青年の手が真っ白に燃え尽きる

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朝鮮日報に、「青年4人の1人が事実上の白手」という記事がありました。韓国では(働かない人は手が白いから)、ニートなどを「白手(ペクス)」と言います。

『日本』以外が話題にならなくなった」。

韓国の反日には、韓国内の問題を隠したい、すなわち政治的利用という側面もあります。それは、決して反日思想のすべてではありませんが、そういう側面があるのは事実です。どちらかというと、「問題を隠すために反日を作った」のではなく、「総意として存在する反日を、問題を隠すために利用している」と見るべきでしょう。

「政治利用」「選挙対策」「歴史修正」などなど、韓国が日本に対して使っている言葉は、実は韓国自分自身の姿でしかないわけです。

最近の韓国の「抗日ブーム」もまた、「日本(抗日)以外は話題にならなくなった」という側面があるのは、言うまでもありません。特に私が驚いたのは、経済、例えば最低賃金引き上げ問題などが、一気に消えてしまったことです。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・特に、青年層(※15~29歳まで)の体感失業率は過去最高だ。青年層の雇用増加のほとんどが、内実の無い雇用であるという意味だ。体感失業率は失業者、就職意思を持っているけど積極的な就職活動を行わない人、短時間だけ働く勤労者でありながら追加の就業の意思がある人などを全て広い範囲での失業者と見なす概念だ。

7月の青年層の体感失業率は23.8%で、統計を取り始めた2015年以降で最高を記録した。青年の4人に1人が事実上の失業者であり、不安定な職業に就いた青年がそれだけ多いという意味だ。

就職も就職活動もしない非経済活動人口のうち、特別な理由もなく「休んだ」に分類される人も増加するいっぽうで、7月には209万4000人となり、前年同月を20万8000人も上回った。2003年に統計を作成するようになってから最高の値だ。特別な理由もなく「休んだ」青年層の人口も過去最大の37万2000人に達した。過去2年間で10万人も増えた・・>

https://news.v.daum.net/v/20190815031127226

 

 

体感失業率は、実際の失業率と、国民が体感する失業率の差がありすぎで、何年か前から集計するようになりました。

記事で特に興味深かったのは、<・・政府の、税金使いまくり短期雇用政策が労働市場を歪曲し、最近では雇用率と失業率が一緒に上昇する珍現象が現れている・・>の部分でした。普通、雇用率が上がると失業率は下がります。

記事では20~30代の話をしていますし、確かに深刻ですが、個人的に、韓国でもっともダメージを食らっているのは「40代」だと見ています。リンク先は去年8月のものですが、それから続報がありませんね。

 

 

あと、余談ですが、この記事(朝鮮日報)の日本語版、「短時間働き、それ以上就業の意思がない人など」となっていますが、「短時間働き、それ以上の就業の意思が『ある』人など」の間違いだと思われます(8月20日11時30分時点で)。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/08/15/2019081580010.html

 

 

 

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・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog