ゼレンスキー大統領「韓国が送還を要請した」・・北朝鮮兵士の韓国送還の件で

もうすっかり有名なネタになっていますが、韓国政府とウクライナの「謎の対立(普通に考えると、これがここまで対立するような問題なのかが謎です)」。新展開があったので紹介します。朝鮮日報(5日)が、ゼレンスキー大統領が「韓国が北朝鮮兵士(捕虜)の送還を要請した」と話した、と報じました。オリジナルソースは、ロイターと現地メディア、とのことです。李在明大統領がウクライナに対して「公開謝罪しないと追加措置を取る」と話していることに関しては、直接取り上げていませんが、事実上、李大統領の主張を真正面から否定したことになります。記事は「ウクライナは軍事・復興のパートナーとして韓国ではなく日本を選んだのではないか」としていますが、「そんなこと考えていたのか」としか思えず、ちょっと笑ってしまいました。また、デジタルタイムズ(4日)によると、ボフダン・クロテビッチ(ウクライナの国家親衛隊「アゾフ連隊」の参謀長を務めた人です)氏は「韓国はいま、ウクライナを威嚇できる立場ではない」と投稿しました。この件も一緒に紹介します。<<~>>が引用部分です。

<<・・ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は4日(現地時間)、現地記者団に対し、北朝鮮軍捕虜の韓国移送に関連して「韓国が北朝鮮兵士を引き渡すよう要請した」とし、「韓国の憲法によれば、彼らは韓国人でもある」と述べたと、ロイターやススピルネなどの現地メディアが報じた。ゼレンスキー氏の同日の発言は、先月の国連総会演説で北朝鮮軍捕虜の送還事実を初めて公開した後、李在明大統領が「非公開の合意」を破ったと遺憾を表明し、両国関係が悪化する状況の中で出された初の立場表明である。ただ、ゼレンスキー氏は、韓国の李在明大統領が捕虜送還の非公開合意をウクライナが破ったとして抗議した事実には直接言及しなかったとロイターは報じた。




ゼレンスキー氏は、最近ロシアが実戦で活発に運用し始めたジェットエンジン搭載ドローンなどの最新技術を北朝鮮と共有していることも明らかにした。彼は取材陣からロシアが北朝鮮にジェット推進ドローン技術を移転した可能性について質問されると、「そうだ、もちろんだ」と答えた。続いて「彼らは北朝鮮とすべての技術を共有している」とし、「(弾道ミサイルなどどのような技術が共有されたかは)よく分からないが、そう考えている。これは北朝鮮がミサイルで彼らを助けたためだ」と述べた・・・・ゼレンスキー氏は「もしロシアが北朝鮮軍5万人を戦えるように訓練させれば、これは数十万人の北朝鮮軍に知識が共有されることを意味する」とし、「(ウクライナと日本の)協力はこの点で非常に重要であり、これが双方の利益に合致すると考えている」と述べた。

ゼレンスキー氏は北朝鮮軍に関する情報を日本側と共有したとし、「日本は優れた技術を持つ素晴らしい国だが、現代戦の遂行経験が不足しており、これは非常に危険な要素だ」と語った。彼は最近の国連総会で高市早苗首相と首脳会談を行った。日本議員団がキーウを訪問してゼレンスキー氏と会談することもあった。このため、ウクライナが東アジアにおける軍事・復興パートナーとして韓国ではなく日本を選ぶのではないかという観測も出ている(朝鮮日報)・・>>




<<・・ロシアとの戦争でマリウポリの攻防戦を率いたウクライナの元軍指揮官が、北朝鮮軍捕虜2人の韓国移送をめぐる韓国・ウクライナ間の外交的対立に関連し、韓国を公開批判した。ウクライナ軍アゾフ連隊指揮官出身のボフダン・クロテヴィチは2日(現地時間)、X(旧ツイッター)に投稿し、李在明大統領の最近の発言を問題視した。クロテヴィチ氏は「韓国の大統領は誰かを、特にウクライナの大統領を威嚇できる立場にはない」と主張した。彼は韓国の安全保障状況についても「韓国人にとって『戒厳令』という言葉自体が、北朝鮮の実際の軍事行動や挑発の可能性よりも大きな恐怖を与える言葉であることを、想起させてやる」と記した。

続いて「気分を害するつもりはないが、韓国の大統領は自分が話している相手が誰なのか、どのような内容を話しているのかを慎重に考えるべきだ」と主張した。そのうえで、韓国とウクライナの関係に触れ、「もし韓国が攻撃されるようなことになれば、ウクライナが韓国の数少ない本物の同盟国の一つであることを証明する日が来るかもしれない」と明らかにした。クロテヴィチ氏は同盟の意味についても「今日の現実が明確に示しているように、危機において最も重要なのは書類上にしか存在しない同盟ではなく、隣に立ってくれる本物の同盟を持つことだ」と強調した。今回の発言は、北朝鮮軍捕虜の送還をめぐり、韓国とウクライナ政府の間で公開の意見対立が表面化する中で出されたものである(デジタルタイムズ)・・>>

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

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