日韓外相、会談は実現せず10分間の対話だけ。「克明な温度差」だった模様

ブログ表示に何か不具合があった場合、リロード、またはここをクリックしてください

 

もともとは、今日あたり(スペイン時間で15日~16日あたり)、スペインで開かれているASEM外相会議にて、日韓外相会談が予定されていました。ですが、実現できませんでした。理由は、NHKによると「日程が調整できなかったから」ということになっています(↓引用した部分はありませんが、該当内容の韓国側の記事、1つURLだけリンクしておきます↓)。

https://news.v.daum.net/v/20191215143327068

韓国側の報道では「日本が外交部長官会談を要請してきたが、実現しなかった」ということになっていますが、韓国のポータルサイトで「韓日長官」などで検索して関連ニュースを読んでみると、NHKで「会談が霧散した」と報道した時点でも、カン・ギョンファ外交部長官は「まだ調整中」と話していました。

多分、「日程のせい」というより、会談をするほどの事前調整ができなかったのでしょう。そして、現地時間で15日、茂木外相とカン外交部長官が10分間対話を交わした、とのことです。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・外交部当局者の伝言を考慮すると、カン長官は茂木外相に、戦略物資等を含む韓国政府の輸出管理システムに問題がないことを強調して、今回の政策対話を契機に、日本が輸出規制を撤回しなければならないという立場を伝えたと思われる。

茂木外相の発言は確認されていないが、日本は輸出規制の撤回が今回の対話の主な議題ではない立場を固守している。NHKは前日、今回の対話に臨む日本政府の目的について、韓国側に要求してきた貿易管理関連人員の体制と法制度の改善などを確認するためのものだと指摘した。今回の対話を契機に、日本側の輸出規制措置が早急に撤回されなければならないという韓国政府の立場と、「温度差」が克明に感知される・・>

https://news.v.daum.net/v/20191216092603134

 

通訳の時間まで含めると、10分での話し合いで何か進展があったはずはありません。ソース記事は「略式会同」としていますが、韓国のほとんどのマスコミも「歓談」としています。

「政策対話」というのは多分、今日予定されている局長級対話のことだと思われますが、日本は「輸出管理は議題ではない」としています

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

・新刊「文在寅政権の末路」が、2019年12月27日(アマゾン発売日基準)に発売です!

文在寅政権の現状は何なのか、どこへ向かっているのか、文政権から見た場合、それはそう悪くない末路ではないのか、しかし、大韓民国という立場から見た場合は、どうなのか。あくまで「私」という微力な一人の観点ではあるものの、日本の皆さんに紹介したいと思っている文在寅政権関連の話を、自分自身に率直に書きました。

・「今、韓国で起こっていること 「反日批判」の裏側に迫る」が発売中(2019年8月2日)です!

韓国側からも「反日」を批判する声が上がってきます。それは、反日を批判しているから「親日」なのか?それとも反日の一部にすぎないのか?なんでこのタイミングで反日批判が増えたのか。もう少し裏側に迫ってみます。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog