韓国、警察の「北朝鮮サイト遮断要請」を審議委員会が拒否

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韓国には、放送やネットなどを審議する「放送通信審議委員会」というところがあります。2005年と2012年に親日サイト取り締まりを行ったのも、つい1年前にいわゆる「http遮断」騒ぎを起こしたのも、この放送通信審議委員会です。

ですが、警察が国家保安法違反を理由に遮断要請した北朝鮮のサイト3ヶ所を、この審議委員会が遮断しなかったことがわかりました。その理由は、「違法掲載物がサイト全体の半分にもならないため、遮断するわけにはいかない」です。

以下、文化日報の記事から、部分引用してみます。

 

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<インターネットサイトの違法性を審議し、その内容に応じて制裁もする放送通信審議委員会が、北朝鮮政権の扇動は事実上傍観・幇助している。委員会は、北朝鮮政権サイト3ヶ所に対し、警察庁が要求した国内からの接続遮断を拒否したことが22日に報道された(※朝鮮日報)。文在寅政府の親北基調に合わせたものだと見ざるを得ない。それ以外に何があるのだろうか。

警察庁が国家保安法違反を指摘したサイトは、北朝鮮体制と金日成一家を称賛する文を数十個ずつ掲載している。「キム・ジョンウン同志は、21世紀自主外交の巨匠であり、現在の時代で最も優れた政治指導者」云々し、核・ミサイル挑発で世界を脅迫する世襲独裁者キム・ジョンウンを偶像化する。 「偉大な金日成首領様の心血が込められた社会主義憲法草案は、絶対的なもの」と、北朝鮮全体主義体制も美化する。

 

審議委員会が「国家保安法違反の内容が一部ある」と認めながらも、「不法掲示文が半分以上を占めていないので遮断は出来ないとの決定を下した」と明らかにしたのは、苦しい言い訳にすぎない・・>

https://news.v.daum.net/v/20200122114021489

ちなみに放送通信審議委員会の主張は、民間のHな内容のサイトに対する判例が根拠だそうです。

元ソースになった朝鮮日報の記事によると、脱北者出身のイエラン博士(現・自由統一文化院長)はこう話しています。「北朝鮮は韓国からのすべての情報を遮断しているのに、国家保安法違反に該当するサイトまで、北朝鮮と一部親北性向団体の顔色を気にしてアクセスを許可することが、果たして正常なのか」。

https://news.v.daum.net/v/20200122013707670

 

 

 

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