米国の封鎖、成功か・・「イランのインフレ70%」、「イランの原油貨物、1件も中国に渡っていない」

あえて本題から離れ、イラン事態についての内容です。イラン問題、個人的に、「そろそろ、兆しだけでいいから終わりが見たい」と思ってしまうこともあります。本当は各問題の解決が重要なのに、とりあえず終わってほしいと思ってしまうわけですから・・これはこれで問題ですが。で、そんなところ、「制裁は失敗したのに、封鎖がかなり効いてる」という記事がありました。英語記事で、ロイター(1日)「Blockade succeeds where sanctions failed as Iran oil exports stall」という記事、そして3日の「US pressure on Iran starting to tell, as sanctions and blockade bite」という記事です。イランのインフレは70%(69.9%)で、イランの平均的な月給が約125ドルなのに、各世帯が生活するには450ドルかかる・・という内容です。今までの制裁に比べて、いま米国がやっている「封鎖」はかなり効いているように見える、とも。それでは、さっそく<<~>>で引用してみます。翻訳はグーグルのAI「ジェミニ」が手伝ってくれました。抜粋しての訳をさらにまとめたものなので、ちょっと繋がらない部分もあります(いつもそうですが)。

<<・・「制裁で失敗した場所で封鎖が成功:イランの石油輸出が停滞」。イランは米国の海上封鎖により、記録上初めて約7週間にわたりホルムズ海峡を通じた意味のある原油輸出を行えていない。これにより、長年の経済制裁でも達成できなかったテヘラン(イラン政府)の主要な外貨獲得源の遮断が現実のものとなっている。イラン原油が制限を受けつつも買い手に届き続けていた過去の制裁キャンペーンとは異なり、今回の封鎖はイラン唯一の主要顧客である中国への新規原油の到達を停止させており、イランの政府財政と外貨準備に対する圧力を強めている。分析会社Kpler、Vortexa、およびTankerTrackers.comなどによると、米国が6ヶ月間に及ぶ紛争の一環として7月14日にイランへの封鎖を再開して以来、イランの原油貨物は1件もホルムズ海峡を通過して中国へ渡っていない。




その結果、イランはアジアにある洋上在庫(フローティング・ストレージ)からしか中国へ原油を販売できず、海峡内部のタンカー内に原油が滞留するため在庫を補充できない状態にある。Vortexaのアナリストであるクレア・ユングマン氏は、「2019年から2020年の『最大限の圧力』制裁のピーク時でさえ、毎月一定のイラン原油がホルムズ海峡を通過していた・・・・輸出の急減はイランの主要な外貨収入源を枯渇させており、政府は支出を賄うために通貨増刷を余儀なくされ、さらなるハイパーインフレを引き起こすリスクがあるとKplerのアナリスト、ホマユン・ファラクシャヒ氏は述べている。国際通貨基金(IMF)の試算によると、今年のイランのインフレ率は約70%に達し、ベネズエラ、スーダンに次いで世界で3番目に高い水準となっている。

TankerTrackers.comの共同創業者サミール・マダニ氏によると、イランは現在、ホルムズ海峡の内部に3,611万バレルの原油を載せた27隻のタンカーを留め置いている。米国の封鎖領域はイランの海岸線全体に及んでいるわけではなく、オマーン湾とアラビア海の間のやや南寄りに位置しており、米海軍の艦艇がイランの港を発着する船舶を検査している。封鎖エリアの外側では、イラン関連の「影の艦隊(暗黒艦隊)」と呼ばれるタンカー数十隻が活動を続けている。ブラックストーン・コンプライアンス・サービスのデイビッド・タネンバウム氏によると、51隻がオマーン湾で待機し、別の81隻がアジアでの配送を行っているかマレーシア沖で待機中であるという。




イラン原油は現在も公開市場で提供されており、中国向けの9月・10月引き渡し分の貨物がオファーされている。しかし、貿易業者らによると、湾外の洋上在庫は新たな供給が届かないため減少しており、利用可能な量は7月や8月よりも少なくなっている。

Vortexaのデータによれば、封鎖線の西側にあるイランの洋上在庫は7月末の3,550万バレルから8月26日には4,170万バレルに増加したが、洋上にあるイラン原油の総量は1億3,500万バレルから1億700万バレルに減少した。「中国は近海に漂っている原油を確保することはできるが、当面はそれが限度だ」とTankerTrackersのマダニ氏は語る。一度売却を終えた空のタンカーは、封鎖のためにイランの港へ戻ることができず、沖合で停泊を余儀なくされている。Vortexaのユングマン氏によると、イランの石油取引に関連して制裁対象となっているタンカー27隻が、バラスト(空荷)状態でスリランカ沖に待機しており、イランへ戻れない状態が続いている(※ここまで1日の記事)・・

・・米国による二次制裁の拡大に伴い、イランは輸入や対外融資に必要な米ドル決済ネットワークから遮断されつつあり、制裁回避ルート(ダミー会社や未登録のタンカー等)の維持費用が高騰している。主要貿易拠点(UAE)の停止:イランの主要な商業・金融ハブであったアラブ首長国連邦(UAE)が8月19日に取引や金融取引の停止を発表し、物流と資金流出入が極めて困難になっている。原油輸出の急減とガソリン不足:米国の封鎖により、イランの原油積み込み量は1年前の1日あたり約170万バレルから約26万バレルへ激減。精製能力の限界から、ガソリンの在庫は残り約2ヶ月分にとどまる。国内経済と市民生活の深刻な打撃:通貨リアルは急落し、年平均インフレ率は69.9%に達している。平均月収(約125ドル)は最低限の世帯支出(約450ドル)の3分の1にも満たず、生活苦が急速に深刻化している(ロイター)・・>> 今日の更新はこれだけです。次の更新は日曜日(6日)の11時頃になります。

 




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