補欠選挙、野党(自由韓国党)が健闘

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昨日、韓国では国会議員補欠選挙がありました。チャンウォン市のソンサン区(昌原市城山区)とトンヨン市コソン郡(統栄市固城郡)になりますが、書きにくいからAとBにします。

で、結果ですが、Aでは正義党が、Bでは自由韓国党が勝利しました。与党の「共に民主党」は、Bでは候補を出しましたが、Aでは候補を出さず、正義党(極左政党です)の候補を支持しました。

https://news.v.daum.net/v/20190404085531218

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

この結果は、「現状維持」です。既存もAは正義党、Bは自由韓国党でした。ただ、強いて言うなら、自由韓国党が健闘したと言えます。

Bで勝利したことを意味するわけではありません。Bはもともと自由韓国党が強い地域で、ここでの韓国党支持は朴槿恵氏の弾劾の後にも揺るがず、今回の選挙でも圧勝(ほぼダブルスコア)でした。

注目すべきは、Aです。負けたとはいえ、45.71%:45.21%で惜敗でした。開票が90%進むまでは、自由韓国党が勝つのではないかと言われるほどでした。

この地域も慶尚南道で、伝統的に左派が強かった地域ではありません。朴槿恵氏の弾劾などで自由韓国党(セヌリ党)の支持率が急落し、その隙を狙って左派が勢力を伸ばした地域です。

そこで自由韓国党がここまで巻き返したというのは、来年4月の国会議員選挙に、相応の希望が見えたとも言えるでしょう。

一番面白い(?)のは、自由韓国党院内代表であるナ・ギョンウォン氏に対する「親日」攻撃があまり効かなかったこと、かもしれません。

 

さて、最悪の結果にはならなかったけど、やはり不安が強くなった共に民主党、そして文在寅大統領。

ナ・ギョンウォン氏曰く「北朝鮮と積弊しか知らない」、文在寅氏。彼としては、何か大きな積弊ネタで頑張るか、それとも金正恩氏のソウル訪問でもお願いするかのどちらかが必要になったわけですが・・何かの秘策はあるのでしょうか。

 

 

 

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