石破茂総理とトランプ大統領の日米首脳会談が7日に行われると、NHKなどが報じています。目新しい議題よりは既存のものを再確認する内容になるのではないか、そんな気もします。ただ、石破さんは「都合の良いときに中国にも行きたい」とも話しており、そのスタンスには不安が残ります。聯合ニュース、韓国経済など複数の韓国メディアも報じていますが、その題が「トランプが『私は日本が好きだ』と言った」、「日本の戦略は『LNG買うから、私たちを守って』」など、どうも書き方がスネた子供のようです。そういえば、尹錫悦大統領が就任した直後、バイデン大統領が日本より韓国を先に訪問したと、大騒ぎになったことがありますが・・今回はどうなるのでしょうか。そもそも、いま代行しかいませんが。以下、<<~>>で引用してみます。
<<・・ドナルド・トランプ米大統領と石破茂日本首相が、来週米国ホワイトハウスで日米首脳会談を行う。トランプ大統領は31日(現地時間)午後、ホワイトハウス執務室で記者たちと会って、「来週に彼(石破総理)が私と会話するために(アメリカに)来る予定であり、私はそれを期待している」と明らかにした。トランプ大統領は引き続き「私は日本を大いに尊敬する。日本が好きだ」と執権1期のときに親しく過ごした故・安倍晋三日本首相を言及、「とても近い友人であり、彼に起こったことは最も悲しいことの一つだった」と述べた。トランプ大統領は日米首脳会談の正確な日時を言及しなかったが、共同通信はこの件に精通した情報筋を引用して、2月7日に行われると報道した。
トランプ大統領と石破首相の最初の首脳会談の議題に関して、日本メディアはトランプ大統領が関税や防衛費増額を要求する可能性があるだけに、石破首相が日本企業の米国内雇用創出及び防衛費増額計画を説明する予定だと報じている。また、ジョーバイデン前大統領が許可せず、トランプ大統領も反対意思を明らかにした日本製鉄のUSスチール買収問題、米国産液化天然ガス(LNG)輸入拡大問題などを石破首相が取り上げる可能性もあると見られる。特に日米首脳は、米国の競争国である中国問題、北朝鮮の核・弾道ミサイル問題なども議論すると見られるというのが、日本メディアの見通しだ。日本がトランプ大統領就任後、早急に日米首脳会談を開催したことで、戒厳事態および弾劾政局に混乱が続いている政府の対米首脳外交についての懸念はさらに大きくなった(聯合ニュース)・・>>
<<・・ドナルド・トランプ米大統領と石破茂日本首相が7日(現地時間)、米国ホワイトハウスで初の首脳会談をするものと見られる。石破首相がトランプ大統領の米国優先主義にどのように対応するか関心事だ。韓国にもトランプ政権との関係設定の試金石になると見られる。石破首相は同盟関係にも損益を考えるトランプ大統領との会談で、経済・安保協力方針を確認する一方、防衛費の引き上げと関税賦課などが言及される場合、日本の立場を説得しなければならない課題を抱えることになった。日本メディアは、石破首相が米国産シェールガスの輸入拡大を通じてトランプ大統領と円滑な関係構築を試みると予想した。トランプ大統領は20日に就任演説で「米国は地球上で最も多くの石油とガスを保有している」と強調した。米国内の化石燃料に対して「掘る、また掘る」と増産と輸出拡大を推進する態勢だ。
日本の液化天然ガス(LNG)輸入は2023年基準でオーストラリア(41.6%)、マレーシア(15.6%)、ロシア(9.3%)など3カ国が66.5%を占めた。米国は8.4%で4番目だ。日本経済新聞は「米国からの輸入拡大は日本のエネルギー安全保障の強化にも重要な役割を果たす」と分析した・・・・安倍元首相は、トランプ大統領に会うたびにスライド資料を作り、日米同盟が米国にどれだけ大きな利益になるかを説明した。「定量的貢献」を見せることで安保などの協議を円滑に進めるための戦略だった。石破首相も安倍元首相の戦略を一部踏襲すると思われる。彼はトランプ大統領に日本が防衛費を2027年に国内総生産(GDP)比2%まで増額する予定だという事実を伝え、日本企業の対米投資と雇用創出効果も説明すると見られる。ジョーバイデン前大統領が日本製鉄のUSスチール買収を不許なことについて、再考を要請する可能性もある(韓国経済)・・>>
・・「なぜ」これが米韓首脳が以降の試金石になるのかは書かれていませんが、とりあえずありのまま引用してみました。昨日は、レナと栃木県の湯西川温泉に行って、「湯西川温泉かまくら祭」を見てきました。冬の美しい景色見られて、嬉しい限りです。あそこまで行って温泉につかることができなかったのが心残りです(あとで泊まりに行くかも)。
ここからはいつもの告知ですが、久しぶりに新刊のご紹介です。本当にありがとうございます。新刊は自民党と韓国」という題です。岸田政権・尹政権になってから、「関係改善」という言葉がすべての議論の前提になりました。果たして、本当にそうなのでしょうか。いや、それでいいのでしょうか。じゃ、同じ路線でないのは、たとえばこれから日本政府の路線変更があった場合は、それは「改善」ではないのでしょうか。そんな疑問に対する考えを、自分なりに、自分に率直に書いてみました。リンクなどは以下のお知らせにございます。
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・皆様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2024年12月22日)<自民党と韓国>です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・準新刊(2024年5月2日)は、<Z世代の闇>です。いまの韓国の20代、30代は、どのような世界観の中を生きているのか。前の世代から、なにが受け継がれたのか。そんな考察の本です。・既刊として、<韓国の絶望、日本の希望(扶桑社新書)>も発売中(2023年12月21日)です。「私たち」と「それ以外」、様々な形で出来上がった社会の壁に関する話で、特に合計出生率関連の話が多目になっています。・詳しい説明は、固定エントリーをお読みください。・本当にありがとうございます。