韓国次期政府(引受委員会)、K防疫を公式に「失敗」と結論・・国務総理は未だ『失敗と言ってはならない』

多くの話題(色んな意味で)を提供してくれたK防疫ですが、次期韓国政府(大統領職引受委員会)によって『失敗した防疫』と結論付けられました。一応、公式に「失敗」とされたことになります。いまさらですが、あのK防疫大騒動はいったい何だったんだ・・としか思えません。『何だったんだ』においては、あの朝鮮半島平和プロセスに匹敵するかもしれません。

「失敗」というのは私が書いたのではなく、引受委員会が報告でそう言っています。社会福祉文化関連での業務報告があって、そこで文在寅政府の防疫政策、いわゆるK防疫に関する話もありましたが、ソウル経済の報道によると、そこで引受委員会は『失敗』と言い切っています。「現政府は専門家の意見を広く採用せず、科学より政治を優先して、(防疫)政策を一貫性なく推進した」、「これが、結果的に、防疫政策の失敗の要因として作用した」、と。専門家の意見が重視されるコントロールタワー整備を注文した・・とも。もう少し引用(<<~>>部分)してみます。

 

<<尹錫悦大統領職引受委員会が28日、新型コロナ防疫政策のコントロールタワーである疾病管理庁中央事故収拾本部及び防疫対策本部から業務報告を受け、「文在寅政府の政策に対する冷徹な評価と徹底した反省に基づいて実質的な改善案が必要だと叱責した・・(※重複する内容省略します)・・引受委は、在宅治療という名目で患者が事実上、自宅で放置されていることを指摘し、治療剤と対面診療機会を十分に拡充するなど、医療システム改善案を設けるよう要請した。

引受委は「感染病対応分野は政治ではなく科学的根拠と専門家中心、疎通および国民の利益を最優先する尹政府の哲学がよく現れる分野」とし「当選者の国政哲学と公約を反映した国政課題を選定して履行計画を発展させていく予定だ」と説明した>>

 

その翌日である今日、金富謙(キムブギョム)国務総理が、引受委員会を名指しはしてないものの、いつもの『失敗だと言ってはならない。K防疫を失敗だと言うのは国民全員を侮○することだ』と主張しました。ここからは聯合ニュースです。 <<キムブギョム総理が29日、最近、オミクロンの確診者拡散で「K防疫が失敗した」という批判が出てくることに対して、「国民に対する○辱だ」と積極的に反論した・・

・・金総理はこの日、ソウル中区大韓商工会議所で開かれた「商工の日」記念式に出席し、「今は確診者数が世界中で一番多いが、それはどの国でも経験しなければならないことだったし、私たちはその拡散が最も遅く来た」としながら、このように明らかにした。彼は「新型コロナという、実体をよく知らない病が全世界を回り、最も重要なのはその拡散の速度を遅らせることだ」とし「私たちはその拡散の速度を世界で最も遅らせることができた。だから今、亡くなる方の比率も他国の10分の1ではないか」とした。それと共に「今の確診者数だけで『防疫の失敗』という言葉を使うのは、国民を侮○する言葉だ。だから容認することなどできない」と付け加えた・・>>

 

いわゆる3T(徹底したPCR検査、追跡、隔離入院治療)、この路線を廃止した時点で、まず文政府自らK防疫が失敗した・・というか『もう通用しなくなった』と認めたようなものでしょう。新型コロナ感染が広がり、もう「ゼロコロナもどき」ではどうにもならないという専門家の意見が出たとき、政府はそれでもK防疫にこだわりました。『いままでは何とかなったけど、これ以上はK防疫では無理だ』と率直に言って、路線変更を公認しておけば、混乱も少なかったことでしょう。最後の最後まで『失敗と言ってはならない』という無茶を言い、まだピークも来る前から、大統領選挙前になって緩和、緩和と急な路線変更。これじゃ、科学的ではないと言われて仕方ないことです。本当にいまさら、ですけど。なんだったのでしょうね、K防疫。一時は『日本に勝った』の象徴、まさに聖なる勇者の名前のような感じでしたが。

 

 

サブブログに桜の写真を載せましたので、よろしければ御覧ください。隅田川周辺の桜並木で撮った写真となります。また、最近、「クラウドフレア(CDN会社)」と本来のサーバーの間での520エラーが増えてきました。私の環境だと再読み込みでなんとかなりますが、さすがに気になって、サーバー側に問い合わせております。読者の皆様には迷惑をおかけしますが、もう少し時間をかけたいと思います。今まで、ちょっと色んなことがあって・・本ブログには元サーバー保護のためCDNが必要です。ご理解お願いします。

 

・以下、お知らせ・拙著のご紹介などです
エントリーにコメントをされる方、またはコメントを読まれる方は、こちらのコメントページをご利用ください。シンシアリーの拙著は他にもありますが、他の拙著については、別ページにまとめましたので、ぜひ御覧ください。また、以下、拙著の紹介において『本の題の部分』はアマゾン・アソシエイトですので、ご注意ください。

  ・様のおかげで、韓国に蔓延する、新しい、そして歪んだ対日観、『卑日』について考察した新刊が発売中です。卑日>という題です(扶桑社新書、2022年3月2日発売)。最近、韓国で流行っている『地位』『国格』などの言葉と、その裏の意味。K防疫や終戦宣言なども含め、なぜ今韓国に『卑』が必要なのかを考察、率直に書きました。ぜひ、ご一読を。 ・新刊<文在寅政権最後の暴走>が発売中です。文政権においての日韓関係とは。文政権の考える『まともな国』とは。まともな南北、対日、対米、対中関係とは。それらはどういうもので、どう失敗したのか。そんな内容の本です。 ・刊として、自分なりの『日本語』本<日本語の行間~韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書)>も発売中です。 ・ブログのプライバシーポリシーはこちらになります。・ンシアリーはツイッターを利用しています。99%更新告知ですが、たまに旅行先の写真とか載せますので、よかったら覗いてみてください。 ・ログ本題とは離れますが、たまに『レナスレ』といってドール写真のエントリーがあります。『レナスレ』と明記しておりますので、興味のある方だけ、見てくだされば幸いです。・れでは、またお会いできますように。読んでくださってありがとうございます。書きたいことが書けて、幸せです。