河村建夫 日韓議員連盟幹事長の訪韓が話題です。韓国側の記事は、「日本側(河村建夫さん)が先に要請してきた」、「どんな内容の菅総理のメッセージを持ってきたのか」、「関係改善のきっかけ」などなどの内容がほとんどです。しかし、それ以上に『菅総理が靖国神社に供物を捧げた(真榊を奉納した)』というニュースのほうが盛り上がっており、一部では、『なんで側近が訪韓する日に、靖国神社に供物を捧げたのか』と突っ込む記事もあります。そっち方面の記事を、一つ紹介します。イーデイリーの「菅 靖国神社に奉納した日、韓国を訪問する日本の政治家」です。ものすごい不満そうなオーラが感じられる題ですが、韓国側の記事にしてはそこそこ客観的な内容です。
<超党派の集まりである日韓議員連盟の河村建夫 幹事長が17〜19日の日程で韓国を訪問した。最悪の韓日関係とされる状況では、これを解決するための政治力がこれまで以上に必要な時点だ。しかし、両国ともに一歩も退くことができず、出口戦略を見つけるのは容易ではない。同日、菅義偉総理は太平洋戦争のA級戦犯が合祀された靖国神社に内閣総理大臣の名義で供物を贈った。
17日毎日新聞・TBSニュースなど日本のマスコミでよると、河村幹事長はこの日、韓国を訪問してイ・ナギョン共に民主党代表、韓日連盟連盟会長であるキム・ジンピョなど共に民主党議員たちと面談する予定だ。この日の会談では、韓日関係の最大の懸案である徴用問題などについて意見を交換し、来月の韓日議員連盟の日本訪問スケジュールなどを調整する計画である
これに先立ち、河村幹事長は16日午後、総理官邸を訪れ、菅総理と会い、このような計画を報告したという。菅総理はこの席で「現在の韓日関係は非常に困難な状況である。国内世論も非常に良好ではない」とし「これをどのように打開するのかが非常に重要だ」と明らかにした、と言われている。
菅総理と面談した後、日本の取材陣と会った河村幹事長は「日本政府は、徴用問題などについて韓国が代案を提示するのを待っている状況だ」、「この部分について進展した話があるのか、現在の状況をどのように考えているかどうか、話し合いたい」と述べた。河村幹事長が菅総理の韓日関係改善のための電撃的な提案を持ってきたとは、期待しにくいと言えるだろう・・>
なんでこれで「これでも他よりは客観的」なのかというと、他の記事は(すべての記事がそうではありませんが)『菅総理のメッセージを持ってきただろう。関係改善のきっかけになる』という希望的観測が強いからです。
さて、引用部分でも触れていますが、河村建夫さんの訪韓もそうですが、それ以上に菅総理の真榊奉納が話題になっています。安倍総理が奉納したときには、韓国側のマスコミもそれほど騒ぎませんでしたが・・どうやら、菅総理『も』奉納したという事実が気にいらないようです。共に民主党からは、このような反応です。ここからはMBNの報道(※動画の自動再生にご注意を)です。
<・・外交部は「日本政府と議会指導者たちが、再び(※靖国神社に)供物を奉納したことに深い遺憾を表する」、「新内閣発足を契機に、韓日関係の未来志向発展の要求に応えること」を促しました。このような中で、イ・ナギョン 共に民主党代表は、明日、国会で非公開で河村建夫 日韓議員連盟幹事長と会います。河村幹事長は菅総理の最側近とされる人物で、今回の会合を先に要請したと知られています。共に民主党関係者は「供物奉納など、批判すべきことは批判しなければならない」とし「来たがる人を来るなと言うわけにはいかない」と述べた・・>
メッセージと言われましても、「ボールは韓国側にある」程度のものでしょう。しかし、昨日「側近」という引用部分に「側近とは思えない」とするコメントが結構ありましたが・・今日のMBNでは、なんと「最側近」になっています。いつのまにランクが上がったのでしょうか。
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