韓国は高市首相の「自由で開かれたインド太平洋」に参加するのか

高市早苗首相が、5月19日から20日まで韓国を訪問する(ことで調整中)というニュースがありました。グーグルのAI「ジェミニ」さんのまとめを私がまとめてみますと、<<・・李在明大統領と首脳会談を行う方向で最終調整しています。シャトル外交の一環として、李氏の故郷である慶尚北道安東市で、エネルギーの安定供給や経済安保協力を確認する見通しです。高市首相の訪韓(2026年5月)の概要は、日程は 2026年5月19日〜20日(調整中)で、場所は 韓国・慶尚北道安東市(李大統領の地元)・・・・その目的は、 李在明大統領との首脳会談、シャトル外交の推進などです。議題は、北朝鮮情勢、エネルギー安全保障、経済安保協力。2025年10月の初会談に続く、未来志向の連携強化など。背景は、 1月に奈良県で行われた会談に続く、相互訪問といったところです(ジェミニさん)・・>>

、とのことです。ちなみに、安東は韓国の儒教思想の中心地とされており、李大統領の故郷です。それっぽい施設も多く、いつだったか、クイーン・エリザベスが訪韓、植樹したことが話題になりました。私も行ってみましたが、これといってなにがいいのかはよく分かりませんでした。で、個人的に気になるのが、ちょうど6日にお伝えした「日本が『自由で開かれたインド太平洋』戦略を本格化している」とする各メディアの報道です。例えば聯合ニュース(5日)は、ゴールデンウィーク中に行われた高市首相の歩みに対し、こう報じています。 <<・・日本のメディアは、米国がイランとの問題に重点を置いて、インド・太平洋に配置した米軍軍事力を中東に配置し、それによって生じた「力の空白」と、これに対する中国リスクを懸念しているという点で、日本とオーストラリアは特に利害関係が一致している。




最近、兵器の輸出を原則的に許容した日本が、ベトナムからオーストラリアに至るまでインド・太平洋主要国と安全保障協力を積極的に拡大し、域内の軍事的な緊張感を高めるのではないかという懸念も、提起されている。一方、インド・太平洋地域で米国の空白を、域内主要国と防衛協力水準を強化して埋めようとする日本政府が、韓国にも参加の意思を打診することも注目される(聯合ニュース)・・>>。 引用部分最後の、「韓国にも参加するように打診するのではないか」という内容が、今回の日米首脳会談で、日本としてはもっとも取り上げたい議題であり、韓国としてはもっとも取り下げたい議題だと言えるでしょう。さすがに会談の内容が全て公開されるとは思えませんが、この内容が議題にならないはずがありません。それが、会談後にどれだけ表明されるのでしょうか。

今までは「化粧品と海苔」でなんとかなった・・としても、高市首相にとって、いよいよ韓国もスタンスをもっとはっきりしないといけない、そんな時期です。実は2025年11月15日「週刊朝鮮」によると、高市首相は日米韓安保協力という言葉をあまり使っていません。<<・・「米韓共助」「米韓コミュニティ」という曖昧な用語に変わっている。加えて、「日米韓三角同盟」という言葉も消えている。基本となる「韓・米」(※の安保協力)という言葉が消えているこの状況で、「韓・米・日」が有効になるはずがないだろう。日本は、韓国外交の過程と結果を綿密に観察している。新任首相 高市早苗の韓国関連発言を見てみよう。10月24日首相就任後、初の国会所信表明演説でのことだ。「日米同盟は外交・安全保障政策の基軸だ・・




・・日米韓、日米フィリピン、日米オーストラリアなど多角的な安全保障協議を深化していくだろう」。「日米韓同盟(※記事では同盟としていますが、日本と韓国は同盟ではないので、一般的に『3角同盟』という言葉を使っていました。最近は、3角同盟という言葉もあまり見当たらず、「安全保障協力」またはそれに準ずる表現が一般的です)」という単語は、高市総理の11月4日国会質疑回答過程で登場する。李在明大統領との首脳会談に言及し、「現在の戦略環境で日韓関係、日米韓連携の重要性に意見が一致した」と話した。筆者(※シンクタンク「パシフィック21」ユミンホ所長)が知る限り、最近、高市首相が公式席上で「日米韓」という言葉を使ったのは、上記の2回がすべてだ(週刊朝鮮)・・>>

さて、今回の日米首脳会談、この話がどんな形で「表明」されるのか。気になるところです。はっきり言って、あまり期待はできませんが。今回も化粧品と海苔だったら、さすがに声出して笑ってしまいそうです。韓国メディアは「シャトル外交だシャトル外交だ」と、その部分だけで結構喜んでいるようですが・・

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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   ・様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)<韓国リベラルの暴走>です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・新刊は<THE NEW KOREA>(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・刊、<自民党と韓国>なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・しい説明は、固定エントリーをお読みください。・当にありがとうございます。