独立運動家の孫、北朝鮮に越北

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独立運動家の孫(73歳、韓国人)が、越北しました。自分の意志で北朝鮮に入ることを越北といいます。

多くのメディアが「彼を理解すべきだ」というニュアンスでこの件を報道しています。

どういう人物なのか、記事から引用してみます。

 

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<・・対南宣伝媒体「ウリ民族だけで」は、チェ・イングック氏が平壌に「永住」にきたと、越北事実を知らせました。

(チェ・イングクのインタビュー)「民族の正統性が生きている真の祖国、共和国に抱かれ、今、私の心情をどう表現すべきか分かりません」

チェ氏が注目されるのは、彼の屈曲された家族史からです。チェ氏の祖父は、独立運動家チェ・ドンオです。日帝時代、金日成の師匠でもあった彼は、朝鮮戦争の時に越北し、金日成を支援しました。

逆に、父チェ・トクシンは陸軍士官学校校長時代、朴正煕元大統領を教えた縁で、韓国の外交部長官になりました。しかし、維新(※朴正煕大統領の戒厳強化憲法時代のこと)後の政権と離れ、アメリカで生活し、妻と一緒に1986年に子どもだけ残したまま、越北しました・・>

https://news.v.daum.net/v/20190707201203683?d=y

 

記事は、「越北者の息子という理由で就職ができなかった」など、チェ・イングック氏に対してかなり同情的なニュアンスを見せています。

統一部は「把握中」とのこと。

「民族正統性が生きている真の祖国」。韓国(特に左派支持者たち)が目指している民族国家というものがどういう方向性を示すものか、よく現れている一行ではないでしょうか。

 

 

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