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昨日(28日)、文在寅大統領は大統領府で開かれた「外国人投資企業招請懇談会」にて、日本と韓国の関係について「経済的交流は政治とは別」、「民間の領域で交流が拡大し、企業間の経済交流が活発になるべき」と話しました。
いわゆる「ツートラック(痛トラック?)」を、また何食わぬ顔で話したわけですが・・
菅義偉官房長官が、この件で「日本政府の基本的な立場は絶対に変わらない」と話しました。受け取り方にもよりますが、ツートラックを全否定したようにも解釈できる発言です。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<日本政府は29日、韓日関係の経済交流と政治は別々でなければならないという趣旨の文在寅大統領の言及について、「日本政府の基本的立場は絶対変わらない」と、韓日請求権協定に基づいて徴用工賠償問題を解決しなければならないという既存の立場を確認した。
日本政府のスポークスマンである菅義偉官房長官は同日の定例ブリーフィングで、文大統領の言及に対する日本政府の立場を問う質問に対し、「徴用工問題と関連し、韓日請求権協定違反の状況が続いていることについて非常に深刻に思っている」とし、韓国政府に請求権協定に基づく協議に応じるように重ね要求していると述べた・・>(聯合ニュースから部分引用)
https://news.v.daum.net/v/20190329172621642?d=y
今まで菅官房長官の韓国関連発言にもいろいろありましたが、個人的には、ここまで「ツートラック」を全面的に否定する趣旨の発言は初めてだった気がします(確かではなく、私が記憶しているかぎりでは、そうです)。
そもそも韓国の言う「ツートラック」というのは、「日本に対してひどいこと色々言いたいけど、損はしたくない」という発想に基づいたものでしかありません。
「反日は過去のものだ」という主張も、実は過去と現在を分けるツートラック戦法です。どう見ても韓国の反日は現在、そして未来に向けてのものですが、それでも「過去のことを言っているだけ」としながら、反論を回避しようとしているわけです。
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