日韓首脳会談、韓国メディアの関連報道に「中国」の字が見えず

トランプ大統領が、中国側から支給されたものは、些細なものまですべてゴミ箱に捨てた・・という報道がありました。盗聴される可能性があるからです。中央日報などが報じています(17日)。これは今回だけではなく、「いつもこうです」、とも。結局、なにを話し合ってもこういう関係であり、むしろその方が自然に見える(?)といったところですが。その後、トランプ大統領は帰国中に飛行機内で高市早苗首相と電話通話しました。そして、その高市首相が訪韓し、19日に日韓首脳会談を行います。高市内閣はすでに対中国牽制のための活発な外交を広げており、6日にもお伝えしましたが一部の韓国メディアも「米国の留守を、日本が埋めるのか」「野心だ(YTN、5日)」などと報じたりしました。こうなると、当然ですが日韓首脳会談で中国関連の話が正式に議論されるはずですが・・日韓首脳会談関連で韓国メディアの記事を見ると、「中東情勢など」の話は無数に出てきますが、中国という字が見当たりません。記事をよく読んでみると、出るには出ますが、どうも二の次な感じでして。聯合ニュース(15日)の記事を一つ引用しますが、どうも「他国の話」な書き方でして。以下、<<~>>で引用してみます。

<<・・15日に中国訪問を終えたトランプ米国大統領が、専用機エアフォース・ワンに搭乗する前に、政府代表団と取材団が中国側から受け取った記念品などすべての物品を回収、廃棄したという。情報流出の可能性を根本的に遮断するための措置だと分析される。ニューヨーク・ポストのホワイトハウス担当記者はこの日、飛行機離陸直前にXに投稿し、「米国の実務チームは、中国側から受け取った出入証、ホワイトハウス職員の臨時携帯電話、代表団バッジなどすべての物品を、エアフォース・ワンに搭乗する前に回収し、階段下のごみ箱に捨てた」と明らかにした。続けて「中国から渡された物品は、どんなものであっても、飛行機への持ち込みが許されない」と付け加えた・・




・・米情報当局はかなり以前から中国を含む競合国が電子機器だけでなく日常物品に追跡機能やモニタリング装置を仕込む可能性があると警告してきた。特に政府や議会関係者が中国を訪問する際に適用されるセキュリティ・ルールは、想像を超えるという。中国国内に滞在する間は、個人のスマホやノートパソコンの使用は制限され、個人情報やクラウドと連動されない、セキュリティ用に初期化された「クリーン・デバイス」のみが使用できる。それでもまた、中国を離れる直前に、空港滑走路で廃棄処分することが基本的な原則となっている。公共WWi-Fiや、充電ポートの使用も、状況によって厳格に制限される。USB充電ケーブルにハッキングチップが仕込まれている可能性もあるため、事前に検証された補助バッテリーと専用ケーブルだけを使う(中央日報)・・>>

<<・・アメリカが中東に気を取られている間に・・日本、「地域の守護者」の野心か(※題)。米国がイランとの問題に重点を置いている間、日本はインド・太平洋主要国家を忙しく歩き回り、軍事・安保協力強化に功を打ちました。高市首相は中国を狙った新外交政策まで発表したが、中国は軍事大国化に帰結しようとしているとし、その動きを批判しました・・・・いわゆる新FOIP、いわゆる、「自由で開かれたインド・太平洋」構想です。高市早苗首相の政治の師である安倍元首相が、10年前、中国を牽制しようと発表したものです。高市首相はベトナムなど開発途上国に防衛装備を拡充する計画を明らかにしました(5日、YTN)・・>>




<<・・李在明大統領は来る19日、故郷の慶北「安東」で高市早苗 日本首相と首脳会談をする。大統領府首席スポークスマンは、高市首相が李大統領に会うために19~20日1泊2日で慶北安東を訪問すると15日明らかにした。両首脳は少人数・拡大首脳会談と、共同言論発表、晩餐、親交日程などを共にする予定だ。今回の訪問は、去る1月、李大統領が高市首相の故郷である日本の奈良県を訪問したことに対する答礼訪問次元だ・・・・今回の首脳会談を控えては、一層複雑に展開されるグローバル情勢を置き、両首脳がどのような議論をするかに視線が集まるものと観測される。2月に勃発したイラン問題が長期化し、ホルムズ海峡封鎖によるサプライチェーン危機が深化する状況だ。14日、ドナルド・トランプ米大統領と習近平中国国家主席が首脳会談をしたが、米中の戦略的緊張を解消したというよりは、両国関係を管理可能な状態に維持することが中心になっているという評価が多い。

ここに、中国が台湾問題について強硬なメッセージを出し、米国はイラン問題で中国の協力を要求するなど、核心懸案をめぐる牽制も続いた。これに、北朝鮮の核問題など朝鮮半島懸案に対する議論はあまり無かったと見られる。したがって、広がる不確実さの中で、自由な通商秩序を守るのに寄与する方案、北東アジアの安全保障を強化する方案などが両首脳が取り上げていくと見られる。首席広報担当者は「両首脳は韓日関係の発展方向について幅広く議論し、経済、社会、国民保護など民生に直結した多様な分野で実質協力を強化する予定」とし「中東情勢を含む地域およびグローバル懸案についても議論する」と明らかにした(聯合ニュース)・・>>

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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