韓国、中国牽制のための多国間共同訓練に艦艇を派遣せず・・米国主導の「パシフィック・ヴァンガード」

さて、分かりやすいというかなんというか、対中国牽制のための多国間共同訓練「パシフィック・ヴァンガード」に、韓国が「事実上」参加しませんでした。一応、将校5人が参加しているものの、艦艇などは派遣していない、とのことです。ちなみに、2019年から普通に参加し、軍艦を派遣してきました。理由は、台風のせいということになっています。開催場所はグアム島周辺です。言うまでもなく日本は普通に参加していて、海上自衛隊からプレス・リリースなども出ています。ソース記事の東亜日報(1日)も、「他の国は艦艇や飛行機などで参加している」としています。グーグルのAIジェミニさんによると、パシフィック・ヴァンガードは、インド太平洋地域で海洋進出を強める中国を牽制するため、米国が主導して実施している多国間共同海上訓練です。訓練の目的と特徴対中牽制: 海洋進出や軍事的な存在感を高める中国の艦隊(特に潜水艦など)を念頭に置いた連携強化が目的です。

参加国は、アメリカ海軍を中心に、日本、オーストラリア、韓国などの海軍が参加してきました。主な内容は、対潜水艦戦訓練、対水上戦訓練、各種戦術訓練などを通じて、参加国間の連携と戦術技量の向上を図ります・・とのこと。ちなみに、この前、米韓共同軍事演習の「フリーダム・シールド」の規模が大幅に縮小されて話題でしたが、記事によると(韓国側は問題ないとしていますが)「軍の首脳部同士で、イザコザがあるのではないか」という疑問も提起されています。フリーダム・シールドが終わった後、パーティ、晩餐会などを開くのが普通ですが、今回は規模を減らして、朝食会で終わったそうです。単にトランプ大統領が費用問題を指摘したからかもしれませんが、それだけだとイザコザに関する疑問が出ることもないでしょう。韓国側は「堅い米韓同盟の意志~」としていますが、ちょっとテンプレ文章を読み上げている感が半端ありません。以下、<<~>>で引用してみます。




<<・・(※昨日お伝えしましたが、日米韓3国共同訓練の「フリーダム・エッジ」は規模を縮小せず普通に行われることで、北朝鮮側は強く批判しているという内容の後に)北朝鮮外務省は談話で、米国務省が最近「北朝鮮の完全な非核化のために専念している」と明らかにしたことと、日米韓3国が7~11日連合訓練「フリーダムエッジ」を実施することにしたことを非難した。ドナルド・トランプ米大統領が米韓連合訓練縮小を指示し、金正恩北朝鮮国務委員長との対話を提案した中、北朝鮮が対米非難談話を出したことを置いて、全面的な米韓・日米韓訓練中断を対話条件に掲げたものだという分析が出ている。一方、韓国海軍は、台風を理由に、米国主導の多国籍海上連合訓練「パシフィックヴァンガード2026」に軍艦派遣を取り消した。パシフィック・ヴァンガードは中国牽制次元で米国が主導する連合訓練で、2019年の初参加以来、韓国海軍がこの訓練に軍艦を派遣しなかったのは、初めてのことだ・・

・・米国が主導する多国籍海上連合訓練「パシフィック・ヴァンガード2026」に、韓国海軍が台風による航海安全問題で軍艦を派遣していないことが、8月31日、分かった。韓国海軍が2019年にこの訓練に初めて参加した後、軍艦を送らなかったのは今年が初めてだ。米7艦隊は8月30日(現地時間)グアムでパシフィック・ヴァンガード開会式を開いた。日本防衛省によると、訓練は今月10日までグアム近くで米国と韓国、日本、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなど6カ国が参加した中で行われる。今年で8回目のパシフィック・ヴァンガードは、米7艦隊主導で対艦・対空・対潜戦などを行う高強度海上訓練で、「自由で開かれたインド太平洋」を強調し、中国牽制の性格が強いという評価を受ける。




韓国海軍は、2019年初参加以来、毎年駆逐艦など戦闘艦を投入してきた。昨年には4400t級艦と海上作戦ヘリコプター、将兵160人余りを派遣した。今年も当初4400t級艦を投入する計画であり、日本防衛省資料にも韓国側の参加戦力が明示されていた。しかし、済州~グアム航路に第18号台風「ソウデル」と第21号台風「アッサーニー」の影響が予想され、計画が変更された。海軍関係者は「移動経路上、相次いで台風発生など気象悪化で航海安全が懸念され、艦艇は参加しないことに決めた」と明らかにした。その代わり、連合参謀団を増援して将校5人が参加している。海軍は今回の決定がドナルド・トランプ米大統領の米韓連合訓練縮小指示とは無関係だと説明した。

韓国を除いた残りの5カ国はすべて艦艇や航空戦力を投入した。日本は駆逐艦 冬月艦と潜水艦一隻、P-1海上哨戒機を、オーストラリアは駆逐艦シドニー艦を派遣した。カナダは護衛艦リザイナ艦、ニュージーランドはP-8A海上哨戒機を送った。米国も軍需支援艦チャールズ・ドルハムとP-8Aを投入した。米側は今回の訓練を同盟・友好国との「相互運用性」を高める核心機会と評価した。一方、今年の米韓定例連合練習「乙支・自由の盾(UFS)」終了後は、通常開かれていた「ビクトリーパーティー」晩餐の代わりに、規模を減らした「チーム・ビルディング」昼食を進行したことが分かった。合同参謀本部(※韓国側)は31日、米韓軍首脳部間のイザコザや、それによる行事の縮小などは事実ではなく、「米韓軍指揮部は堅固な韓米同盟を土台にしっかりした連合防衛態勢を維持していくという意志を再確認した」と明らかにした。今年、UFSはトランプ大統領の指示により当初予定よりも早く終了した(東亜日報)・・>> 次の更新は明日(2日)の11時頃になります。

 




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