報告が遅くなりましたが、今朝・・というか昨日の夜遅く、緊急サーバーメンテナンスがありました。10分~20分くらいはアクセス出来ない時間があった、とのことです。大変失礼しました。で、CPTPP関連のニュースがあったので取り上げてみます。ファイナンシャルニュース、マネートゥデイ(共に7日)などによると、農民団体が公開的に反対表明しました、とのことです。水産物関連をはじめ、いろいろと問題があるはずですが、農民団体まで動いて、韓国政府としては大変困る展開になった・・というか、予想通りの展開です。実は、韓国政府は6月中には加入を表明すると、日本も反対しないというニュースがありました。
<<韓国政府が、日本が主導する「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP)」への加盟申請方針を固め、今月末の国務会議(閣議に相当)でこれを発表する方向で調整中であると、共同通信が13日に報道しました。韓日の外交消息筋によると、韓国が今月末にCPTPP加盟申請を発表すれば、加盟国の拡大を推進している日本はこれを支持する見通しであるとのことです(KBS6月13日)>>、など。
でも、ただでさえ嘘の塊である水産物輸入問題があるし、今回の反対表明問題もあるし、なにより日本側の動きがこれといって無い(賛成か反対かはともかく、関連した話そのものが出てこない)まま、6月が過ぎてもう7月です。韓国政府は、前政権まで含めていままで何度も加入するとの話がありましたが、実は公式表明や加入申請などはしていません。
基準をクリアーできるのか?という根本的な問題がありますが、そういうの以外だと、やはり中国の影響力が動いている(中国も2021年に加入申請しましたが、それから加入できないでいます)、影響力というか、勝手に中国の顔色を気にして動けないでいるという側面もあるでしょう。日韓経済共同体という話が出ていますが、そういうのも結局、「日中韓」経済がほしいだけでしょう。「安米経中」の新しい形として。さて、7日の両記事を<<~>>で引用してみます。
<<・・韓農協「CPTPP加入推進の中断を求める」(※題)。農産物価格の暴落と農業資材価格の高騰により農業現場の困難が深まる中、政府が割当関税の延長とCPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)への加入議論を続けていることから、農業界が強く反発している。韓国総合農業団体協議会(韓農協)は6日、青瓦台の噴水広場前で「CPTPP加入推進の中断を求め、農産物価格の暴落・農業資材価格の暴騰対策を要求する」記者会見を開き、政府と国会に対し、農業現場の危機に対する根本的な対策作りを求めた。韓農協は、主要な野菜類の価格下落が長期化する一方で、国際情勢の不安定や高ドル・ウォン安の影響により、肥料・農薬・飼料・包装材などの資材価格は依然として高い水準を維持しており、農家の経営が限界に直面していると分析した・・
・・こうした状況下で、政府が食料品の物価安定を理由に割当関税の適用を延長し、CPTPPへの加入議論を継続することは、国内の農産物価格の下落をさらにあおり、農家の所得をより悪化させる結果を招いていると主張した。特に、国内の農業基盤が揺らぐ中で輸入拡大政策が繰り返された場合、農家経営はもちろんのこと、国家の食糧安全保障まで脅かされかねないと懸念を示した・・・・韓農協常任代表は、「国民の食の安定を語りながらも、肝心の食料を生産している農業人が政策の優先順位から後回しにされている」と指摘した・・・・「CPTPPは単純な通商協定ではなく、国内の農業基盤と国民の食の安全性まで脅かしかねない重大な事案であるため、加入推進の議論を中断し、農産物価格の安定と農家の経営負担を軽減するための実効性のある対策を早急に講じるべきだ」と述べた(ファイナンシャルニュース)・・>>
<<・・「価格は崩壊、費用は跳ね上がり、崖っぷちの農業界「CPTPP加入を止めよ」」(※題)。農産物価格の暴落と農業資材価格の急騰という「二重苦」に直面している農業界が、政府に対して根本的な価格安定対策と、CPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)への加入推進中断を強く求めた。韓国総合農業団体協議会(韓農協)は最近、ソウルの青瓦台噴水広場前で記者会見を開き、こうした要求を政府に伝えたと7日、明らかにした・・
・・ここにきて政府の輸入農産物拡大政策とCPTPPへの加入議論が再び浮上したことで、農業界の危機感は最高潮に達している。農業人たちは、「農産物を多く輸入すれば国内農業の持続可能性が根底から揺らぎ、これは将来的に国家の食糧安全保障の危機へと繋がる恐れがある」と強調した。韓農協常任代表は、「現在、農業現場は生計の維持すら難しい限界状況にある。政府は物価安定という名目のもとで輸入拡大に依存する政策を直ちに止め、農家所得の安全網(セーフティネット)構築など、実効性のある対策をまず用意すべきだ」と促した(マネートゥデイ)・・>>
ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。
・皆様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)<韓国リベラルの暴走>です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・準新刊は<THE NEW KOREA>(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・既刊、<自民党と韓国>なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・詳しい説明は、固定エントリーをお読みください。・本当にありがとうございます。