朝鮮日報「民政首席の言葉は、大統領の暗黙的同意のもとに書いたもの」

ツイッター経由でいらした方々、コメント欄や「いいね(曇るね)」ボタンが無いなど、スマホやタブレットなどモバイル機器での表示に何か不具合があった場合、ここをクリックしてください

 

最近、本ブログにもいくつかのネタを供給してくれたチョ・グック民政首席。

彼が本ブログよりも多くの更新(SNS投稿、4日間17件)をして反日・・いや抗日を叫んでいることで、右派はもちろん左派も「民政首席がなにやってんだ」な反応を見せています。明らかに左派寄りのコラムニストさえも、チョ首席の「愛国か、利敵か」を「犬語(ゲソリ)にすぎない」と話した、とも。

彼がなぜここまでやっているのかについて、朝鮮日報がちょっとした分析を載せました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

・韓国以外のどこの国にもない「最も過激な大統領府スポークスマン・民政首席を見ている。民政首席としての仕事より反日発言が優先だ。中央日報は「全体主義の復活」と述べた。それは現政権がもっとも嫌いだと言っていたもののはずだ

・「愛国か利敵か」は、明らかに「組分け(※味方と敵を分ける)」だ。無条件でどちらかの道を選べと要求しているにすぎない。感情的な反日を扇動し、政府批判勢力に「親日」の烙印を押す、国民を組分けさせるだけの内容だと中央日報は整理した

 

・チョ首席は「日本と戦え。勝つのだ。チョルジマラ」と言った。日本の極右勢力もこんな表現はしない。中学生レベルのB級語法まで使って無作為に文章を作っている。ひょっとして、大統領府が「恐れて」いるからこんなことも書けるのではないだろうか?

※チョルジマラは「恐れるな」の俗語表現ですが、かなり俗な類で、少なくとも大人が使う言葉ではありません。なんで「日本右翼」が出てくるのかはわかりませんが・・※

・大統領府でも与党でも、チョ首席を止める人はいない。すなわち大統領の「暗黙の同意」があったと見るべきであろう。文大統領の狙いは2つだ。経済や外交での失敗による「与党を審判すべき」とする世論を、「野党の親日を審判すべき」に変えようとしているのだ。もう一つは、反日カードを使って大統領に批判があるかもしれない。だからチョ首席が文大統領の身代わりになっているのだ

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2019/07/22/2019072202080.html

 

慰安婦合意の事実上の破棄宣言(不履行宣言)のときから・・だったと記憶しています。発表などで頻繁に顔を出すカン・ギョンファ外交部長官のことで、私は「大統領は彼女の後ろに隠れているだけだな」と思いました。同じ趣旨をブログに書いたこともあると記憶しています。

特別補佐官だったムン2号(ムン・ジョンイン氏)が米軍関連で言いたい放題だったときにも、私は「どんな反応が返ってくるのか、大統領が特別補佐官に『言わせてみる』のではないか」と思いました。

そして、今度は民政首席に『言わせている』、と。

自分では「私に反日感情は無い」と話している文在寅大統領の、今日この頃です。

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が8月2日発売です!アマゾンなどで予約受付中です。

最近、韓国側から「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。それはただ「用日」として切り捨てればそれでいいのか。もう少し裏側に迫ってみます。

・「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が2019年2月10日から発売中!韓国には無かった、平等という価値観。それこそが、日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること、皆さんはお気づきでしょうか。

・「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が2019年3月2日から発売中です!姪の病気の話を聞いたときの、私の「中」の動揺と、そのときに、私が思ったこと。その中で気づいたこと、私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、日本に来て私が感じた「神様」関連の話が多くなっています。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog