韓国李在明大統領「Aが好きだというのは、Bが嫌いだという意味ではない」

なんか、李在明大統領がシンシアリーのブログみたいなことを言ったので、取り上げてみます。韓国社会について色んなことを書いてきましたが、その中で「極端に対立している両勢力のうち、どちらかを選ぶことで、自分のアイデンティティーを見つける」というのがあります。それを思い出しました。で、なんで急に大統領がジェミョアリーになったのかと言いますと・・この前、確か単独ではなく部分的に取り上げたと記憶していますが、韓国では農地全数調査が行われています。不動産投機の抑制、違法の農地は無いのかなどが目的でしたが、韓国の法律的に見て違法が多すぎで、この政策は李大統領の支持率を下げる一因になっています。まだ調査中ですが、違法が25%軽く超えているとかそんな話もあります。

もちろん、なにかの悪意でそうしている人たちも多いでしょうけど、「農地銀行(日本でいう農地バンクのようなもの)に預ける条件が厳しく、口頭での貸し借りに頼らざるを得なかった」など、朝鮮戦争の後からの時代を考えると、「なんで問題なのか」が本当に分かっていない高齢者も多く、政府も「やるんじゃなかった」モードになっていて、調査の精度や範囲がどんどん縮小されています。その件で、大統領が、「農林部長官が提案した政策です」とSNSに投稿して、問題になりました。責任転嫁じゃないのか、と。で、ここから朝鮮日報(28日)の記事ですが・・大統領が「また」SNSに投稿して、「それは、農林部長官を褒めたのだ。ジャージャー麺が美味しいと言うと、それがちゃんぽんは不味いと言うことになるのか?最小限の報道倫理も無いのか?」と主張しました。




ジャージャー麺がどうとかは、「どちらを褒めると、どちらを嫌いだと言うことになるわけではない」という意味です。で、個人的に、その「Aが好きだと言ったらBが嫌いだということになる」のが社会風潮ではないのか・・そのおかげで大統領になれたのではないか、「そういうの」が民のアイデンティティーであり、なにより(裁判中とかそんなことより)重要だったのではないか、と(右が勝つよりはいい、とかいろいろ)。しかもそれが「だからAがBより『上だ』」ということになってしまうから、尚更問題なわけでして。第三の選択肢Cは、もう長い間、存在せず。ソース記事本文と関係があるような無いような、そんなところですが、以下、<<~>>で引用してみます。

<<・・李在明大統領は、メディアの報道に関し、「最低限の報道倫理を持って書かれたものか疑問だ」「記事を訂正し、謝罪せよ」と述べ、2日続けて強い調子で批判を展開した。全国の農地実態調査の指示を「長官への責任転嫁」と決めつけた報道や、外国人労働者に関する閣議での発言を歪曲した報道を相次いで問題視し、メディアの報道が「『ジャージャー麺を褒めることは、チャンポンを貶めることだ』と言われたような、過去の歪曲の時代に逆戻りしている」と指摘した。また、「ハイブリッド政策の時代において、無責任に批判を浴びせるような報道が国家の発展を阻害している」と述べ、先端産業を育成するため、監査やメディアからの非難というリスクを負ってでも、政府が人工知能(AI)ロボットなどの未完成な試作品を直接買い取る「先導購入」政策を強行する方針を明らかにした。




農地調査を「責任転嫁」と報じられ、「一方的に叩かれろということか」(※見出し)。李大統領は28日、X(旧Twitter)に「『ジャージャー麺を褒めることは、チャンポンを貶めることだ』という時代が到来しつつある」と題する投稿を行い、閣議に関するメディアの報道を批判した。当初は首都圏の投機目的の違法農地について調査を指示していたが、宋美玲 農林畜産食品部長官の提案を受け入れて全国規模に拡大したにもかかわらず、メディアはこれを「長官に責任を押し付けた行為」であるかのように歪曲して報じた、という説明だ。李大統領は、「農地調査は誤ったことではなく、称賛に値する改革措置だ。大統領が公開の会議で直接調査を指示したことは周知の事実であり、たとえ別に提案者がいたとしても、責任が軽減されることはない」とし、「数十年間放置されてきた調査を一斉に行おうという素晴らしい提案をしたのが長官だったため、称賛の意味を込めて『私が指示はしたが、提案してくれたのは長官だ』と明らかにしただけだ」と述べた。

さらに、「長官が提案した事業であることを伝えたところ、これを『責任転嫁』だと非難するメディアがあった」とし、「公開された閣議での発言を実際に確認した上で、最低限の報道倫理を持って書いた記事なのか疑問だ」と指摘した。その上で、「このように事実を歪曲しておきながら、国民と直接対話するSNSをやめるよう強要するのは、殴られても抵抗せずにただ打たれていろと言っているのと同じだ」とし、「『ジャージャー麺を好むことはチャンポンを貶めることだ』と言われ、『大統領を悪く言うのが国民的スポーツ』だったあの頃を思い出す」と語った(朝鮮日報)・・>>

 




ここからはいつもの告知ですが、新刊のご紹介です。いつも、ありがとうございます。今回は、<韓国リベラルの暴走>という、李在明政権関連の本です。新政権での日韓関係について、私が思っていること、彼がいつもつけている国旗バッジの意味、韓国にとっての左派という存在、などなどを、自分自身に率直に書きました。リンクなどは以下のお知らせにございます。

・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです
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