「自信があるから欠礼を犯す」?

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ソウル新聞が、例の読売の報道(5.5km以内の軍用機に火器管制レーダー照射するという件)で、「米国の支持を得るためのものだ」という主張を展開しています。

いわば「日本が韓国パッシングの流れを作り出している」というものですが・・記事から引用してみます。

<最近、日本が韓・米・日の安保協力体制と中国との軍事的関係から韓国を排除しようとする動きをさらに露骨に進めている。

政府関係者は23日、韓国政府が日本の軍用機が韓国艦艇3海里(約5.5㎞)以内に接近すると火器管制レーダーを照射するという軍事的方針を日本政府に伝達したという日本のメディアの報道と関連し、「哨戒機葛藤は韓国が間違っているということを強調し、韓米日同盟で自国に対する米国の支持を得るための戦略だとみられる」と説明した・・

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

・・4月中旬に非公開で進行された韓日実務会議の内容を日本が虚偽で公開したのは、厳重な外交的欠礼とされる。これは、米国との同盟を土台にした日本の外交的自信を示しているという分析が出ている・・>

https://news.v.daum.net/v/20190424033611181?d=y

 

虚偽ではないと韓国国防部も認めたはずですが、いまさら何を言っているのでしょうか。

それに、読み方にもよりますが、「自信があるから欠礼を犯した」ということになりますが・・自信があるのに、なんで欠礼を犯すという考え方になるのでしょうか。

「自信がある」を、「上になった(≒米国という強者とウリの関係にある)」と書き換えると、いかにも韓国的な考え方であることがわかります。上は、下に対して欠礼を犯すこと(そして結果的に下が黙っていること)が、ある種の「力の示し方」すなわち「上下の立場を確実にする方法」になる。それが韓国ですから。

 

その内容を韓国が日本に通知したのは1月のことですが、同じ件で議論になったのは記事で言っている「4月の会議」でのことだと聞いています。確か、4月10日に韓国で行われた非公式協議でした。日本、韓国、そして米国の軍幹部が会っていたし、日本側が「国際法上の根拠がない」と主張して撤回を要請し、韓国側はその場で「撤回できない」としました。それを「日本が米国の支持を得ようとしている」とは、これいかに。

きっと、「韓国が日本パッシングの流れを作ろうとしている」からこそ、「日本が韓国パッシングの流れを作ろうとしている」となるのでしょう。いつものことですが。

 

 

 

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