韓国W杯1次リーグ敗退、大統領が「無能な指導者」と言及・・直後に監督が辞任

いろいろ話題のワールドカップですが、なんと韓国の李在明大統領がこのことで「無能な指揮者」「担当省庁に調査を要求した」などとかなり激しい発言をしました。監督だけでなく、協会そのものへの批判だと思われます。韓国の場合は、体育協会に税金が投入されるし、別に政治家たちが何かの考えを言及するのは、「あり」かもしれません。でも、大統領が選手たちに対する労いの言葉はまったく無しに、しかも関連した問題(SNSなどでは、韓国チームだけでなく他国チームの選手にまで攻撃対象が拡大されています)には何も言及しないまま、監督のことを「無能」と言ったり、政府レベルでの協会への調査まで要求したことは、果たして必要だったのでしょうか。韓国らしいといえばそれだけですが。この発言の直後、韓国チームの監督は辞任を表明、その後に実際に辞任しましたが、会見が終わった後にズボンのポケットに手を入れたまま退場して、またもや「真正性が無い」と騒ぎになっています。こういうのもまた、「らしい」と言えるでしょう。

一つ、個人的に指摘したいのは、この件に対する「反応」の差です。日本では、ヤフーなど関連記事のコメントを読んでみると、多くが「これが大統領が言うことか?」と指摘しています。一部の海外記事にも、直接的な書き方はしないものの、「大統領が怒ってからすぐ辞任した」と、ある程度は皮肉の意を込めた書き方のものがあります。でも、韓国の場合、野党側が「一部の有名プレイヤーたちがいても、チーム全体の戦力に問題があった。いまの韓国経済もそうだ」などと、大統領は果たして有能な指導者なのか、という反論はしていますが、「なんでこの件に大統領がそこまでいうのか」という指摘は、私がチェックした情報の中では、ありませんでした。「スポティビニュース」(スポーツTVニュース、29日)が日本側ネットの意見などもまとめて記事にしているので、チョイスしてみます。




で、引用の前に、ちょっと・・なんとなく、大王クジラプロジェクトを思い出します。嗚呼、懐かしや。あれ、結果的に失敗したわけですが、韓国の南東側の海に巨大なガス・油田があるということで、尹錫悦大統領が自ら出てきた、明らかにオーバーな発表をしました。結局、今回、李大統領が前に出たのも、当時、尹大統領が前に出たのも、結局は同じこと・・支持率のための行動ではないのでしょうか。結局は、「こう言えば受けるだろう」、と。以下、<<~>>が引用部分になります。大統領まで出てきたのかと日本列島がびっくりしている、という題ですが・・びっくりのベクトルがちょっと違う気もします。

<<・・「韓国大統領まで憤慨した」日本列島も仰天…国家元首の公開指摘に「理解はできる」vs「まず選手を激励すべきだった」と甲論乙駁(※題)。韓国の北中米ワールドカップグループステージ敗退に関する李在明大統領の発言が日本でも話題となっている。共感を示す意見がある一方で、一部の日本のファンからは、発言の趣旨には理解を示しつつも「国家指導者による公開批判は不適切だ」という意見も上がっている。韓国の北中米ワールドカップグループステージ敗退に関する李在明大統領の発言が、日本でも話題を集めている。共感を表明する意見がある一方で、一部の日本のファンは、発言の趣旨には同意するものの、国家指導者が公に批判することは不適切だという意見を口にした。日本の「東京スポーツ」は29日、「北中米大会のグループステージで苦杯をなめた韓国の李在明大統領の発言が、日本でも少なからぬ注目を集めている」と報じた(スポティビ)・・>>




ここからは記事で紹介している日本側の報道内容ですが、私が自分で読んだかぎりだと、李大統領に批判的な意見のほうがもっと多かったと思います。私が読んだ分だけそうだった可能性もありますが。以下、まとめです。李大統領の発言内容から。

* 「予想外の結果に、当惑を通り越して呆然としている」/ 「国民を虚脱にさせた今回のワールドカップ・トーナメント進出失敗は、組織と人事の失敗によるものとみられる」/ 「能力よりも『身内(原文ではネピョン、すなわちウリ側の人)』かどうかを重視し、無能な人物を指揮官に選べば、結果がどうなるかは火を見るより明らかだ」

(日本国内の反応)* 「韓国の大統領まで自国のサッカー協会を批判している」
* 「ある程度は理解できる反応だ」
* 「韓国の大統領がひどく怒っている」

* 「少し厳しすぎる。スポーツを何だと思っているのか」
* 「大統領であれば、まずは選手たちとチームを激励すべきだ」
* 「国家の指導者がすべき発言ではないと思う」
* 「最後まで戦った監督と選手たちを、まず労うべきだった」
* 「このような発言が、国民的な非難や集団的な攻撃につながる恐れもある」

で、ここからは告知・・こういう告知が多すぎで恐縮ですが・・明日と明後日、茨城県に行ってくることになりました。これから2日間休みを頂いて、次の更新は2日(木曜日)の11時頃になります。それからはいつもどおりの更新ペースに戻せるよう頑張ります。

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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