「日本は脅威」が「北朝鮮は脅威」を打ち消している

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最近の韓国の安保は、二つの方向性があると思われます。北朝鮮を韓国の脅威ではないとする方向、日本を韓国の脅威だとする方向。

レーダー照射だけでなく、「日本の軍事大国化~」な記事はまさに「溢れて」いる状態です。

韓国は「日本が韓国を脅威だとすることで軍事大国化を進めている」としていますが、実は韓国が日本を脅威だとすることで、軍事力の強化を『対北朝鮮ではなく、対日本の方に』行うための名分を作ろうとしているわけです。

 

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関連した本も出ているようで、「自衛隊、その強大な軍事力」という本の著者でもある大学教授が、このように話しています。

<・・漢陽大政治外交学部のキム・ギョンミン教授は、巧妙に隠しておいた日本の軍事力の実体を、虫眼鏡で覗く心でデータを探して本書を書いたという。日増しに激しくなる日本と中国の軍備競争に直面した、経済力もない大韓民国が選択できる最小限の防御力は、潜水艦戦力の高度化とミサイルで領土を守る武器体系だと著者は言う>。

https://news.v.daum.net/v/20190103172605113

 

本のテーマが「自衛隊分析」ならともかく、どう聞いても「自衛隊は韓国の脅威だ」とする内容です。ですが、なぜか「韓国の脅威」として北朝鮮の戦力、最悪の軍備拡張である北朝鮮の核武装は言及せず、日本と中国の軍備拡張対策を論じています。「日本は脅威」という考えが、「北朝鮮は脅威」という現実を打ち消しているからでしょう。

いまの韓国の立場からして、対北朝鮮を論じずに対中国を論ずるのはナンセンスです。その逆も然り。

じゃ、この教授が韓国の潜水艦とミサイルを向けるべきはどこだと主張したいのか。それが本のタイトルではないでしょうか。

 

 

 

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