韓国の大学教授「チョグック事態は日本のせい」

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

昨日もお伝えした、「タマネギ男」ごとチョ・グック氏。

そのチョ・グック氏関連で、「元はと言えば日本のせいだ」という主張があったので、紹介します。

基本的には寄稿で構成されるネットメディア「プレシアン」、慶熙大学校のキム・ミンウン教授の寄稿文です。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・対日外交政策と韓半島の平和政策を再起動し、国民に十分説明して、力を合わせていかなければならない。

振り返ってみると、チョ・グック事態は、韓日関係、そしてそれに伴う私たちの内部の親日残滓勢力、既得権勢力との戦いから始まった。彼ら勢力の敵が誰だったか、明確だったのだ。

ムン・ジェイン大統領はこのような事態を回避方式の確固たる意志と推進力を期待してみる。支持者は今日も緊張して待っている。>

https://news.v.daum.net/v/20190907223853840

 

「なんでそうなる!」と全身全力をツッコミたいところですが・・多分、こういうこと(のよう)です。

チョ・グック氏は明らかに抗日スタンスの人→韓国の既得権益勢力は親日勢力である→彼らがチョ氏を敵視して長官任命を邪魔している→元はと言えば日韓関係のせい

 

チョ・グック氏の長官任命に反対する世論が強く(反対5.5、賛成4.5位)、特に青年層で反対が強いと言われています。娘さんの入試不正疑惑がかなり「効いた」ようでして。

それを「社会的剥奪感」として分析する記事がいくつかあります。社会的剥奪感は韓国人の「恨(ハン)」とも繋がるもので、公正ではない世の中のせいで、自分の正当な権利を、不当な手段を使った誰かに奪われた感覚を意味します。

本寄稿文の教授は、「既得権益勢力がそう見せかけているだけ。剥奪感の問題ではない」としながら、そのための論拠として「既得権益勢力は親日」を主張したわけです。そして、彼らがここまでチョ氏を拒否するのは、日韓関係のためだ、と。

「悪い」の論拠に「親日」というレッテルが使える社会の、今日この頃です。

 

 

 

※新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中です!発売後すぐに重版が続き、情報ライブミヤネ屋でも紹介されるなど、おかげさまで話題になっています。本当にありがとうございます※

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

新刊「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中(8月2日発売)です!

最近、韓国側から「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。それはただ「用日」として切り捨てればそれでいいのか。もう少し裏側に迫ってみます。

・「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が発売中です。日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること。そこには、韓国には無い、平等という価値観がありました。

・「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が発売中です。私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、神様関連の話が多くなっています。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog