日本政府、日韓局長級協議で竹島問題に言及・・韓国紙『異例のこと』

日韓局長級協議。一時は、韓国側では結構大きな話題でした。「冷遇された」と報道されるときもあれば、日本側がお辞儀しただけで「頭を下げて丁重に挨拶した」と記事になるときもありました。でも、それから何の進展もなく、「話し合いを続けていく」という形だけを残しています。ただ、昨日開かれた日韓局長級協議で、いつもと違うことが一つだけありました。日本側が、竹島問題を議題にしたのです。いままで日韓局長級は、慰安婦問題や旧朝鮮半島出身労働者問題は議題だったけど、竹島問題が議題になったのは『異例(ソース記事原文ママ)』です。以下、首都圏地域のローカルメディアOSBの記事です

 

<<過去史葛藤を含む韓日懸案解決のために3ヶ月ぶりに再開された局長級協議で、日本政府が異例なことに独島(※竹島)領有権まで言及した事実が確認されました。船越 日本外務省アジア大洋州局長は16日、東京で開かれたイ・サンリョル外交部アジア太平洋局長との協議で、「竹島は日本の領土」という主張を議題に上程しました。これまで韓日局長級協議では、強制徴用(※旧朝鮮半島出身労働者)や慰安婦被害者問題などの過去の歴史、福島汚染水(※処理水)海上放流などの緊急の課題が主に議論されてきました>>

 

KBSの記事でもう少し詳しく見てみますと、こうなっています。<<・・イ局長は協議で強制徴用と日本軍慰安婦(※慰安婦)被害者問題に対する韓国政府の立場と、被害者・支援団体側との疎通の努力を説明しました。それとともに、各種ハイレベルの交流を用いて、将来の懸案を解決するための双方間の協議を加速する必要があると強調しました。また、福島原発の汚染水処理の問題だけでなく、最近、日本政府が教科書で従軍慰安婦と強制連行という表現を使わないように、出版社側の内容変更申請を承認したことについても懸念を伝えました。

これに対して船越局長は、日本政府の立場を説明したと、外交部は明らかにしました。協議で船越局長は、日本の竹島領有権主張を再び提起したと伝えられましたが、これに対してイ局長は独島に対する日本のいかなる主張も受容できないと明らかにしたと、外交部は説明しました。イ局長はまた、コロナ19状況でも一定の条件の下で企業と留学生などの往来が自由でなければならないと、日本側が可能な措置を早急に設ける必要があるとも言いました・・>>

この「日本の立場を説明した」は、協議があるたびに出てくるマニュアルなフレーズです(日本側の説明は、こうして一行でまとめます)。

 

韓国側は「なんで日韓局長級協議で竹島を言うのか(汗)」な雰囲気ですが、逆に、なんで今まで言わなかったのでしょう。個人的な考えですが、現状の日韓局長級協議は、「話し合いを続けるとしながらも、現状では何一つ解決しそうにない」を再確認するためのものだと思っています。韓国側は最新の話(従軍削除など)まで持ち出して抗議しています。日本もまた日本として、「解決のためではなく、問題提起のため」の場として、局長級協議を活用するのもいいでしょう。

拉致被害者問題や北朝鮮人権問題での強力の話(韓国政府は嫌がるだろうけど、表面的には同意するしかない)、竹島の話、レーダー照射問題、GSOMIA延長問題、『ネタ』はいろいろあるでしょう。そのどれもが、説得力のある議題です。議題にする十分な意味を持っています。

そういう問題を取り上げ、『韓国が抗議すると日本が反論する』ではなく、『日本が抗議、韓国が反論(?)』の流れを作るべきでしょう。「話し合いは続けるけど、どうも解決しそうにない。ほら、そういう関係ですよ私たちは」と再確認すること。これはこれで必要でしょう。

そういう意味だと、今回竹島を議題にしたのは、良い判断だったと思います。

 

 

 

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