療が行われる。呼吸不全が発生すると人工呼吸器治療、腎不全が伴うと透析が必要になることがある。疾病管理庁は、予防手則として、流行地域(特に10~12月)の山・草原訪問の自制、野鳥の排泄物接触禁止、野外活動後の衣服の洗濯及びシャワー、兵士・農夫・実験室従事者など高リスク群の予防接種などを勧告している(ソウル経済)・・>>

<<・・韓国はハンタウイルスの発見地であり、現在でも毎年数百人の腎症候性出血熱(HFRS)患者が発生する流行地域です。1976年に高麗大学の李皓汪博士らによってアカネズミから病原ウイルスが分離され、1990年からは専用ワクチンも使用されています・・・・毎年数百人の患者が発生しており、中国に次ぐ流行地域の一つです。感染源は、主に韓国の38度線近くに生息するアカネズミ(Apodemus)がウイルスを保有し、その排泄物(尿、便、唾液)から感染します。韓国では1990年に開発された不活化ワクチン「Hantavax」が存在します。ハンタウイルス感染症の概要症状は、高熱、腎機能障害、出血傾向など(腎症候性出血熱)です。感染経路は、ウイルスを含むほこりを吸い込む(吸入)、ネズミに咬まれる、排泄物が傷口から入る、などが挙げられます。なお、2026年5月時点のニュースで報じられているクルーズ船での集団感染は、南米アルゼンチン周辺のウイルスに関連する別の事例であり、韓国の流行とは異なる文脈で報じられています(ジェミニさんの説明(の要約))・・>>

 




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・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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